植上由雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

植上 由雄(うえがみ よしお、1956年6月29日-) エッセイストフリーライター。運輸交通旅客サービスコラムニスト。 放送局報道、雑誌、週刊誌、情報誌、新聞、タブロイド紙、タクシー業界紙、旅行業界紙、航空業界紙 考証ライター。 国内旅行業務取扱主任者。 一般旅行業務取扱主任者。 大阪市在住。

上記のコラム、エッセイ、記事などを纏めて単行本と文庫本を上梓。

略歴[編集]

大学卒業後、旅行業界や航空業界を経てタクシー運転手をしながら執筆活動。椎名誠編集長を務める本の雑誌社の「本の雑誌」の読者投稿欄「三角窓口」をきっかけに博報堂本の雑誌社共同企画運営する「WEB本の雑誌」で2000年9月から連載を開始。

2001年8月に同社より「笑う運転手」の単行本プロデビュー。その後、本の雑誌社より単行本を1冊、幻冬舎より文庫本2冊の合計4冊を出版。

フリーライターとしてのデビューは「朝日新聞 AERA」 1996年11月20日号No.49。

新聞雑誌情報誌タクシー・運輸交通・旅行業界紙などにコラムエッセイや講演会など多数。

大阪であった全国ニュースには配信されない地元ネタ新聞雑誌などの各マスコミに執筆、提供、配信。

日本で唯一人の現役タクシー運転手兼業の文筆家と言う事で話題性で、各マスコミからの取材、出演依頼も多い。 メディアへの出演時は 植上由雄 ではなく「タクシー運転手ウエちゃん」を使用する事が多い。

デビュー作の単行本笑う運転手』は毎日放送ラジオ浜村淳がウエちゃんの役になり、毎日放送のアナウンサーや在阪のフリーアナウンサー、タレントが各回毎に脇役出演をし連続ラジオドラマになる。

書籍、コラム、エッセイ、雑誌、情報誌、新聞などの執筆原稿においては「お金」{下ネタ}「売り上げ自慢」「有名人・著名人を乗せました」などの話はプロライターとして、一切書かない姿勢をとっている。

2008年8月より朝日放送(ABC、大阪)の看板情報番組である「ムーブ!」 のニュースシアターコラムを執筆担当するも、内容が極悪人糾弾番組で過激なため2009年3月で番組が局側上層部の都合判断で突然に打ち切りになる。

主な テレビ・ラジオ出演[編集]

テレビ

ラジオ

主な 新聞・雑誌・情報誌の特集企画[編集]

  • 2001年 Voice (PHP研究所) 11月号 「著者に逢いたい!」
  • 2002年 教育大阪 (大阪市教育振興公社) 7月号 「国語が1と2でも本が出せるんや!」
  • 2002年 朝日新聞 (大阪本社版) 夕刊・社会面 12月21日号 『師走2001 おぉ、にんげん!』
  • 2002年 なんでやねん!KANSA! (吉本興業) 3月-4月号 「タクの運ちゃん、それとも作家!?」
  • 2002年 読売新聞 (大阪本社版) 「関西おもしろ文化考」 9月11日号
  • 2003年 Yomiuri Weekly 「大阪遠距離激安タクシーなぜ東京で走らない?」 5/4・11合併号
  • 2003年 朝日新聞 (大阪本社版) 「私と選挙・私のものさし・こせこせ」 10月25日号
  • 2005年 中日新聞 (文化面) 「笑う顔には幸来る/タクシー運転手兼○○?」 2月17日号
  • 2006年 MeetsRegional. 『東京出張』 (京阪神エルマガジン社) 「ザ・東京ルール」
  • 2008年 宝島 『タブーな人たち』 (タクシー・14年間で給料は1/3に…) 10月号

WEB連載[編集]

その他[編集]

  • NHK 連続テレビ小説 「京、ふたり」 (考証) 1990年10月1日-1991年3月30日 放送
  • NHK ETV特集 「タクシードライバーの長い夜」 (考証) 2005年5月21日 放送
  • NHK NHKスペシャル 「タクシードライバーは眠れない」 (考証) 2005年9月17日 放送

   (平成17年 文化庁芸術祭 優秀賞 受賞作品)

作品[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]