果樹研究所

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果樹研究所(本所)

果樹研究所(かじゅけんきゅうじょ)は、茨城県つくば市藤本にある農業・食品産業技術総合研究機構の研究所の一つ。英語表記は National Institute of Fruit Tree Science (NIFTS)。

概要[編集]

組織[編集]

  • 研究拠点
  • 構成
    所長
    企画管理部(本所)
    研究管理監(本所、盛岡、興津、安芸津)
    カンキツ調整監(口之津)
    ナシ・クリ・核果類研究チーム(本所)
    主にナシクリ、核果類(モモウメなど種の大きい果物)の研究
    ブドウ・カキ研究チーム(安芸津)
    主にブドウカキの研究
    カンキツ研究チーム(口之津)
    主にカンキツ類の新品種の開発
    リンゴ研究チーム(盛岡)
    主にリンゴの新品種育成、栽培・生理の研究
    果樹害虫研究チーム(本所、安芸津、口之津)
    主に果樹害虫の防除技術などの研究
    果樹病害研究チーム(本所、盛岡、安芸津、口之津)
    主に果樹病害の診断技術と防除技術などの研究
    果樹温暖化研究チーム(本所)
    主に地球温暖化における果樹栽培への影響の解明
    カンキツグリーニング病研究チーム(本所、口之津)
    カンキツグリーニング病の被害拡大阻止
    果樹ゲノム研究チーム(本所、興津)
    主にカンキツやナシ等バラ科果樹における遺伝解析研究
    健康機能性研究チーム(興津、本所)
    果樹の機能性成分の解明や遺伝資源などの研究。
    果実鮮度保持研究チーム(本所、興津)
    果実の鮮度保持技術の研究
    省農薬リンゴ研究チーム果樹サブチーム(盛岡)
    リンゴ栽培における農薬使用量の半減を目指した研究
    研究支援センター
    各研究拠点における圃場管理等の業務、遺伝資源の管理

育成した品種[編集]

ナシの豊水幸水、リンゴのふじモモのあかつきなどを育成した。近年では、クリのぽろたん、ブドウのシャインマスカット、ナシのあきづき、カキの太秋(たいしゅう)などを育成している。

沿革[編集]

ワシントンの桜[編集]

アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.のポトマック河畔には桜並木があるのは有名だが、この桜は明治の終わりに、当時の東京市長「尾崎行雄」が送った。その送られた桜の苗木の育成を担当したのが、当時の農商務省農事試験場園芸部(現在のカンキツ研究興津拠点)である。このワシントンの桜と兄弟の桜が興津拠点に植栽されており、薄寒桜と呼ばれて親しまれている。桜が満開になる2月には研究拠点の一般公開が行われ、これにあわせて地元興津商工会による「興津宿寒ざくらまつり」、またJR東海による「さわやかウォーキング」が行われることから、毎年5000人近い大勢の見学者が訪れる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]