松山洋

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Japan Expo 2008でのカンファレンスにて

松山 洋(まつやま ひろし、1970年11月23日[1] - )は福岡県[1]出身の日本クリエイター映画監督。福岡県のゲーム製作会社「サイバーコネクトツー」の代表取締役社長東福岡高等学校九州産業大学商学部卒業。ニックネームおよび愛称は「ぴろし」。

来歴[編集]

1996年に大学時代の友人とともに「サイバーコネクト」を設立した当時は、営業グラフィックデザイナーを兼任していた。

2001年に代表取締役に就任するとともに、社名を「サイバーコネクトツー」へと変更している。

代表就任後もディレクターとして開発に携わっており、同社の代表作である『.hackシリーズ』にはゲームのみでなく、メディアミックス作品の原作や監修として中心的な役割を担っている。

2007年を機に、ゲームの監督業を降り、ゲームデザインや監修する立場に回ることが多くなった。しかし完全に監督を引退したわけではない。

また、映画監督でもあるが、彼の作る映画は映画ではなく、バンダイナムコゲームス副社長 鵜之澤伸曰くゲーム映画である。

人物[編集]

『.hackシリーズ』のゲーム作品には、自らをモデルとしたCyberConnect Corporationのグラフィックデザイナー・松山洋を登場させ、そのプレイヤーキャラクターは「主要人物ではないが、ストーリーに絡むキャラクター」を演じさせている。

版権ゲーム開発に並々ならぬ熱意を燃やす[2]。少年時代から現在まで『週刊少年ジャンプ』を愛読しており、作品への愛、そして子供の頃に苦い思いをした、キャラクターゲームのクォリティの低さが制作意欲となっているという。一方で、自らがプロデュースしたキャラクターゲーム、PS3用ソフト『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』については発売直後からユーザーからそのクオリティを酷評されている。

思い入れが多数あるためインタビューによって変わるものの、主に失望した作品としてFC用ソフト『聖闘士星矢 黄金伝説』SFC用ソフト『ジョジョの奇妙な冒険』、感嘆した作品として『らんま1/2 爆烈乱闘篇』『幽☆遊☆白書 』『キャプテン翼』などを挙げている[3]

ゲーム映画監督として[編集]

彼の作る映画は従来の映画と違い、ゲーム映画とされている。これはテレビゲームを開発する要領やノウハウで制作される映画である。

テレビゲームのように一定のコースやバトルステージを作成すると、ゲーム制作におけるのアクションパートやイベントパートを作り、それを撮影すれば映画になるという、ゲーム製作者ならではの作り方で映画を製作している。

脚注[編集]

  1. ^ a b 『読売新聞』夕刊6面 2012年1月29日
  2. ^ 4Gamer.net ― [CEDEC 2009]「版権ゲーム制作のコツは,原作への愛!」サイバーコネクトツーの松山洋氏が語る「キャラクター版権タイトルの作り方」
  3. ^ ファミ通No.1005

関連項目[編集]

外部リンク[編集]