東亜会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(東声会から転送)
東亜会(とうあかい)は、東京都に本拠を置く日本の暴力団。前身は東声会。
1957年、町井久之(本名は鄭建永)が、「東洋の声に耳を傾ける」と云う理念のもと、在日朝鮮人連盟(現:朝鮮総連)や在日朝鮮統一民主戦線などへの防波堤として、東京都銀座で反共産主義の思想団体・東声会を結成した[1]。
しかし、世間からはヤクザ組織と認識され、警察による締め付けが厳しくなったために町井は1966年9月1日に解散を宣言するが、翌1967年、東亜友愛事業組合として再建された。東亜友愛事業組合理事長には、東声会副会長・平野富士松が就任[2]。 昭和47年(1972年)、関東二十日会に加盟した。
目次 |
[編集] 他団体関係
関東地方を本拠地とする住吉会、稲川会、松葉会、双愛会という4団体とともに、博徒系の親睦団体・関東二十日会を結成している。[3] 山口組とは田岡一雄―町井久之の兄弟盃以来、東亜友愛事業組合理事長・薛伟超が三代目山口組で「幹部扱い」され、四代目山口組時代には「若頭補佐待遇」とされるなど友好関係を保ち、親戚団体の一つとなっている。2005年、六代目山口組組長を襲名した司忍を後見人に迎え、関係を更に強化した。
[編集] 歴代会長・理事長
- 東声会会長 - 町井久之(本名は鄭建永)
- 東亜友愛事業組合初代理事長 - 平野富士松
- 東亜友愛事業組合二代目理事長 - 沖田守弘
- 東亜友愛理事長 - 二村昭平
- 東亜会初代会長 - 二村昭平
- 東亜会二代目会長 - 金海芳雄
[編集] 最高幹部
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 『愚連隊伝説』洋泉社 1999年 ISBN 4-89691-408-2
- 『山口組50の謎を追う』洋泉社2004年 ISBN 4-89691-796-0
- 山平重樹『ヤクザの死に様 伝説に残る43人』幻冬舎<アウトロー文庫>、2006年、ISBN 4-344-40894-2
- 「国会会議録・第077回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第22号」
- 「第046回国会 法務委員会 第30号」
- 「国会会議録・第046回国会予算委員会第4分科会第2号」
- 「平成元年警察白書・第1章 暴力団対策の現状と課題・第1節 暴力団の変遷と最近の特徴」
- 田中清玄・大須賀瑞夫『田中清玄自伝』文藝春秋 1993年 ISBN 4-16-347550-8
- 「国会会議録・第071回国会決算委員会第27号」
- 「国会会議録・第071回国会決算委員会第28号」
- 飯干晃一『柳川組の戦闘』角川書店<文庫>、1990年、ISBN 4-04-146425-0
- 山平重樹『ヤクザ大全 その知られざる実態』幻冬舎<幻冬舎アウトロー文庫>、1999年、ISBN 4-87728-826-0
[編集] 出典
- ^ 「山口組50の謎を追う」洋泉社、2004年、ISBN 4-89691-796-0のP.161と「実録 東声会 初代 町井久之 暗黒の首領」
- ^ 『六代目山口組 完全データbook』メディアックス、2008年、ISBN 978-4-86201-328-6のP.133
- ^ 『山口組幕府論』 2007年12月17日 猪野健治