杯細胞

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矢印:腸絨毛の杯細胞

杯細胞(さかずきさいぼう、英:goblet cell)とは粘液分泌性の単細胞腸絨毛において吸収上皮細胞間に、気道粘膜においては多列繊毛上皮間に散在する。圧迫により三角形状のが基底部に存在する。結膜上皮の杯細胞はムチンを分泌する。分泌されたムチンは角結膜の親水性を高めている。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 日本獣医解剖学会編集 『獣医組織学 改訂第二版』 学窓社 2003年 ISBN 4873621135