森田優子

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森田 優子(もりた ゆうこ、1975年5月22日[1] - )は日本の漫画家、弁護士、予備二等陸尉、立体写真家。第二東京弁護士会所属。

略歴[編集]

東京都[2]荒川区町屋[3]で書道家の家庭に生まれる[4]。幼い頃から漫画を描いており、本来は美大志望だったが、高校受験に際して「絵だけ描けても良い漫画家にはなれないのでは」と疑問を抱く[5]。その頃、弁護士資格を持つ作家和久峻三の本を読み、「漫画のために弁護士になろう」と考えて法政大学法学部に進学[6][5]。旧司法試験を受験したが、論文で失敗[7]。2006年、法政大学法科大学院修了。新制度下2度目の受験で新司法試験に合格。2008年に弁護士登録[1]。即独立して、2009年[8]東京都荒川区に赤ネコ法律事務所を開く。事務所名は手塚治虫鉄腕アトム』第5話「赤いネコ」に由来する[2]。この間、新司法試験合格前に予備自衛官を経験。

「漫画の仕事と弁護士の仕事との割合は月によってバラバラで、平均すれば7:3くらい」と語る[5]。また「マンガが本業、とは書いてますけど」「収入はまだまだB(弁護士業)の方がマシです」[9]とも2011年に発言している。

著書[編集]

  • 『Constitution Girls 日本国憲法』(PHP研究所2011年
  • 『法律擬人化! 赤ネコ式六法全書』(マイナビ、2011年赤ネコ法律事務所名義
  • 『司法修習QUEST~弁護士になるまでに』(新書館2012年赤ネコ法律事務所名義

脚注[編集]

外部リンク[編集]