松田宣浩
| 福岡ソフトバンクホークス #5 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 国籍 | |
| 出身地 | 滋賀県草津市 |
| 生年月日 | 1983年5月17日(28歳) |
| 身長 体重 |
179cm 86kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 三塁手、一塁手、左翼手 |
| プロ入り | 2005年 希望入団枠 |
| 初出場 | 2006年(平成18年)3月25日 |
| 年俸 | 1億円(2012年) |
| 経歴(括弧内は在籍年) | |
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この表について
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松田 宣浩(まつだ のぶひろ、1983年(昭和58年)5月17日 - )は、福岡ソフトバンクホークスに所属するプロ野球選手(内野手)。愛称は「マッチ」「まばたきマッチ」。
妻は九州朝日放送(KBC)元アナウンサーの柴田恵理。社会人野球のトヨタ自動車硬式野球部に在籍していた松田教明外野手は双子の兄。
目次 |
[編集] 経歴
[編集] プロ入り前
中京高等学校では遊撃手を守り、高校通算60本塁打を記録。亜細亜大学入学後も本塁打を量産し、青山学院大学時代の井口忠仁が持つ東都大学リーグ通算24本塁打の記録更新も期待された。しかし、3年時に部員の不祥事が発覚し、亜細亜大学は半年間の対外試合禁止の処分を受ける。その結果リーグ戦、入替戦は不戦敗扱いとなりリーグ2部へ降格となったため、松田が在籍中の1部復帰は不可能となり記録更新はならなかった。3年生時までの松田の通算本塁打は15本、シーズン最多は2年秋の6本である。その後、亜細亜大学は主将に就任した松田を中心に2005年秋のリーグ2部で優勝し、1部へ復帰。松田は福岡ソフトバンクホークスへの希望入団枠での入団を表明した。1部リーグ通算76試合出場、275打数62安打、打率.225、15本塁打、41打点。ベストナイン1回。2部リーグ通算10試合出場、37打数9安打、打率.243、4本塁打、10打点。
1部リーグでの通算.225という打率の低さから即戦力としては疑問符をつける向きもあったが、ソフトバンクは同年27本塁打を記録した三塁手のトニー・バティスタとの契約を1年を残して打ち切り、松田と江川智晃らを競わせるとした。
1年時(2002年)に第1回世界大学野球選手権日本代表メンバーに選出された。1年~2年時(2002年~2003年)の2年連続で第35回日米大学野球選手権大会日本代表メンバーに選出された。
[編集] プロ入り後
2006年3月25日、パ・リーグ開幕戦に7番・三塁手で出場。ホークスでは小久保裕紀以来12年ぶりとなる新人選手の開幕戦スタメン出場を果たした。王貞治監督の意向からスタメンで使われ続けたが、打撃は大味で三振が多く、守備でも捕球に難があり多くの失策を記録した。6月に二軍降格すると、その後の一軍昇格はなかった。
2007年は小久保がホークスに復帰したため、シーズン前半は出場機会がなかった。しかし二軍で打率.331、チームトップの9本塁打の好成績を残し、多くの故障者を抱えるチーム事情から6月に一軍に昇格し、そのまま一軍に定着。8月には月間打率3割を記録し、200に満たない打数で7本塁打と長打力の片鱗を見せた。
2008年、三塁手のレギュラーに定着。長期の離脱もなくシーズン通して活躍し、打率や本塁打など前年に比べ確実な成長を見せた。9月29日の対楽天戦では、初回に岩隈久志から本塁打。これは同シーズンに岩隈がパ・リーグの選手から打たれた唯一の本塁打となった。同年10月、九州朝日放送の柴田恵理アナウンサーと結婚。6月1日にマーク・クルーンがプロ野球記録となる球速162km/hを記録した時の打者でもある(結果は空振り三振)。
2009年、秋山幸二新監督体制の目玉の一つとして3番打者に指名されていたものの、開幕戦で一塁へ帰塁した際に右手甲を骨折し離脱。6月5日の広島戦で一軍に復帰し、勢いに乗るチームと共に活躍を見せたが、7月18日のロッテ戦で唐川侑己から死球を受けて右手首を骨折。46試合の出場に終わった。
2010年、3月21日の日本ハム戦(札幌ドーム)で11回表に武田久から決勝本塁打を打った。また、4月18日の楽天戦で9回裏に田中将大からプロ入り初のサヨナラ打を打った。5月4日の対オリックス戦で山本省吾から自身初の満塁本塁打を打った。5月9日に左手首を骨折のため離脱したが、6月22日の日本ハム戦で一軍に復帰、7月10日のロッテ戦では普段守らない左翼手として先発出場した。年間で打率こそ.255だったが、19本塁打、71打点、17盗塁と本塁打、打点、盗塁で自己最高の結果を残し、優勝に貢献した。
2011年、4月17日の西武戦で自身初のサヨナラ本塁打を含む2本塁打を、20日と21日には2試合連続の本塁打(21日はホセ・オーティズとの2者連続本塁打)を放った。4月はリーグ2位の4本塁打、同2位のOPS1.014を残した。その後も打撃は好調で、松中信彦、小久保、アレックス・カブレラが相次いで離脱した9月25日以降は最終戦まで4番を任された。結果的に自身初めて全試合にフルイニング出場し(他にチーム内では川崎宗則・本多雄一も記録。1チーム3人の全試合フルイニング出場は2リーグ制以後、初の記録[1])、いずれも自己最高の打率.282、25本塁打、83打点、27盗塁、OPS.854を記録し、リーグ連覇に大きく貢献した。
西武と戦ったクライマックスシリーズファイナルステージでは、4番にはカブレラが座り松田は5番で出場、第2戦で決勝点となるソロホームランを放ったものの、全3戦で打った安打はこのホームラン1本だけで、13打席10打数1得点1安打1本塁打1打点2四球で打率.100と、レギュラーシーズンと比べると結果は良くなかった。
プロ入り後初の出場となる日本シリーズでは、カブレラの不振により第1戦・第2戦では4番・三塁手としてフル出場したものの、この2試合で2安打無打点1盗塁と4番としての役目は果たせなかった。小久保と入れ替わる形で第3戦で5番に打順が下がるとすぐに1安打1打点と硬さはほぐれてき、以降第5戦までは5番、松中がDHスタメン出場した第6戦・第7戦では6番で出場して得点にからむ安打・犠打・盗塁及び第5戦での押し出し死球での1打点などは出たものの、7戦通しての成績は28打席25打数2得点4安打2打点3盗塁1犠打1四球1死球5三振で打率.160と不振に終わった。
[編集] プレースタイル
安打のおよそ6割がレフト方向に飛ぶプルヒッター[2]。強靱なリストを生かした長打力が持ち味だが、リストの強さが諸刃の剣となり安定感に欠ける[3][4]。一塁到達4.23秒[5]、50メートル走6.1秒、遠投110メートル[6]を記録する身体能力を誇り、特に三塁到達までは11.59秒とトップスピードが速く、2008年には両リーグトップの三塁打を記録している[4]ほか2011年には27盗塁も決めている。一方で2009年には打率.185を記録するなど内角に弱い上[7]、早打ちで四球が少ないため出塁率が低く、2010年には両リーグ最低出塁率.284を記録した。2011年にはこの点で大きく進化を見せ、41四球を選び出塁率.344とどちらもリーグ10位であった。
2011年「スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞」を巨人の長野久義とともに獲得し、その表彰式上で長野から「長打を打つにはどうしたらいいですか?」といきなりの公開質問された松田は、一瞬戸惑ったものの「詰まると飛ばない。ボール1つ分、前で打てば飛びます」と回答している。[8]
主に三塁手として起用されるが、一塁手で起用されたこともあり、2010年には左翼手に就いたこともあった。三塁守備では2008年(平成20年)には17失策を記録するなど不安定さが目立っていたが、バントの処理に優れた2010年には得点換算やUZRで平均を上回る数値を残すなど守備範囲は狭くない[9]。2011年にはゴールデングラブ賞を受賞している。
[編集] 人物
[編集] 詳細情報
[編集] 年度別打撃成績
| 年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2006 | ソフトバンク | 62 | 220 | 204 | 17 | 43 | 8 | 3 | 3 | 66 | 18 | 0 | 0 | 3 | 0 | 11 | 0 | 2 | 53 | 2 | .211 | .258 | .324 | .582 |
| 2007 | 74 | 221 | 193 | 28 | 49 | 13 | 2 | 7 | 87 | 22 | 3 | 0 | 6 | 2 | 17 | 0 | 3 | 35 | 5 | .254 | .321 | .451 | .772 | |
| 2008 | 142 | 595 | 551 | 68 | 154 | 33 | 10 | 17 | 258 | 63 | 12 | 6 | 8 | 1 | 28 | 1 | 7 | 115 | 11 | .279 | .322 | .468 | .790 | |
| 2009 | 46 | 175 | 160 | 21 | 45 | 13 | 2 | 8 | 86 | 24 | 1 | 0 | 7 | 0 | 7 | 0 | 1 | 32 | 1 | .281 | .315 | .537 | .853 | |
| 2010 | 113 | 458 | 424 | 61 | 108 | 20 | 3 | 19 | 191 | 71 | 17 | 3 | 8 | 6 | 14 | 2 | 6 | 90 | 7 | .255 | .284 | .450 | .735 | |
| 2011 | 144 | 582 | 525 | 77 | 148 | 31 | 7 | 25 | 268 | 83 | 27 | 9 | 3 | 3 | 41 | 3 | 10 | 128 | 11 | .282 | .344 | .510 | .854 | |
| 通算:6年 | 581 | 2251 | 2057 | 272 | 547 | 118 | 27 | 79 | 956 | 281 | 60 | 18 | 35 | 12 | 118 | 6 | 29 | 453 | 37 | .266 | .313 | .465 | .778 | |
[編集] 年度別守備成績
| 年 度 |
一塁 | 三塁 | 外野 | |||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 | |
| 2006 | - | 58 | 30 | 104 | 9 | 9 | .937 | - | ||||||||||
| 2007 | 22 | 170 | 11 | 1 | 14 | .995 | 47 | 17 | 81 | 4 | 7 | .961 | - | |||||
| 2008 | - | 142 | 85 | 238 | 17 | 27 | .950 | - | ||||||||||
| 2009 | - | 45 | 27 | 66 | 5 | 6 | .949 | - | ||||||||||
| 2010 | 2 | 30 | 1 | 0 | 5 | 1.000 | 108 | 41 | 187 | 8 | 11 | .966 | 13 | 11 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
| 2011 | - | 144 | 97 | 296 | 13 | 26 | .968 | - | ||||||||||
| 通算 | 24 | 200 | 12 | 1 | 19 | .995 | 544 | 297 | 972 | 56 | 86 | .958 | 13 | 11 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
[編集] 表彰
[編集] 記録
- 初出場・初先発出場:2006年3月25日、対千葉ロッテマリーンズ1回戦(福岡Yahoo!JAPANドーム)、7番・三塁手として先発出場
- 初打席:同上、2回裏に久保康友から一犠打
- 初安打:2006年3月29日、対西武ライオンズ1回戦(福岡Yahoo!JAPANドーム)、3回裏に帆足和幸から左翼へ二塁打
- 初打点:2006年4月5日、対北海道日本ハムファイターズ2回戦(東京ドーム)、7回表に武田久から三塁ゴロの間に記録
- 初本塁打:2006年4月22日、対オリックス・バファローズ5回戦(大阪ドーム)、7回表に松村豊司から左越2ラン
- 初盗塁:2007年9月7日、対オリックス・バファローズ19回戦(福岡Yahoo!JAPANドーム)、7回裏に二盗(投手:大久保勝信、捕手:前田大輔)
- オールスターゲーム出場:1回(2011年)
[編集] 背番号
[編集] 登場曲
[編集] 関連情報
[編集] コマーシャル
[編集] 脚注
- ^ 2リーグ制移行初!本多、川崎、松田がフルイニング出場スポニチ(2011年10月23日)
- ^ 『野球小僧 世界野球選手名鑑2011』 白夜書房、2011年、22頁。ISBN 978-4-86191-710-3。
- ^ 小関順二、西尾典文、泉直樹 『プロ野球スカウティングレポート2009』 アスペクトムック、2009年、232頁。ISBN 978-4-7572-1628-0。
- ^ a b 小関順二、西尾典文、泉直樹 『プロ野球スカウティングレポート2010』 アスペクトムック、2010年、345頁。ISBN 978-4-7572-1744-7。
- ^ 右打ちの革命者『野球小僧』2010年6月号、白夜書房、雑誌18801-6、178-181頁。
- ^ ホークス週間MVP
- ^ 『野球小僧 世界野球選手名鑑2010』 白夜書房、2010年、109頁。ISBN 978-4-86191-595-6。
- ^ 17発のG・長野、25発の鷹・松田塾入り サンケイスポーツ、2011年12月7日
- ^ Baseball Lab守備評価~Third BasemanSMR Baseball Lab
- ^ 松田宣浩公式ブログ 2008年3月21日
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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