楽天オークション

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楽天オークション株式会社
種類 株式会社
本社所在地 東京都港区六本木六丁目10番1号
設立 2005年12月1日
業種 サービス業
事業内容 情報提供業
代表者 舟木徹
資本金 16億5000千万円
従業員数 15名(設立予定時)
主要株主 楽天(60%)
エヌ・ティ・ティ・ドコモ(40%)
  

楽天オークション(らくてんオークション)とは、楽天オークション株式会社が楽天市場で提供するインターネットオークションサービスの名称。通称は楽オク

個人および事業者がユーザー登録し利用する。個人の登録は基本的にフリーだが、事業者の登録には書類審査を経る必要がある。個人に関する情報は、実際の取引時も含めて完全非公開だが、事業者の情報は特定商取引法により、公開される。

「楽天市場に出店しているショップ」による楽天スーパーオークションは楽天株式会社の運営であるが、本項では同じものとして扱う。また本項において「楽天」とは、楽天オークション株式会社の事を言う。

目次

[編集] 概要

日本国内では、ヤフオクビッダーズに次ぐ規模のインターネットオークションサービスである。入札から受け渡しまで、完全匿名で行なわれる「楽天あんしん取引」が最大の特徴で、利用者の安全を図るため「楽天あんしん取引」以外の取引は禁止されているが2008年8月1日選択性が導入され匿名で無いやり取りと匿名配送の都合で送れなかった品物も一部緩和される。(後述)。

「オークションのシステムと個人間の取引の場を提供しているだけ」の「一般的なインターネットオークションサイト」とは異なり、楽天が個人間の取引に関与するシステムで運営されている。

楽天あんしん取引による匿名性の高さが、個人情報流出やストーカー被害といった、他のオークションでしばしば見られる問題点を解決しており、女性や初心者でも安心して使えるのが特徴である。一方で、それゆえに発生した問題点も指摘されている。

  • NTTドコモと提携しているため、iモードのメニュー画面に「楽天オークション」が掲載されている。
  • 郵便事業ヤマト運輸の2社と提携している。個人の場合で他社の発送方法は条件付きであれば一部可能である。
  • 三井住友銀行と提携しているため、振込み手数料などでの優遇措置がある(後述)。

[編集] 楽天オークション株式会社

楽天株式会社が、インターネットオークション事業を分割して設立した専門会社。楽天市場で、個人向けの楽天オークションを運営。楽天市場の登録ショップでもあり、楽天スーパーオークションに出品した事がある[3]。自社HP等を持たず、楽天HPのニュースリリース、楽天市場の出品者情報にわずかな情報だけがある。

[編集] 沿革

  • 1999年9月 - 楽天市場に楽天フリマを開設。
  • 2001年8月 - 18億2千万円で株式会社ビズシークを子会社化し、同社の運営するEasySeekと相互リンクを張る等、楽天フリマの活性化を図る。
  • 2002年1月 - EasySeekの営業権を16億円で取得(ビズシークは休眠)。
  • 2005年4月 - EasySeekのサービスを楽天フリマに完全統合。
  • 2005年10月12日公告 - 2005年10月11日開催の取締役会において、新設する楽天オークション株式会社に対してインターネットオークション運営事業の営業を継承させる新設分割を行うことを決議した。
  • 2005年11月13日 - 楽天オークションを開始。
  • 2005年12月16日 - NTTドコモに対する第三者割当増資を実施。株式比率、楽天株式会社60%、NTTドコモ40%。資本金16億5,000万円。
  • 2006年7月6日 - 郵政公社と提携し、匿名ゆうパックサービスを発表。
  • 2007年10月17日 - ヤマト運輸と提携し、クロネコヤマトや提携コンビニでも利用が可能に
  • 2008年3月25日- 楽天スーパーポイントでの支払いが可能に
  • 2008年8月1日 - 「匿名配送」と「通常配送」の2種類が選べる様に改善された
  • 2008年8月26日 - 同梱発送と支払方法拡大

[編集] 役員

[編集] 決算状況

第1期決算公告
平成18年4月18日
東京都港区六本木10番1号
楽天オークション株式会社
代表取締役 三木谷 浩史
貸借対照表の要旨(平成17年12月31日現在)(単位:千円)
科目 金額 科目 金額
流動資産
固定資産
 有形固定資産
 無形固定資産
3,288,887
332,951
133,189
199,762
流動負債 82,195
負債合計 82,195
資本金
資本余剰金
 資本準備金
利益余剰金
(うち当期純損失)
1,650,000
1,909,435
1,909,435
△20,511
△20,511
資本合計 3,538,923
資産合計 3,621,839 負債・資本合計 3,621,839
(注)1.有形固定資産の減価償却累計額 89,792千円
2.1株当たりの当期純損失 488円37銭


平成18年4月18日(火)官報号外第89号(p.0119)より引用


第2期決算公告
平成19年4月13日
東京都港区六本木10番1号
楽天オークション株式会社
代表取締役 舟木 徹
貸借対照表の要旨(平成18年12月31日現在)(単位:千円)
科目 金額 科目 金額
流動資産
固定資産
繰延資産
3,327,755
277,475
流動負債
固定負債
599,879
負債合計 599,879
株主資本
 資本金
 資本余剰金
  資本準備金
 利益余剰金
  利益準備金
  その手利益余剰金
3,005,350
1,650,000
1,909,435
1,909,435
△554,084

△554,084
純資産合計 3,005,350
資産合計 3,605,230 負債・純資産合計 3,605,230
損益計算書の要旨
自 平成18年1月1日
至 平成18年12月31日
(単位:千円)
科目 金額
売上高
売上原価
売上純利益
販売費及び一般管理費
営業損失
営業外収益
営業外費用
経常損失
税引前当期純損失
法人税、住民税及び事業税
当期純損失
901,513

901,513
1,434,445
532,932
314
4
532,622
532,622
950
533,572


平成19年4月13日(金)官報号外第77号(p.0090)より引用

[編集] 楽天あんしん取引

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楽天オークション独自の匿名エスクローサービスの名称。個人情報を理由に、ネットオークションを敬遠していたユーザー層を開拓するために作られた。 出品者・落札者とも、楽天の提供するシステムを介して支払い・商品の受け渡しを行う。出品者、または落札者への連絡も掲示板で行う。 (※楽天のショップ「楽オクショップ」での出品は除く)

以下に、取引の流れを示す。

楽天あんしん取引
出品登録方法(初回登録)  

※2007年時点)「詳細

入札後の通常の支払方法  

 10,001円以上=取引代金の3.78%(税込)

  • 銀行振込「三井住友銀行のネット支店(たんぽぽ支店)宛へ」
    • 決済手数料 無料 但し銀行振込み手数料が必要 

(参考:三井住友銀行One'sダイレクト~振込の場合105円+営業日の午後5時30分までなら当日振込み扱いになる※他銀行については各社へ。)

入札後の異なる支払い
  • 楽天スーパーポイント・楽天キャッシュ (2008年3月25日よりお支払いが可能になった)
    •  決済手数料 ポイントのみの場合は、無料 他の支払い方法と合わせての場合は別途必要
入札後のオンラインでの支払
  • 2008年8月26日~コンビニ支払・ATMやネットバンク支払Pay-easy (3万円まで)
    •  決済手数料 178円~最大525円 1~3万円の支払いは決済金額3,78%
  • 2008年8月26日~・ドコモの携帯支払(1万円までの支払い)
    •  決済手数料 178円~最大525円
支払決済手数料  
  •  決済手数料 ポイントのみの場合は、無料 他の支払い方法と合わせての場合は別途必要(振込手数料やカード決済)

※支払方法に関係なく配達業者が日本郵便の場合は事務手数料100円が別途必要になるので注意(2008年4月1日~)2008年10月1日~ヤマト運輸でも事務手数料100円が別途必要になる予定

2008年現時点


[編集] 出品登録(初回のみ)

楽天会員が落札手数料などの支払いに料金自動引落しサービスに登録する必要がある。

料金自動引落しサービスで登録手段

※2007年時点では、東京都民銀行楽天支店/三井住友銀行などの他金融機関の口座は登録できない。 (ちなみに配送料割引など一部特定のキャンペーン開催時は楽天スーパーポイント別途還元がある)代金の受取については後述

[編集] 入札

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楽天会員が入札だけ行う場合、口座登録などが不要となる。

落札後の支払い方法 「2008年時点」(楽オクショップなどは除く)◆

落札金額+送料(+事務手数料)+決済手数料(+振込手数料)=合計支払金額

 10,001円以上=取引代金の3.78%(税込)

  • 銀行振込「三井住友銀行のネット支店(たんぽぽ支店)宛へ」
    • 決済手数料 無料 但し銀行振込み手数料が必要 

(参考:三井住友銀行One'sダイレクト~振込の場合105円+営業日の午後5時30分までなら当日振込み扱いになる※他銀行については各社へ。)

  • 楽天スーパーポイント・楽天キャッシュ (2008年3月25日よりお支払いが可能になった)
    •  決済手数料 ポイントのみの場合は、無料 他の支払い方法と合わせての場合は別途必要

※支払方法に関係なく配達業者が日本郵便の場合は事務手数料100円が別途必要になるので注意(2008年4月1日~)2008年10月1日~ヤマト運輸でも事務手数料100円が別途必要になる予定

  • 2008年8月26日~コンビニ支払・ATMやネットバンク支払Pay-easy (3万円まで)
    •  決済手数料 178円~最大525円 1~3万円の支払いは決済金額3,78%
  • 2008年8月26日~・ドコモの携帯支払(1万円までの支払い)
    •  決済手数料 178円~最大525円

※落札時には楽天スーパーポイント1%が還元される。(なお通常の「商品の購入」ポイントの還元と違い反映までにはかなりの時間を要するため長期間待つ必要が出てくる又キャンペーン開催時は別途さらにポイントなど還元があるこちらについては少し早い反映となる。) 今後支払方法が拡大予定くわしくは後述

[編集] 落札後

規約に定められた取引方法「楽天あんしん取引」(郵便局:ゆうパック等のあて名変換サービスの場合)を利用する。なおヤマト運輸の場合下記2・3は該当しない。くわしくは後述、 この取引は、以下の流れで行われる。なお郵便局へ連絡して集荷を依頼する事も可能だが送料+集荷手数料が必要になるあてな変換手数料

  1. 落札者は、カード決済もしくは割当てられた楽天指定の銀行口座に落札金額および送料を加えた合計金額を、指定の期日以内に振り込む。 この代金は、一時的に、楽天側の口座にプールされる。
  2. 振込完了通知をシステムから受けた出品者は、システムから提供される発送用伝票をプリントアウト(もしくは書き写し)して、送料相当額を一時負担の上で郵便受付を行う。 ただし、持込み前に伝票を商品に張り付ける事は禁じられており後述するトラブルが存在する。
  3. 郵便局では、伝票から得られる識別符号のラベルを商品に貼り、伝票は、透明のビニールシートに入れた上で局員が商品に貼り付け、発送が行われる。 その後、郵便局の中継所で、「あて名変換サービス」により相手先の住所名前の書かれた伝票に差し替えられ落札者の住所宛に転送される。 この中継局の経由により所要日数が通常よりも1日ほど長くなる。
  4. 落札者が商品を受取りシステムに対して、受取り確認を行う。
  5. 「支払い」「発送」「評価」など、出品者・落札者の行動は、期限付きで楽天オークション側からの指示を受けて進行する。 出品者、落札者の双方が評価を入力するか、入力期限が過ぎた時点で、取引完了となる。
  6. 双方の評価入力後。あるいは、入力期限超過の時点で評価が公開される。 評価入力時に相手からの評価は知ることができず、また評価後に修正することは出来ない。

[編集] 代金受取

楽天の口座にプールされた(つまり落札者が振込んだ)商品代金および送料は、毎回(くわしくは後述)、または月に一回、出品者の口座へ送金される。システム利用料は落札された商品に対して5.25%(税込)(キャンペーン開催など期間には無料~割引が行われる)。振込手数料は、三井住友銀行が0円、イーバンク銀行が0円ジャパンネット銀行では32円、上記以外の銀行は210円(ゆうちょ銀行など一部金融機関は指定出来ない)となっている。なお「システム利用料を引いた売上金額」が振込手数料に満たない場合、支払いは翌月以降に繰り越される。

[編集] キャンセル

取引が不成立になった場合、出品者は、商品返送料とキャンセルシステム利用料と振込手数料を負担し商品が返送される。 落札者は、振込代金から手数料を引いた上で落札者の口座に振込まれる。 受け取った商品に問題があった場合、落札者は(受取り確認前に)出品者に対しキャンセルを申し入れる事が出来る。 出品者がキャンセルを承諾した場合、落札者は商品を指定の方法で返送し、取引は不成立になる。 この際のやりとりもまた、楽天のシステムを介して行われるため、匿名性は保たれる。

[編集] その他

取引が開始されると、マイオークションページに、現在の進行状況が表示され、「今は、どの段階なのか?」が一目で分かるシステムとなっており、初心者にもわかりやすい。ただし、「リアルタイムではありません」と、注意書きがされている。

[編集] 新たなサービス・試み 

[編集] 出品者

2007年10月~ヤマト運輸オークション宅急便の匿名配送機能が利用可能になり、取扱サイズ拡大、ネットでの集荷依頼やコンビニでも対応が可能になった。なお伝票等対応は郵便局(あて名変換サービス)のシステムと異なる。

  • 取り扱いコンビニエンスストアクロネコヤマト営業所・センタなどに持ち込む場合は、伝票を事前に印刷(A4カラー2枚)して持ち込む。また持込割引も適用される(なお、万が一印刷が出来なかった場合専用電話にて集荷変更へとなる)。 
  • 集荷に来てもらう場合(プリンタが無い場合等)は、ドライバーが伝票を持って来てくれるため、印刷は不要である。また集荷日時は、発送期限を越えて指定可能。
  • 2008年8月26日~通常配送に限り同胞発送の受理が可能に(梱包を1つにできる)
  • 2009年6月 イーバンク銀行での各種取引手数料や他の銀行も含め各種手続き日数短縮・通常配送での日本郵便 特定記録郵便(定形、定形外郵便)・ヤマト運輸 クロネコメール便速達の項目追加開始(従来は送料無料などで出品負担)



[編集] 落札者

  • 2008年度~商品代金の支払いに楽天スーパーポイント(2008年3月25日~ポイントでの支払いが可能に)で支払いや2008年8月26日~コンビニでの支払いやペイジーでの支払やドコモの携帯での支払いなどが開始した。[4]
  • 2008年8月26日~通常配送に限り同梱包発送の依頼が可能に(送料が安く済む)

[編集] 選択制発送へ

  • 2008年8月~「匿名配送」と「通常配送」の2種類が選べる様に改善された
    • 個人出品の場合、各種手数料や支払方法は変更は無い従来同様楽天あんしん取引でやり取りするのが原則で自分の口座をや住所を教える等の直接取引は出来ない(ヤフーオークションなど他社オークション様な事は出来ない)
  • 従来発送出来なかった大型家電製品、大型家具、保冷が必要な食品の発送や本、DVD、ゲーム、アクセサリーなどの小物はメール便で配送可能!に従来の配送方法に加え新たに開始された
    • 個人出品の場合、ヤマト運輸日本郵便の指定サービスのみ利用ができる。(楽オクショップなど法人はオリジナルに設定ができる)
    • 出品者側・出品時に送料無料で設定してを自分で負担する場合は指定以外の運送会社やサービス等も可能だが履歴が残る配送で無いと対応できない※代金引換や着払いなど運賃を求める配送は事は出来ない
  • ※但し通常配送は個人情報(発送指示の際公開される)を開示する必要が出てくる、出品者側出品時の配送設定で決める事が出来るので従来通り匿名で取引したい場合はそのまま出来るが送料の安いメール便や大型商品やクール便配送を選ぶ場合は匿名取引は使えない
    • なお出品者側出品時の配送設定「匿名配送」と「通常配送」の両方選択も可能この場合は落札者側で決めてもらう。[5][6]

[編集] 現在配送出来る方法

現在配送出来る方法
匿名配送 日本郵便(ポストパケット・ゆうパック・書留ゆうパック)「詳細

ヤマト運輸宅急便ゴルフ宅急便スキー宅急便など)「詳細

通常配送(同梱包対応可能) 日本郵便(特定記録郵便・ゆうパック・クール等一部他各種))「詳細

ヤマト運輸(メール便・メール便速達・宅急便・クール等一部他各種)「詳細

無料配送 配達履歴が残る物で有れば指定業者以外の運送業者でも発送が可能

「※但し代金引換着払いなど落札者に代金を請求する配送や配達履歴が残らない物は不可能」

落札者側選択 出品者が出品時に設定した配送方法内であれば落札後落札者が選べる

匿名配送通常配送無料配送(複数又1種類のみ)

ショップ、法人 楽オクショップ法人、での登録出品の場合オリジナルの配送方法が作成が可能

指定配送業者以外ので配送も可能

関連サイト 導入のお知らせ一般案内

通常配送でよくあ質問通常配送での注意点

2008年8月1日より運用開始

[編集] 問題点

楽天オークションにおける問題点は、「システム的な問題」と「人的な問題」に大別される。 しかし、これらの問題の多くは、匿名性の高さの裏返しであり、 取引相手に個人情報をどんな風に利用されるかわからず、実際に悪用される事例が後を絶たないという 他のオークションの欠点を克服した代償とも言えるため、楽天オークションが他のオークションに比べて 劣っているということを意味するわけではない。

[編集] システム的な問題

楽天あんしん取引は、完全匿名で取引が進められるため、利用者が取引方法を自由に決められない。送金はカード決済または銀行振込の2種類、発送はポスパケットゆうパック書留ゆうパックの3種類に2007年10月初旬までは限定されていた。個人間の取引なのに取引方法が限定されているのは、システムを提供している楽天側が「あんしん」「あんぜん」な取引を掲げているため。

そういった安心の押し付けは、匿名取引にこだわらない、安価で手軽な発送方法で取引したいオークション利用者には敬遠され、結果として楽天フリマ時代と比べ、利用者数および出品数の激減に繋がっている。[1]現在では少しずつ出品数は増えているが、未だYahoo!オークションはおろかビッダーズにも遠く及ばない状態のままである。

  • 発送方法が郵便小包3種に限定されていた頃は、出品できる商品はゆうパック最大規格までに限定される。そのため、ネットオークションとしてのシステム不備、利用規約の矛盾が浮き彫りにされていた。
  • 2007年10月からヤマト運輸オークション宅急便の匿名配送機能が利用可能になり、取扱サイズ拡大など改善されつつあるものの、あんしん取引のため(匿名取引)サービスが限られてしまうのは仕方が無い状態だった。2008年8月1日選択性が導入され匿名で無いやり取りと匿名配送の都合で送れなかった品物も一部緩和された(前述)。
  • 業者で登録している利用者は、匿名取引のために古物営業法の規定により、一万円を超える美術品類、時計宝飾品類、自動車オートバイの部品が2007年4月中頃から出品できなくなった。落札時に一万円を超えた場合についても取引不可となるはずだが、指導通達等が無いため、法律を考えていないのかという懸念がある。
  • 特定商取引法により情報が公開されている事業者も楽天あんしん取引以外の取引は出来ない。
  • 入金方法について、「月1回の入金」となる「一括入金」と、1日の取引金額毎に入金される「都度入金」の2種類がある。
    • 登録時、ユーザーが最初に「都度入金」を選択しても、最初の支払日は(「一括入金」と同じ)「翌月10日頃」になる。
      • 楽天オークションの開設は2006年11月13日のため、最初期に「都度入金」を選択した出品者に入金されたのは、12月11日ころとなった(銀行により入金日に差があり、三井住友銀行が優先された)。
    • 「都度入金」を選択した場合、上記の期間を経過した後でも、出品者への入金は、2~3日(土日祝を除く)ほどかかる。この「2~3日間」は、「取引完了」からの時間であり、落札者が楽天オークションに入金した日から起算すれば、さらに数日が経過している。また、振込手数料は出品者が負担しなければならず、銀行によっては大きな額になることもある。
    • 入金の期日も、他の行動(発送、評価など)と同様に規定されているが、延長が可能である(ただし1回のみ)。延長申請は簡単であり、理由を説明する必要などもない。
  • 「はじめての楽天オークション」に、「代金が支払われてから発送すればいい!」と書かれているが、この場合、支払われるのは「落札者から、楽天オークションへ」である。しかし、そこまでの説明がなされておらず、「出品者に(楽天オークションから)入金されてから発送する」と誤解を与える表現となっている。
  • 楽天あんしん取引のシステムは、他のネットオークションには無いシステムを使っているが、バグが多く、初期には「取引が開始できない」、「取引が完了できない」など予想外のトラブルも発生した。
  • 楽天あんしん取引は完全匿名で行われるため、あて名変換サービス(郵便局の場合)を必ず利用する必要があり、そのための手数料(150円)が送料に加算され、最低でも550円の送料が掛かる。またシステム的に一品一発送一取引になるため、複数を同時に落札しても同梱発送ができず、楽天からの指定番号が違うため振込も一品毎に行う必要があり送料も個別にかかる。そのため落札者の金銭負担が重いという批判に繋がっている。
    • 2008年8月から同梱発送が可能になったが、匿名配送の商品を含む場合は不可能である。
  • 楽天オークションでは完全匿名で取引が出来るため、規約を悪用する参加者や違法な出品をする参加者が後を絶たない。出品者または落札者が取引相手と連絡を取るためには、回数制限・日数制限のある掲示板を利用するしか方法はなく、相手側が必ず対応するとは限らない。そのため、問題が起きても相手側が対応しないと問題は解決しない。そういったトラブルに対し楽天は「当事者同士で解決してください」という姿勢を取っている。
  • 楽天市場登録ショップによる楽天スーパーオークションは、同じ楽天オークションに於いて行われているが、楽天オークションとは別のシステムである。

[編集] 人的な問題

  • 悪意のある人物でも審査・確認なしに自由に参加が出来る。
    • 入札する側の詐欺のほか、出品する側の違法出品(偽ブランドコピーソフト売春勧誘など)なども確認されている。しかし、他のオークションでもしばしば悪戯や法的にグレーな出品は行われる。
  • 匿名性の高さは、逆に当事者に取引への責任感を希薄化させ、自身の義務の履行へのモチベーションを奪い、取引相手方が損害を受ける可能性を高めるため、却って「安全性が落ちる」側面がある。
  • 楽天あんしん取引の仕組みを理解せずに参加した落札者が、出品者に対して不当な評価を与えてしまう(「送料が高い」という理由)。
  • 同サイト内の1円オークションにて、クリックジャッキングが仕掛けられたサイトが見つかったとの報告がある。

[編集] 主なトラブル

[編集] 楽天フリマ廃止騒動

楽天市場の個人参加型ネットオークション「楽天フリマ」は、固定価格での無期限出品や一部値引き交渉可能な出品、探し物の登録などの特徴があり、他のネットオークションとは一線を画し、ユーザーの支持を受けていたが、2006年11月に「楽天フリマ廃止」と「楽天オークションの開始」が発表。事前告知のみで、突然難解なシステムを持つ楽天オークションを開始した楽天に対し、とりわけ楽天フリマ時代からの利用者からは、「当時のシステムに戻して欲しい」と言う意見が多く聞かれた。また、楽天オークションは、公式には報告されない大きなトラブルがある度に、ユーザーに知らせることなく規約を追加・改訂している場合もあり、こうしたことが更にユーザーの不信感を高めている。特に「返品が成立しない場合、商品代金は出品者に振り込まれ、商品は落札者に送られる」というものは、詐欺を助長しかねないとの批判が挙がった。出品数も、10万点以下しかなかった開始当初と比べて増えてはいるものの、楽天フリマ時代の500万点には遠く及ばない。

[編集] 支払い関連のトラブル

楽天が収納代行した商品代等を出品者に振り込む際にも様々なトラブルが報告されている。またトラブルが発生しても、電話での対応をしていない上、メールフォームでの問い合わせも対応が遅く、中には楽天からのレスポンスが来る前に期限切れで取引が終了してしまう場合もある。

  • 楽天オークションがプールした商品代金を出品者に振り込む際に、計算間違いその他の理由により振込金額が違っているというトラブルも多く発生している。楽天オークションの銀行口座に一時的にプールされた商品代金の利子、発送に関する大口割引適用疑惑など、楽天あんしん取引自体に疑問の声も聞こえている。
  • 最初の入金(前述)となる2006年12月11日ころ、「振込み手数料が違う」というトラブルが発生している。具体的には、ジャパンネット銀行利用者は32円であるところ、(他行同様)210円引かれていた(後に楽天はメールにて誤りを認め、訂正入金を行っている)。
  • 送金(入金用口座)は、楽天の用意する三井住友銀行イーバンク銀行の口座であれば無料だがそれ以外の指定の金融機関は210円の手数料が掛かってしまう。なお三井住友以外で手数料を抑えたい場合はジャパンネット銀行を利用した場合のみ手数料は32円掛かるものの、他の金融機関を指定した場合よりは抑えられる。(前述)同じく、出品者の代金の受取りのタイミングも、イーバンク銀行・三井住友銀行が優先され、他行(ジャパンネット銀行含む)ではそれよりも時間がかかる。
    • 三井住友銀行の店舗・ATMのない県が、13県ある。東北6県のうち、店舗・ATMが存在するのは宮城県のみ。沖縄にも、店舗・ATMはない(2007年4月現在。三井住友銀行HPより)。また、北海道も窓口を備えた支店はJR札幌駅近くの1か所(札幌支店)のみで、直営ATMも札幌支店のほかは小樽市内に1か所設置されているのみである。

[編集] 発送関連のトラブル

サービス開始当初は、郵便局への周知が行き届いていなかったこともあり、局員が楽天あんしん取引のサービス自体を知らず、対応できなかったり、マニュアルを見て楽天に問い合わせながらの時間の掛かる対応なども目立った。

  • 出品者が、システムから提供される発送用伝票をプリントアウトした(もしくは書き写した)ものを、梱包した商品と一緒に郵便局持ち込んでも、受付後に窓口で貼り付けられる伝票を、直接商品に貼り付けることは、禁止されている)、という事態も起こった。その他、複数の商品を一度に発送する際、商品と伝票が入れ替わる、というミスも起きている。
  • 発送の際は、郵便局への持込(あるいは集荷)が限定(必須)である。またポスパケットの場合でも、ポストへ投函してはならない。

[編集] スーパーオークションでのトラブル

アルマーニの名称・ロゴにそっくりな時計のブランドロイヤル・アルマニー登録商標)」が、複数のディスカウントショップから1円オークション等に出品され、上位の売り上げを獲得した。高額な定価からアルマーニの時計(ジョルジオ・アルマーニの時計ブランドは「エンポリオ・アルマーニ」)と思って入札したユーザーもいたが、ロイヤル・アルマニーは中国製クォーツ時計で、二重価格疑惑と、ブランドもどき商品の販売に関して不満や疑問の声が挙がった[7]。ロイヤル・アルマニーは歴とした登録商標(第4795941号)だが、ショップによっては「ロイヤル・アルマーニ」「アルマーニ」と誤記されていたり、楽天のメルマガで「アルマーニ」と紹介されていたり、名称表示に問題がある。なお、「ロイヤル・アルマーニ」と誤記しているショップも、この商品が登録商標であり偽ブランドではない事を明示する表記部分には間違わず「ロイヤル・アルマニー」と書かれている。 現在でも楽天で売買されている。また楽天オークションでの出品も確認される。 ○○○○バレンティノ同様、グレーゾーン商品ではあるものの現在の法的には問題が無い。

加筆・平成20年8月29日に経済産業省における電子商取引及び情報財取引等に関する準則改定案により法的問題を問える可能性が発生した。 http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/ec/080829jyunsokupabukome.pdf

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

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  1. ^ 特に出品者に与える影響は大きく、楽天フリマでは2004年6月に400万点を超えていた[1]が、導入に激減[2]している。

[編集] 外部リンク

他の言語