松尾尊兌
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松尾尊兌(まつお たかよし、1929年 - )は、日本の歴史学者(日本近現代史専攻)。京都大学名誉教授。鳥取市生まれ。
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[編集] 来歴
旧制の鳥取第一中学校(鳥取県立鳥取西高等学校の前身)・松江高等学校(島根大学の前身)を経て1953年旧制京都大学文学部を卒業(いずれも旧制では最後)。京大では国史学の北山茂夫に師事し、また同郷・同窓(鳥取一中)の先輩である最晩年の佐々木惣一の謦咳に接した。卒業後京都大学人文科学研究所に入り、1970年5月より京都大学人文科学研究所助教授、1971年1月京都大学文学部史学科助教授(現代史学講座担当)、1981年4月に京都大学文学部史学科教授(現代史学講座担当)に昇進。大正期の地方民衆運動史や吉野作造・石橋湛山の植民地論など、大正デモクラシー史の実証的研究に先駆的業績を残した。1993年3月に京都大学定年退官 4月京都大学名誉教授 京都橘女子大学教授を務めた。近年は回想を交えた戦後デモクラシー研究が主である。
なお松尾旧蔵による1950年代前半の学生運動(レッドパージ反対運動・破壊活動防止法反対運動・京大天皇事件など)のビラを中心とした資料678点は、京都大学大学文書館に寄贈され、『戦後学生運動関係資料Ⅰ』として整理・公開されている。
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『大正デモクラシーの研究』(青木書店, 1966年)
- 『大正デモクラシー』(岩波書店, 1974年/同時代ライブラリー, 1994年/岩波現代文庫, 2001年)
- 『本倉』(みすず書房, 1983年)
- 『普通選挙制度成立史の研究』(岩波書店, 1989年)
- 『大正デモクラシーの群像』(岩波書店[同時代ライブラリー], 1990年)
- 『集英社版日本の歴史(21)国際国家への出発』(集英社, 1993年)
- 『大正時代の先行者たち』(岩波書店[同時代ライブラリー], 1993年)
- 『民本主義と帝国主義』(みすず書房, 1998年)
- 『中野重治訪問記』(岩波書店, 1999年)
- 『戦後日本への出発』(岩波書店, 2002年)
- 『昨日の風景――師と友と』(岩波書店, 2004年)
- 『滝川事件』(岩波書店[岩波現代文庫], 2005年)
[編集] 編著
[編集] 共編著
[編集] 訳書
- H・スミス『新人会の研究――日本学生運動の源流』(東京大学出版会, 1978年)

