枝幸町
| えさしちょう 枝幸町 |
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|---|---|
| 国 | |
| 地方 | 北海道地方 |
| 都道府県 | 北海道 宗谷総合振興局 |
| 郡 | 枝幸郡 |
| 団体コード | 01514-8 |
| 面積 | 1,115.68km² (境界未定部分あり) |
| 総人口 | 9,080人 (住民基本台帳人口、2011年12月31日) |
| 人口密度 | 8.14人/km² |
| 隣接自治体 | 宗谷総合振興局 枝幸郡:浜頓別町、中頓別町 上川総合振興局 中川郡:美深町、音威子府村 オホーツク総合振興局 紋別郡:雄武町 |
| 町の鳥 | カモメ |
| 枝幸町役場 | |
| 町長 | 荒屋吉雄 |
| 所在地 | 〒098-5892 北海道枝幸郡枝幸町字本町916番地 |
| 外部リンク | 枝幸町 |
| ウィキプロジェクト | |
枝幸町(えさしちょう)は、北海道最北の宗谷地方の南部に位置する町である。毛がにの漁獲高日本一[1]。
町名の由来は、枝幸町によれば[2]アイヌ語「esausi」(エサウシ/岬の意)によるとしている。知里真志保「地名アイヌ語小辞典」によれば、エサウシはesasi(エサシ/岬の意)のナヨロ(名寄)地方のアイヌ方言。
目次 |
[編集] 地理
宗谷地方の南東部に位置し、東部はオホーツク海に面する。海と山にはさまれた険しい地形で国道238号が南北に縦貫する。幌別川河口付近は湿原地帯。 西部(旧歌登町)は山岳が広がり、面積の8割が森林。
明治中期には、町内に金鉱床が発見され、金の採掘で賑わったことがある。その名残は今町内のウソタンナイ砂金採掘公園に見られる。
- 山: 函岳(1124m)、ポロヌプリ山(841m)
- 河川: 幌別川、徳志別川
- 岬: 神威岬、目梨泊岬、ウスタイベ岬、音標岬
[編集] 気候
オホーツク海沿岸地域は比較的温暖だが、旧歌登町は内陸であることから冬季は非常に寒冷であり、しばしば道内の朝の最低気温でニュースに「歌登」の地名が登場する。
沿岸部の北見枝幸(測候所)と内陸部の歌登(アメダス)の気温[3]
- 最暖月平均気温(8月) 北見枝幸19.0℃・歌登19.0℃
- 最寒月平均気温(2月) 北見枝幸-6.5℃・歌登-9.3℃
- 最高気温極値 北見枝幸 35.0℃(2000年7月31日)・歌登 35.4℃(1989年7月26日)
- 最低気温極値 北見枝幸-26.4℃(1947年2月12日)・歌登-37.9℃(1978年2月17日)
1931年1月27日、歌登上幌別の北海道森林気象観測所で-44℃が観測されている。
[編集] 歴史
- 1878年 枝幸郡に枝幸・頓別・歌登・礼文の四村を設置。村名及び地番を制定する。
- 1891年 9月、枝幸外3カ村戸長役場が設置される
- 1909年 4月1日、枝幸・頓別・歌登・礼文の四村が合併し、二級町村制施行
- 1916年 4月、大字頓別村を頓別村(現浜頓別町および中頓別町)として分村。
- 1923年 4月、一級町村制施行
- 1939年 9月、大字歌登村の一部を歌登村(のち歌登町)として分村。
- 1947年 10月、町制施行、(旧)枝幸町。同年、町内の3大字を再編。
- 枝幸村 → 本町、栄町、幸町、梅ヶ枝町、目梨泊、問牧、ウスタイベ、ウエンナイ、幌内保
- 礼文村 → 乙忠部、風烈布、音標、上音標
- 歌登村 → ケモマナイ、下幌別、岡島、徳志別、山臼
- 1978年 開基100年記念式典が行われる
- 1998年 開基120年
- 2006年 3月20日、(旧)枝幸町、歌登町と対等合併し、(新)枝幸町が成立。
[編集] 行政
2006年(平成18年)3月20日に、旧枝幸町と、隣接する旧歌登町が対等合併し、現在の新たな枝幸町が誕生した。合併まで経緯は、旧枝幸町と旧歌登町が法定合併協議会を設置、2006年(平成18年)3月20日をもって新設合併を行い新町名を枝幸町とすることで合意し2004年(平成16年)12月14日に調印。同月21日に両町議会で合併関連議案を可決した。2005年(平成17年)1月20日に合併申請書を提出、同年3月24日の道議会で合併議案が可決、2006年(平成16年)3月20日合併。
[編集] 国・道 出先機関
- 国
- 自衛隊旭川地方協力本部枝幸地域事務所
- 名寄公共職業安定所枝幸職業相談室
- さけます資源管理センター天塩支所徳志別事業所
- 宗谷森林管理署 枝幸森林事務所・音標森林事務所
- 宗谷森林管理署 歌登森林事務所・志美宇丹森林事務所
- 稚内開発建設部 乙忠部除雪センター
- 稚内開発建設部 稚内港湾事務所枝幸分駐所
- 道
- 廃止された出先機関
廃止前 → 廃止後の統合先
- 稚内公共職業安定所枝幸分室 → 稚内公共職業安定所 →名寄公共職業安定所
- 稚内開発建設部枝幸道路維持事業所 → 浜頓別道路事業所
- 稚内開発建設部枝幸農業開発事務所 → 稚内農業事務所
- 稚内開発建設部枝幸港湾開発事務所 → 稚内港湾事務所
- 稚内地方気象台北見枝幸測候所 → 稚内地方気象台
- 枝幸営林署 → 宗谷森林管理署
- 旭川地方法務局枝幸出張所 → 旭川地方法務局名寄支局
注:枝幸・音標・歌登・志美宇丹の森林事務所は宗谷森林管理署に再編時も廃止対象から除外。 名寄公共職業安定所枝幸相談室は委託職員がいるのみで名寄公共職業安定所の事務官は1ヶ月に1度のみ来る
[編集] 経済
[編集] 産業
毛蟹の産地として知られ、日本一の漁獲量を誇る。また、鮭の水揚げ産地としては日本で三番目の水揚げ量があり、遡上する前のいわゆる銀毛の鮭が多いため水揚げ高は屈指の水準を誇る。市場関係者には名が知られ、脂がのったメヂカ鮭や鮭児も水揚げされる。近年はホタテ稚貝撒き漁業の漁獲高を伸ばし、毎年安定した漁獲量を保っている。夏でも冷たい海域のために貝毒の発生が少なく、また栄養も豊富であるために貝柱が大きいので、国内消費向けだけではなく、ホタテ貝柱を遠く中国やフランス、北米などに輸出するに至っている。この他にも、カレイ、ナマコ、リシリコンブ、エゾバフンウニなど、様々な魚介類が水揚げされている。
[編集] 立地企業
[編集] 農協・漁協
- 宗谷南農業協同組合(JA宗谷南)本所・歌登支所
- 枝幸漁業協同組合
[編集] 金融機関
- 稚内信用金庫枝幸支店
[編集] 郵便局
- 枝幸郵便局(日本郵便音威子府支店枝幸集配センター併設)
- 歌登郵便局(日本郵便音威子府支店歌登集配センター併設)
- 乙忠部郵便局(日本郵便音威子府支店乙忠部集配センター併設)
[編集] 宅配便
[編集] 公共機関
[編集] 警察
[編集] 友好都市
[編集] 国内
[編集] 海外
[編集] 地域
[編集] 人口
| 枝幸町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 枝幸町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||
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■紫色 ― 枝幸町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
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枝幸町(に該当する地域)の人口の推移
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| 総務省統計局 / 国勢調査 | ||||||||||||||||||||||||||||
[編集] 教育
- 高等学校
- 道立高等学校
- 中学校
- 枝幸、枝幸南、歌登、志美宇丹(小学校併設)、本幌別(小学校併設)
- 小学校
- 枝幸、岡島、音標、乙忠部、問牧、風烈布、目梨泊、山臼、歌登、志美宇丹(中学校併設)、本幌別(中学校併設)
[編集] 医療
[編集] 交通
[編集] 鉄道・バス路線
- 国鉄興浜北線が通っていたが1985年に廃止され、以降、町内に鉄道路線はない。また、1929年から1971年までは歌登町営軌道が敷設されていた。
- 宗谷本線の美深駅から仁宇布駅まで開通していた美幸線は、興浜北線北見枝幸駅まで開通する計画であったが、未成線のまま廃止された。また、興浜北線北見枝幸駅と興浜南線の雄武駅との間は、興浜線として建設が進められていたが、工事は凍結され、未開通区間を残したまま興浜北線・南線とも廃止された。
- 札幌市・旭川市から宗谷バスと道北バスによる都市間バス「特急えさし号」が運行されている。宗谷バスは、浜頓別町・雄武町・旧歌登町域への路線バスも運行している。
[編集] 道路
[編集] タクシー
- 小鳩交通:枝幸営業所
- 歌登ハイヤー
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 文化財
[編集] 重要文化財
- 北海道目梨泊遺跡出土品 - オホーツクミュージアムえさし蔵
[編集] 名勝
- ピㇼカノカ
- 神威岬(カムイエトゥ)
[編集] 道指定有形文化財
- ホロナイポ遺跡出土の遺物 - オホーツクミュージアムえさし蔵
[編集] 町の文化財
- 厳島神社鳥居
- 厳島神社絵馬 - オホーツクミュージアムえさし蔵
- 枝幸町ホロナイポ遺跡出土遺物 - 道指定有形文化財に指定されたものを除く
- 上音標獅子神楽
- 幌別川川尻チャシ
- 音標のゴメ島
- エゾサンショーウオ生息地
[編集] 観光
[編集] 祭事
- 枝幸かにまつり
- 毎年7月第1土曜日、日曜日に開催
- 2011年は7月2日と3日に開催
- 毛蟹をはじめとする新鮮な海の幸を買ったり食べたりできる出店、毛蟹早食い競争、毛蟹があたる抽選会、毛蟹の特売、歌謡ショー、地元ヨサコイチーム夢想漣えさしの踊り、その他数々のアトラクションあり。
- 全国各地から数万人の観光客が訪れる年々盛大になっている。
- 毎年7月第1土曜日、日曜日に開催
- よくばりフェスタ
- 毎年10月第1日曜日に道の駅岡島で開催
- 鮭のつかみ取りや特産品販売の出店がある。
[編集] 同音の町
檜山支庁に同じ読みの江差町がある。区別のために枝幸町は「北見枝幸」、江差町は「檜山江差」と呼んで区別することがある。また、テレビやラジオ等では枝幸町は「道北の枝幸町」、江差町は「道南の江差町」と呼んで区別する。
[編集] 出身有名人
- 古川年正 (財)全日本スキー連盟 理事、第11回冬季オリンピック札幌大会アルペン競技出場
- 戸沢真司 ヤマハレーシングチーム所属
- 全日本スノーモービル選手権A級チャンピオン(S1:1995/1998, S2:1996/1997)
- 全日本スノーモービル選手権スーパークラスチャンピオン(2001,2002)
- 相原博之 - 東海大学准教授・スキー部監督
- 宇佐美康広 - プロ野球・ヤクルトスワローズの元選手
- 畠中仁 - 「らーめん山頭火」をフランチャイズ展開する株式会社アブ・アウトの会長
- 村上智彦 医師、医療法人財団夕張希望の杜理事長および夕張医療センターセンター長
[編集] 北海道最初の公立図書館
明治29年(1896年)、国内および世界各国から枝幸に皆既日食の観測隊が次々と訪れた。米国の天文学者デビッド・トッド博士を隊長とする一行も枝幸に観測小屋を建設し皆既日食を待ち構えていたが、当日は曇天で観測は失敗した。それにもかかわらず当時の枝幸の人々が非常に協力的であったことにトッド博士は感激、世話になったお礼として百科事典や文学書などを何冊も寄贈し、何年も続いた結果千冊余りにものぼった。人々は寄贈された図書を後世に読み継がせようと明治36年(1903年)に道の認可を得て北海道最初の公立図書館を枝幸に誕生させた。昭和15年(1940年)の大火で全焼したが、地元の医師の発起と図書の寄贈により昭和53年(1978年)に再建され、今日に至る。
[編集] 町民活動
[編集] 芸能
- YOSAKOIソーラン祭り
- 第19回(2010年)YOSAKOIソーラン大賞受賞 夢想漣えさし(出場回数14回)
- 第20回(2011年)YOSAKOIソーラン大賞受賞 夢想漣えさし(出場回数15回)
- 全日本合唱コンクール
- 第53回(2000年)中学校部門同声合唱の部 銅賞受賞 枝幸町立枝幸中学校合唱部
- 第54回(2001年)中学校部門同声合唱の部 銀賞受賞 枝幸町立枝幸中学校合唱部
- 第54回(2001年)一般部門Bグループ 銅賞受賞 枝幸ジュニア合唱団
- 第55回(2002年) 中学校部門同声合唱の部 金賞受賞 枝幸町立枝幸中学校合唱部
- 第55回(2002年) 一般部門Bグループ 金賞受賞 枝幸ジュニア合唱団
- 第56回(2003年)一般部門Bグループ 金賞受賞 枝幸ジュニア合唱団
[編集] マスコットキャラクター
2011年7月1日から8月15日かけて枝幸町マスコットキャラクターの公募が実施され、応募人数146人、応募総数187作品のキャラクターが集まり、公募後その中から枝幸ブランド協議会の選定委員25人が大阪府に住むデザイナーの塩﨑あゆみの「えさっしー」を最優秀賞とし、枝幸町のマスコットキャラクターとして決定した。同年12月27日に「えさっしー」が枝幸町のマスコットキャラクターに決定したことが発表された。
[編集] 脚注
- ^ 北海道水産林務部、「平成20年北海道水産現勢、市町村別・魚種別生産高(P6~P29)」、北海道
- ^ 公式ウェブサイト「町名の由来」
- ^ 気象庁(気象統計情報)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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