極低気圧

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バレンツ海を通過する極低気圧、1987年2月27日

極低気圧(きょくていきあつ)とはポーラーロウ(polar low)とも呼ばれる、両地方・極前線帯で発生した低気圧のことである。

[編集] 概要

気温が非常に低い寒気だけで成り立っており、爆弾低気圧と異なり暖気は全く持たない。寒冷低気圧、もしくは寒冷渦の小型版との見方もある。

また、前線を全く持たず、雪雲自体が纏った小さな渦を巻いていることが特徴的で寒冷な極気団(北極大陸性気団、北極海洋性気団、南極大陸性気団の3つ )が海上を通過するときに発生する。傾圧不安定、条件付不安定、順圧不安定などが発生のメカニズムと考えられている。

温帯低気圧などのほかの低気圧に比べて規模はかなり小さいものの、時として大雪や風雪(まれに突発・局地的な豪雪や暴風雪の場合もある)、果てはをもたらすことも少なくない。南極大陸全域と南極海北極海とその周辺部、北大西洋北部、ベーリング海オホーツク海日本海北部の秋田沖周辺部などで、冬から春にかけて発生する。

また、極低気圧(ポーラーロウ)と似たものにポーラーサイクロン(polar cyclone。こちらも極低気圧と呼ばれることがある)があるが、こちらは低気圧の直径が1,000kmを超える大規模なもの(メソスケール)で、一年中発生する。

[編集] 関連項目

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