森林公園駅 (埼玉県)

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森林公園駅
北口(2012年8月)
しんりんこうえん
Shinrin-koen
TJ 29 東松山 (2.7 km)
(2.8 km) つきのわ TJ 31
地図
所在地 埼玉県比企郡滑川町大字羽尾3977-1
北緯36度2分42.86秒 東経139度22分29.81秒 / 北緯36.0452389度 東経139.3749472度 / 36.0452389; 139.3749472 (森林公園駅)座標: 北緯36度2分42.86秒 東経139度22分29.81秒 / 北緯36.0452389度 東経139.3749472度 / 36.0452389; 139.3749472 (森林公園駅)
駅番号 TJ30
所属事業者 東武鉄道
所属路線 東上本線
キロ程 52.6 km(池袋起点)
電報略号 シリコ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
11,719人/日
-2022年-
開業年月日 1971年昭和46年)3月1日
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南口(2012年8月)
南口(2012年8月)
改札口(2008年11月)
改札口(2008年11月)
ホーム(2020年9月)
ホーム(2020年9月)

森林公園駅(しんりんこうえんえき)は、埼玉県比企郡滑川町大字羽尾にある、東武鉄道東上本線である。駅番号TJ 30

1971年昭和46年)3月1日森林公園検修区の使用開始に合わせて開業した[1]

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。北口・南口・ホームと改札階を連絡するエスカレーターが設置されている。トイレは各ホーム上にある。2009年3月31日にエレベーターユニバーサルデザインの一環としての多機能トイレの供用を開始した。

当駅が開設される前は1駅池袋寄りの東松山駅を始発・終着として折り返す列車が設定されていたが、当駅開設と同時に駅の下り方に森林公園検修区(東上本線と越生線の全車両が配置されている車両基地)が新たに設置されたことから、1977年10月21日ダイヤ改正から東松山駅で折り返していた列車は延長運転する形で当駅を始発・終着とするようにされ、運用後は基本的に森林公園検修区に入庫する形となった[1]

当駅で時間調整をする列車があり、下りはふじみ野で追い抜いた列車を待つ急行、上りは小川町始発の急行が快速急行や川越特急の発車待ちを行う列車がある。上りの急行・快速急行は基本的に当駅を先発した電車が池袋(副都心線直通列車は和光市)まで先着する。

坂戸駅管区傘下の駅長配置駅で[1]つきのわ駅武蔵嵐山駅を管理する[2]

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先[3] 備考
1・2 TJ 東上線 下り 小川町方面 1番線は主に当駅止
3・4 上り 池袋方面 朝の一部は1番線から
  • 長らく1・2番線から寄居駅まで直通する列車は設定されておらず、東武竹沢駅から先の寄居方面は小川町駅で乗り換えとなっていたが、2023年3月18日ダイヤ改正以降、一部列車の当駅から寄居駅までの直通が復活した[4]

備考[編集]

  • 2006年頃に発車標が更新された際に小川町で寄居行きに接続する列車に「寄居接続」と表示されるようになった。
  • 回送電車が発車する時に限り、発車放送が流れる。

利用状況[編集]

2022年度の1日平均乗降人員11,719人である[5]。東上線の東松山以西の駅では最も多い。

近年の1日平均乗降人員および乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員
年度 1日平均
乗降人員[6]
1日平均
乗車人員[7]
出典
1990年(平成02年) 12,971 6,682
1991年(平成03年) 13,277 6,792
1992年(平成04年) 13,577 6,943
1993年(平成05年) 14,109 7,208
1994年(平成06年) 14,588 7,465
1995年(平成07年) 14,919 7,599
1996年(平成08年) 15,410 7,884
1997年(平成09年) 15,296 7,805
1998年(平成10年) 15,517 7,889
1999年(平成11年) 15,082 7,680 [* 1]
2000年(平成12年) 15,122 7,672 [* 2]
2001年(平成13年) 15,186 7,612 [* 3]
2002年(平成14年) 14,266 7,180 [* 4]
2003年(平成15年) 13,960 7,038 [* 5]
2004年(平成16年) 14,100 7,126 [* 6]
2005年(平成17年) 13,873 7,020 [* 7]
2006年(平成18年) 13,880 7,052 [* 8]
2007年(平成19年) 13,855 7,037 [* 9]
2008年(平成20年) 14,101 7,147 [* 10]
2009年(平成21年) 13,882 7,012 [* 11]
2010年(平成22年) 13,891 7,014 [* 12]
2011年(平成23年) 13,971 6,965 [* 13]
2012年(平成24年) 14,332 7,150 [* 14]
2013年(平成25年) 14,445 7,204 [* 15]
2014年(平成26年) 14,123 7,053 [* 16]
2015年(平成27年) 14,416 7,208 [* 17]
2016年(平成28年) 14,436 7,252 [* 18]
2017年(平成29年) 14,499 7,290 [* 19]
2018年(平成30年) 14,541 7,311 [* 20]
2019年(令和元年) 14,284 7,167 [* 21]
2020年(令和02年) 9,681 4,856 [* 22]
2021年(令和03年) 10,979
2022年(令和04年) 11,719

駅周辺[編集]

当駅始発・終着列車が多く設定されていることから、周辺地域からのパーク&ライド利用者の駐車場も多く存在する。南口は区画整理が行われ、「東武CITY森林公園」をはじめとした住宅街となっており、その先には東松山工業団地が広がっている。駅の東側には住宅が少なく、森林と畑が広がっている。

北口[編集]

また、東武レンタサイクルが北口に設置されていたが、平成27年12月20日をもって営業を終了した。これにより、「東上線サイクリングクーポン」の発売は12月20日の利用分をもって終了となった。

  • 熊谷東松山道路(県道47号線)のガード下に無料駐輪場がある。
  • なめがわベイシアモール(2km前後)

※滑川町役場へは立正大学・熊谷駅南口(熊谷市)行きバスに乗車し森林公園南口入口下車、徒歩約10分。

南口[編集]

路線バス[編集]

下記一覧の発着地は全て北口ロータリー。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響による運行状況は各社ホームページを参照。

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 備考
1 RU01 森林公園南口入口・森林公園西口・立正大学 熊谷駅南口 国際十王交通
RU02 森林公園南口入口・森林公園西口 立正大学
2 SN01 (直行) 森林公園南口 川越観光自動車 土休日のみの運行
臨時 (直行) 森林公園中央口 臨時バス
(夜間イベント等)
高速羽田空港線 羽田空港 国際十王交通
東京空港交通
空港発は降車専用
この先熊谷駅・籠原駅
高速成田空港線 成田空港 川越観光自動車
東武バスウエスト
千葉交通
空港発は降車専用
当地終着
(無番) 1 滑川町役場・四季の湯温泉ホテルヘリテイジ・埼玉県農林公園 ふかや花園プレミアム・アウトレット 花園観光バス 平日のみ
2 四季の湯温泉ホテルヘリテイジ・埼玉県農林公園前 平日夜間と土休日
  • その他、スクールバス・企業送迎バス・施設送迎バス等も発着。
  • 1・2番のりばは西側(ロータリー出口付近)、花園観光のりばは東側(ロータリー入口付近)
  • かつては3番のりばがあった(1番より手前の駅入口近く。森林公園内ウォーターランド行き臨時バスのりば→イーグルバスの花見台工業団地行きのりばとして使用)。
  • 東武バスウエストによって毎週金曜日深夜運行されていた川越駅東口(25時15分)・本川越駅ミッドナイトアロー東松山・森林公園駅(東武バスウエスト)は北口2番のりばを降車地としていた。なお、新型コロナウイルス感染症の影響による休止を経て、2020年11月20日を以て廃止[8]
  • コミュニティバス滑川町ふれあいバスが水曜日と金曜日のみに運行されていたが、2016年8月31日を以て廃止、「デマンド交通ターナちゃん」に移行した。
  • 吉見町巡回バスが乗り入れていたが、2019年3月31日を以て廃止された。

隣の駅[編集]

東武鉄道
TJ 東上本線
TJライナー・川越特急・快速急行・急行・準急・普通
東松山駅 (TJ 29) - 森林公園駅 (TJ 30) - つきのわ駅 (TJ 31)

脚注[編集]

出典[編集]

埼玉県統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]