日経新聞記者北朝鮮拘束事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
杉嶋岑から転送)

日経新聞記者北朝鮮拘束事件(にっけいしんぶんきしゃきたちょうせんこうそくじけん)は、1999年(平成11年)12月、日本経済新聞記者であった杉嶋岑が北朝鮮に2年2ヶ月間にわたり拘束された事件。

杉嶋は情報漏洩のひどさに驚き、その経過を公表することを決意し帰国後手記として公表している[1][2]。その後2002年7月、国会において参考人としても同様の内容を証言している[3]

国会証言の内容[編集]

その他[編集]

  • 公安調査庁からその後、謝罪、追加調査の報告などは一切無かったとのこと。
  • その後、特定秘密保護法が制定された。この法律は、外国による諜報活動への対策(防諜)の一環である。

文献[編集]

  1. ^ 文藝春秋 (雑誌)2002年5月号
  2. ^ 杉嶋岑 『北朝鮮抑留記 - わが闘争二年二カ月』 草思社 2011年
  3. ^ 第154回国会 安全保障委員会 第9号

関連項目[編集]