李文烈
| 李文烈 | |
|---|---|
| 誕生 | 1948年5月18日(65歳) 韓国ソウル市[1] |
| 職業 | 小説家 |
| 言語 | 韓国語 |
| 活動期間 | 1979年[1] - |
| ジャンル | 小説 |
| 処女作 | 「새하곡[1] (塞下曲)」 |
| 李文烈 | |
|---|---|
| 各種表記 | |
| ハングル: | 이문열 |
| 漢字: | 李文烈[2] |
| 発音: | イ・ムニョル[3] |
| 英語表記: | Yi Mun-youl[2] |
李文烈(イ・ムニョル、1948年5月18日 - )は、韓国の小説家[1]。政治的暗示を含む李の作品は80年代の学生に支持され、広く読まれた。1980年代を代表する作家である。
目次 |
略歴 [編集]
1948年5月18日、ソウル市鍾路区清雲洞に生まれる。父は共産主義者で朝鮮戦争が起こると一人北に行ってしまった。残された李一家は共産主義の協力者とレッテルを貼られ、李は辛い幼少時代を送ることになる。小学校も卒業できず、慶尚北道の各地を転々とした。だが、1964年に高校入学検定試験に合格し高校進学への道が開けると、安東高等学校に首席で入学した。ようやく勉学への道が開けたはずであったが、李は精神的不安定な状態になり、1年後には中退してしまう。高校を中退した後、暫く釜山に引き籠っていたが1968年、大学検定試験で大学入学資格を得るとソウル大学校国語教育学科に入学した。大学時代には師範大文学会に入り、文学活動もしていたが、李は考試の合格を目指していた。しかし、上手くいかず大学は中退、1973年に結婚すると同時に軍隊に入り、1976年に退役するまで沈黙する。
1977年、『大邱毎日新聞』の新春文芸に「나자레를 아십니까 (ナザレを知っていますか)」が当選、李は文壇にデビューを果たす。1979年に2作目「塞下曲」が『東亜日報』新春文芸に当選し、文人としての地位を固めていく。「우리들의 일그러진 영웅 (我らの歪んだ英雄)」では学校での政治闘争を、「英雄時代」では共産主義者を輩出した家族が連座制によって苦しむ実情を、自らの体験を基にして描いている。その作風はリアリズム的な面と観念的な面を使い分ける広い視野がある、といえる。しかし、李の作品は不必要に難解な言葉を多用し読者を眩惑させている、といった批判がないわけでもない。
1994年には世宗大学校国語国文学科の教授を務め、2003年にはハンナラ党公選審査委員を務める。文壇においても重鎮としての地位を持つ李であるが、2008年に起きた「米国産牛肉輸入反対デモ」を疑問視する発言によって韓国内で強く非難されてもいる。
年譜 [編集]
- 1948年5月18日、ソウル市鍾路区清雲洞に生まれる。
- 1964年、安東高等学校に入学。
- 1965年、安東高等学校を中退。
- 1968年、ソウル大学校国語教育学科に入学。
- 1970年、ソウル大学校を中退。
- 1973年、結婚する。
- 1977年、文壇にデビュー。
- 1979年、第3回今日の作家賞を受賞。
- 1982年、第15回東仁文学賞を受賞。
- 1983年、大韓民国文学賞を受賞。
- 1984年、中央文化大賞を受賞。
- 1987年、第11回李箱文学賞を受賞。
- 1992年、第37回現代文学賞を受賞。
- 1992年、第24回大韓民国文化芸術賞を受賞。
- 1993年8月~、『季刊想像』諮問委員を務める。
- 1994年9月~、世宗大学校国語国文学科の教授を務める。(~1997年6月)
- 1998年、第2回21世紀文学賞を受賞。
- 1999年、湖巌賞芸術賞を受賞。
- 2003年12月~、ハンナラ党公選審査委員会の委員を務める。
主要作品 [編集]
- 1979年、사람의 아들
- 1980年、그해 겨울
- 1981年、어둠의 그늘
- 1982年、황제를 위하여
- 1983年、금시조
- 1984年、영웅시대
- 1984年、미로일지
- 1985年、칼레파 타 칼라
- 1987年、서늘한 여름
- 1987年、우리들의 일그러진 영웅
- 1988年、추락하는 것은 날개가 있다
- 1989年、필론의 돼지
- 1991年、시인
- 1994年、수호지
- 1995年、아우와의 만남
- 1998年、변경
- 2002年、삼국지
日本語で読める作品 [編集]
- 藤本敏和訳『我らの歪んだ英雄』情報センター出版局、1992年
- 根本理恵, 長谷川由紀子訳「若き日の肖像」『韓国の現代文学 2』柏書房、1992年
- 安宇植訳『ひとの子-神に挑む者』集英社、1996年
- 安宇植訳『皇帝のために』講談社、1999年
脚注 [編集]
- ^ a b 이문열 (イ・ムニョル) chosun.com 포커스 인물 (フォーカス 人物)(韓国語) 2011年9月2日閲覧。
- ^ 資料検索(標準) 著者名「李文烈」を「典拠検索」 東京都立図書館 2011年9月24日閲覧。