橋本守容

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橋本 守容(はしもと もりひろ, 1977年2月10日- )は、日本ダーツ・プレイヤーである。177cm、AB型。 日本でのニックネイムはAnnie (アニー) だが、海外ではThe Ogreとなっている。 プロフェッショナル・ダーツ・コーポレイション (PDC) のトーナメントにおける入場曲は、エイドゥリアン・ルーイスと同じく、ペルフェクト・オールスターズのリーチ・アップである。

スティール・ティップ・ダーツでは、村松治樹の方が、実質日本一を決定しているPDC CHALLENGE TOURNAMENTの優勝回数が多く、世界最高峰のトーナメントであるPDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップにおける活躍でも橋本を上回っているものの、2011年のソフト・ティップ・ダーツ・トーナメントであるSUPER DARTS決勝戦 (対戦相手は村松) のポール・リムによる解説では、現時点で日本最強の (ソフト・ティップ・ダーツ・) プレイヤーであり、今までこのようなプレイは見たことがないと評価された。 2012年現在では、スティール・ティップ及びソフト・ティップのどちらも橋本と村松が日本のダーツ・プレイヤーでは上位2名であると、他のプレイヤーからも認識されている。

スティール・ティップ・ダーツでの活躍[編集]

世界的な活躍[編集]

ワールド・チャンピオンシップ[編集]

2010 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップより、日本人プレイヤーに与えられた1つの出場枠は、PDC CHALLENGE TOURNAMENTのチャンピオンが獲得できることとなった。 橋本はこのトーナメントに毎年参加し、全回The Final出場を果たし、3回中1回PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップの出場権を獲得している。

The Finalでは、村松治樹の直接対決が3度あり、結果は1勝2敗となっている。

なお、橋本は、BDO ワールド・プロフェッショナル・ダーツ・チャンピオンシップスの本戦や予選に参加したことはない[1]

2010[編集]

2009 PDC CHALLENGE TOURNAMENTでは、西日本予選を1位で通過したものの、The Finalの決勝において村松治樹に2-6 (レッグズ) で敗れてしまう[2]

2011[編集]

2010 PDC CHALLENGE TOURNAMENTでは、The Finalの決勝戦において星野光正に6-0 (レッグズ) で完封勝ちし、2011 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップの出場権を得た。 この年は、The Finalの準々決勝において、村松治樹に5-3 (レッグズ) で勝利している[3]

このワールド・チャンピオンシップに登場して、瞬く間に彼は人気となり、プレイ中、橋本の入場曲に合わせて彼の名前を連呼するなど、会場は彼を応援し続けた。 結果、橋本は、ラウンド0は通過したものの、ラウンド1でゲリー・アンダースンに1レッグも取れずに完封負けする[4]。 この後、彼がコメントする機会が設けられ、橋本は観客の応援に対する感謝の言葉を英語で述べた。

2012[編集]

2011 PDC CHALLENGE TOURNAMENTでは、先に行われた西日本予選を通過したものの、The Finalの準決勝において、またもや村松に3-5 (レッグズ) で敗退してしまった[5]

2013[編集]

2012 PDC CHALLENGE TOURNAMENTでは、後に行われた東日本予選を1位通過したものの、The Finalの準々決勝において、榎股慎吾に3-4(レッグズ) で敗退[6]

戦績[編集]
PDC CHALLENGE TOURNAMENT
先予選 後予選 The Final
2009 西 1位通過 - 準優勝
2010 準々決勝 西 通過 優勝
2011 西 通過 - 準決勝
2012 西 ラウンド3 1位通過 準々決勝
PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップ
ラウンド 結果 対戦相手 賞金
スコア 平均値
2011[7] 0 4 – 2 (l) 87.30 イングランドの旗 メァット・ペァジェット (83.10) £6,000
1 0 – 3 (s) 87.44 スコットランドの旗 ゲリー・アンダースン (103.26)

その他のトーナメント[編集]

PDC[編集]

橋本は、2009年にラスベガス・デザート・クラシックの2日ある予選に2日とも参加した。 これは、予選を通過できなくとも、上位は賞金の出るトーナメントであったが、2日ともそこまでも勝ち残れず敗退している。 また、この予選の翌日に行われたラスベガス・プレイヤーズ・チャンピオンシップも、ラウンド1敗退であった[1]

2012年、村松治樹2012 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップにおける功績により、2011 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップで活躍した橋本も2012 PDC ワールド・カップ・オヴ・ダーツの日本代表として村松とともに選ばれた。 ラウンド1のスウェーデン戦において、180や177を筆頭にハイ・スコアを次々と出す村松とは異なり、橋本は不調でD12を決め同点に持ち込むなど活躍した場面もあったが、日本は2-5 (レッグズ) で敗退した[8]

PDC ワールド・カップ・オヴ・ダーツ
ペア ラウンド 結果 対戦国 賞金
スコア 平均値
2012 日本の旗 村松治樹 1 2 – 5 (l) 79.88 スウェーデンの旗 スウェーデンマグヌス・カリス, デニス・ニルソン(89.47) £2,000/2
WDF[編集]

2010年に行われたWDF アジア=パスィフィック・カップでは、決勝まで勝ち残っている[1]

ソフト・ティップ・ダーツでの活躍[編集]

世界的な活躍[編集]

2009年にBULLSHOOTER XXIIIがシカゴで開催され、橋本は日本代表として参加した。 この大会最終日に行われたPro Doubles Cricketでは、村松治樹とペアを組み、日本人男性プレイヤーで、初めての優勝を果たしている[9]

一方、ダーツライブが開催するTHE WORLDの初年度である2011年度ランキングに橋本の名前はなく[10]、DARTSLIVE OFFICIAL PLAYERとなった2012年度もランキングに彼の名前はない[11]。 2pt以上のプレイヤーは掲載されていることと、各STAGEに参加するごとに1pt付与されるシステムなので、一度のみ参加して上位入賞者ポイントがもらえるまで勝ち残れなかったという可能性も否定しきれないが、他の多くの日本人プレイヤーがランキングに名前があることも考慮すれば、日本のトップ・プレイヤーの1人である橋本がまだこのトーナメントに一度も参加していない可能性は高い。

日本での活躍[編集]

2011まで[編集]

2011年まで橋本の主戦場はD-CROWNであった。

2011年、ダーツライブが開催するSUPER DARTSに招待され、決勝で村松を打ち破り、初参加にして優勝という快挙を果たす。 しかし、例年準決勝出場プレイヤー全員がDARTSLIVEプロになっているのにも関わらず、この年の準決勝出場プレイヤーは橋本のみがDARTLIVEプロになっておらず、このような例は橋本ただ1人である。 また、橋本の空席による繰り上げなどはなく、2011年度のDARTSLIVEプロは3人になっている[12]

2011年12月18日、PERFECT VS D-CROWNの団体対抗戦が行われ、橋本は知野真澄本庄富士雄安食 賢一と共にD-CROWNの代表として参加している(結果は、PERFECT側の勝利)[13]

2012[編集]

2012年からこの年より始まったJAPANに村松治樹勝見翔らと同様、D-CROWNから移籍。 序盤こそ、橋本にしてはあまりふるわぬ戦績であったが、STAGE8の準決勝出場から、STAGE9、STAGE10の連続優勝など、上位で安定した活躍を見せている。

SUPER DARTSで優勝したにも関わらず2011年度のDARTSLIVEプロにならなかった橋本だが、2012年6月に村松、勝見、江口祐司とともにDARTSLIVE OFFICIAL PLAYERとなった[14]

戦績[編集]

D-CROWN[編集]
D-CROWNポイントランキング
SINGLES DOUBLES TOTAL
順位 ポイント 順位 ポイント 順位 ポイント
2007[15] 3 26 不明 6 6 32
2008[16] 1 90 1 45 1 135
2009[17] 3 65 6 25 4 90
2010[18] 1 1014 3 299 1 1385
2011[19] 1 796 8 114 1 976
JAPAN[編集]
2012[20][21]
STAGE 結果 ポイント 賞金
0 東京[22] ラスト16 - \100,000
1 宮城 ラスト32 10 \0
2 新潟 準々決勝 19 \150,000
3 愛知 ラスト32 10 \0
4 東京 準々決勝 19 \150,000
5 北海道 準々決勝 19 \150,000
6 愛知 ラスト32 10 \0
7 高知 ラスト64 7 \0
8 福岡 準決勝 25 \300,000
9 兵庫 優勝 40 \1,200,000
10 北海道 優勝 40 \1,200,000
11 山形 準優勝 32 \600,000
12 広島 準優勝 32 \600,000
13 千葉 ラスト32 10 \0
14 兵庫 ラスト16 14 \100,000
15 熊本 優勝 40 \1,200,000
16 神奈川 \
17 京都 \
18 岡山 \
年間ランキング 2位(暫定) 327(暫定) \

参照・脚注[編集]

外部リンク[編集]