森青花

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(もり せいか、女性、1958年 -)は日本の小説家SF作家)。福岡県生まれ。

経歴・人物[編集]

京都大学文学部独文科卒。1999年、第11回日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞受賞作品、『BH85』でデビューした。

新聞記者の夫と二人暮らしであり、百貨店勤務を経て現在に至る[1]。尊敬する作家としてアントニオ・タブッキを上げている[1]

書籍[編集]

寄稿誌・アンソロジー収録作品[編集]

  • コラム招待席「ああ、恥ずかし」-『小説新潮』第54巻第2号(2000年2月)
  • 「銀の横綱」-『S-Fマガジン』2001年2月号
  • 「懐かしい町」-『』第34巻第6号(2000年6月、新潮社
  • 「闇鍋」-『短篇ベストコレクション 現代の小説2002』(2002年5月、徳間文庫)
  • 「砲丸のひと」-『紅と蒼の恐怖』(2002年8月、祥伝社ノン・ノベル
  • 「ムラサキくん」-『紫迷宮』(2002年12月、祥伝社文庫)
  • 「あおいちゃん」-『邪香草』(2003年4月、祥伝社文庫)
  • 「ヴェンデッタ」-『異形コレクション 夏のグランドホテル』(2003年6月、光文社文庫
  • 「Tableau vivant活人画」-『異形コレクション 教室』(2003年9月、光文社文庫)
  • 「龍の壺」-『短篇ベストコレクション 現代の小説2006』(2006年6月、徳間文庫)
  • 「うさぎがぴょん!」-『SF Japan 2007 spring』(2007年、徳間書店
  • 「夢色いろ」-『万象』(2018年12月、惑星と口笛ブックス)
  • 「八木沼さん・夏」 - 『万象ふたたび』(2021年2月、惑星と口笛ブックス)

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 『BH85』著者インタビュー 著者略歴より