東急300系電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
東急300系電車
東急300系(西太子堂 - 若林)
東急300系(西太子堂 - 若林
編成 2両編成10本(20両)
起動加速度 3.0 km/h/s
営業最高速度 40 km/h
設計最高速度 60 km/h
減速度 4.4 km/h/s(常用最大)
5.0 km/h/s(非常)
編成定員 132(座席32)人
全長 23,980(2両連接時) mm
全幅 2,500 mm
全高 3,945 mm
編成質量 30.7t
車両質量 15.35t
軌間 1,372 mm
電気方式 直流600V
架空電車線方式
主電動機 かご形三相誘導電動機 TKM-300形(東洋電機製造形式TDK-6050A)60kW
歯車比 67:11 (6.19)
制御装置

IGBT-VVVFインバータ制御

三菱電機製 MAP-064-60V82形
駆動装置 TD継手式中実軸平行カルダン駆動方式
台車 直結式コイルバネ台車 東急車輛製造製 M台車:TS-332、T台車:TS-332T
ブレーキ方式 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ (HRDA-2)
保安装置 車内警報装置
製造メーカー 東急車輛製造

東急300系電車(とうきゅう300けいでんしゃ)は、1999年平成11年)7月11日に営業運転を開始した東京急行電鉄軌道車両

デハ300形とも称される。

目次

[編集] 概要

世田谷線で使用されていたデハ70形デハ80形デハ150形の老朽取り替えとバリアフリー化、冷房化を目的に製造した2車体3台車の連接車であり、東急での連接車の導入は「ペコちゃん」ことデハ200形以来となる。

2001年(平成13年)2月11日にデハ150形の営業運転を終了し、世田谷線の全車両が300系となった。

車体はセミステンレス構造の低床構造[1]で、車いすスペースも設置された。客用扉はバス型の両開きプラグドアで、車内にはLED式の旅客案内表示器が設置された。車内放送装置には自動放送装置を搭載したが、英語放送はない。つり革の形状は△である。デハ70形・80形の部品を再利用(両形式は1990年代に下回りの老朽化から台車モーターを新品に交換していた)した編成も存在する。車体色は編成毎に異なり、車体広告を入れた編成があるのも特徴の一つである。東急としては初の三菱電機VVVFインバータ制御装置を採用した。2両編成10本(20両)が在籍する。東急で三菱電機製の主制御装置を採用したのはデハ200形以来であり、二例目である。

登場当時は各駅のホームを嵩上げする前だったため、301F - 306Fにはドアステップや車いす昇降装置を設置していたが、全車が300系になることでホームを嵩上げする際[1]に改造・撤去された。なお、307F - 310Fはホーム嵩上げ後に導入されたため、ステップなどを設置していない。

座席形状は301F - 304Fと305F - 310Fで異なる。

車内に路線バスと類似した運賃箱と、せたまる定期券回数券およびPASMOの読み取り機があり、無人の中間駅では乗車時に運賃を支払う。

2001年に東急が鉄道友の会グローリア賞」を受賞した背景には、これら企業努力による、世田谷線の利便性向上が評価されたことが挙げられる。

[編集] 特別塗装

全編成で塗装が違っているが、特筆されるものは以下の2つ。

[編集] 各編成の写真


[編集] 脚注

[ヘルプ]

[編集] 参考サイト

  • [1] 路面電車とLRTを考える館 東急電鉄 世田谷線用 300系

[編集] 関連項目

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス