ヒイラギ
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ヒイラギの花と葉 |
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| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Osmanthus heterophyllus | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| ヒイラギ | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| Chinese-holly[1], false holly, hiiragi[2], holly-olive[1], holly osmanthus[3] |
ヒイラギ(柊・疼木、学名:Osmanthus heterophyllus)は、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木。雌雄異株。
和名の由来は、葉の縁の棘(とげ)に触るとヒリヒリ痛む(古語:疼(ひひら)く・疼(ひいら)ぐ)ことから。季語としては、「柊の花」 は冬。
目次 |
[編集] 特徴
東アジア原産で、日本では本州(福島県以南)~四国・九州・沖縄の山地に分布しているほか、台湾でも見られる[4]。高さは約2m。葉は対生し卵型、革質で光沢あり、縁には先が鋭い棘となった鋭鋸歯(きょし)がある。また、老樹になると葉の棘は次第に少なくなり、葉は丸くなってしまう。
花期は10~11月。葉腋に単性または両性の白色の小花を密生させる。花は同じモクセイ科のキンモクセイに似た芳香がある。花冠は鐘形で4深裂している。果実は翌年5~6月に熟し、長さ1.5cmほど、暗紫色に実る。
[編集] 病虫害
ヒイラギは、庭木の中では病虫害に強い植物である。
「ヘリグロテントウノミハムシ」(ハムシ科ノミハムシ亜科)に、食害されることがある。この虫に寄生されると、春に新葉を主に、葉の裏から幼虫が入り込み食害される。初夏には成虫になり、成虫もまた葉の裏から食害する。食害された葉は、枯れ再生しない。
「ヘリグロテントウノミハムシ」の駆除は、困難である。防除として、春の幼虫の食害前に、農薬(スミチオン、オルトランなど)による葉の消毒。夏の成虫は、捕獲駆除。冬に、成虫の冬眠を阻害するため、落ち葉を清掃する。
- 「ヘリグロテントウノミハムシ」は、形状が「テントウムシ[5]」に良く似ていて、「アブラムシを食べる益虫」と間違えられ放置されやすい。「ヘリグロテントウノミハムシ」は、「テントウムシ」より、触覚が白く太い。また跳躍力が強く、触ると跳ねるので見分けがつく。
[編集] その他の用途
鑑賞用:低木で常緑広葉樹であるため、盆栽などとしても作られている。
具材:幹は堅く、なおかつしなやかであることから、衝撃などに対し強靱な耐久性を持っている。この為、玄翁(げんのう)と呼ばれる重さ3kgにも達する大金槌の柄にも使用されている。特に熟練した石工はヒイラギの幹を多く保有し、自宅の庭先に植えている者もいる。他にも、細工物、器具、印材などに利用される。
防犯:葉に棘があるため、防犯目的で生け垣に利用することも多い。
魔除け:古くから邪鬼の侵入を防ぐと信じられ、庭木に使われてきた。家の庭には表鬼門(北東)にヒイラギ、裏鬼門(南西)に南天の木を植えると良いとされている(鬼門除け)。また、節分の夜、ヒイラギの枝と大豆の枝に鰯(いわし)の頭を門戸に飾ると悪鬼を払うという。
[編集] 品種
- キッコウヒイラギ(亀甲柊 O. heterophyllus f. subangustatus)
- マルバヒイラギ(丸葉柊 O. heterophyllus cv. Rotundifolius)
似たような形のヒイラギモクセイは、ヒイラギとギンモクセイの雑種といわれ、葉は大きく縁にはあらい鋸歯があるが、結実はしない。クリスマスの飾りに使うのはセイヨウヒイラギ(学名:Ilex aquifolium)であり、「ヒイラギ」 とあってもモチノキ科という別の科に分類される別種である。
[編集] 注
- ^ a b Griffiths, M., & Huxley, A. J., (ed.), The New Royal Horticultural Society Dictionary of Gardening, Palgrave MacMillan, 1992.
- ^ Iwatsuki, K. et al., Flora of Japan, Kodansha Scientific, 1993-.
- ^ Terrell, E. E. et al., "A Checklist of Names for 3,000 Vascular Plants of Economic Importance", Agriculture Handbook, no. 505, Agricultural Research Service, U.S. Dept. of Agriculture, 1977.
- ^ Germplasm Resources Information Network: GRIN Taxonomy for PlantsTaxon - Osmanthus heterophyllus (G. Don) P. S. Green
- ^ 「二紋型のナミテントウ」や「アカホシテントウ」

