横浜ノース・ドック

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横浜港 > 瑞穂埠頭(横浜ノース・ドック)

座標: 北緯35度28分10秒 東経139度39分0秒 / 北緯35.46944度 東経139.65000度 / 35.46944; 139.65000 横浜ノース・ドック(よこはまノース・ドック、Yokohama North Dock)とは、横浜市神奈川区横浜港瑞穂埠頭」(みずほふとう)に所在する在日アメリカ陸軍及び在日アメリカ海軍港湾施設。また、連合国に接収されていた時からの名称としてノースピア(North Pier)とも呼ばれる[注 1][1]

概要[編集]

瑞穂埠頭は外国貿易埠頭として[2]1925年(大正14年)に着工し1945年(昭和20年)に完成したが、終戦後には連合国の駐留軍に接収され、1952年(昭和27年)の講和条約発行以降は日本からの提供敷地として在日アメリカ軍が使用している[3]

また埠頭地域の大部分を占める当施設は、相模総合補給廠横田飛行場など兵站拠点に運ばれるアメリカ軍物資の陸揚げを行う埠頭地区(陸軍所管)と、「艦隊軍事郵便センター」が置かれアメリカ海軍艦船乗組員への軍事郵便の配達を行う郵便局地区(海軍所管)[注 2]の2地区で構成されている。

横浜ノース・ドックのデータ
  • 所在地:横浜市神奈川区千若町瑞穂町鈴繁町
  • 面積:549,927m²(約55ha ※瑞穂埠頭の総面積は79.7ha[3]
  • バース数:12バース
  • 管理部隊:第836輸送大隊
  • 所属部隊
  • 用途:港湾用地

返還に関する動き[編集]

ハマウィング、右は護衛艦しらゆき(2009年当時)

その他[編集]

  • 陸上自衛隊中央輸送業務隊が、施設内の建物を事務所、倉庫として共同使用している。
  • 近年、極東海域で中国人民解放軍海軍潜水艦の活動が活発になってきているため、アメリカ海軍が所有する海洋監視艦5隻すべてが、極東に投入されており、横浜ノース・ドックを「事実上の母港」として使用している[6]
  • JR貨物東高島駅より専用線が分岐しているが現在は使用されていない。この専用線はかつては国鉄高島線の貨物支線である瑞穂支線であり、また、横浜ノース・ドックにあたる位置に瑞穂駅という貨物駅があったが、1958年に米軍専用線に転用されて廃止された。
  • 横浜市交通局の路線バス(46系統)が東神奈川駅東口から運行されていたが、千若町2丁目 - 瑞穂岸壁間は米軍敷地内のためIDカードの発行を受けた者しか利用できない[7]。また本数も朝7時台に2往復のみ(土曜・休日運休)と少ない。2013年3月29日の運転分を持って路線が廃止された[8]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 連合国による接収時に大さん橋は「サウスピア」(South Pier)、新港埠頭は「センターピア」(Center Pier)と呼ばれていた。
  2. ^ この場合の郵便とは、艦船への手紙の配達のほか、艦内売店への商品納入、軍の施設で購入した商品の宅配なども含む。

出典[編集]

  1. ^ 『横浜市史Ⅱ』 第二巻(上)、7頁より
  2. ^ 横浜港の歴史と直轄事業:第三期拡張工事<1921~終戦>(国土交通省関東地方整備局 京浜港湾事務所)
  3. ^ a b 瑞穂ふ頭(横浜市港湾局)
  4. ^ 瑞穂埠頭が中心に-海都横浜構想2059(みなとみらい線 周辺散歩日記)
  5. ^ 横浜市インナーハーバー検討委員会(横浜市都市整備局)
  6. ^ 2006年10月8日付朝日新聞
  7. ^ 市営バス46系統は終点まで行けるのか?([はまれぽ.com] 2012年8月26日)
  8. ^ “19系統の一部区間の廃止・46系統の廃止” (プレスリリース), 横浜市交通局, (2013年2月19日), http://www.city.yokohama.lg.jp/koutuu/kigyo/newstopics/2012/topics/pdf/t20130301-8431-03-01.pdf 2013年3月25日閲覧。  (PDF)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]