朴元淳

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韓国の旗 韓国の政治家
朴元淳
박원순
Park won-soon crop.png
朴元淳(2012年)
生年月日 1956年3月26日(58歳)
出生地 慶尚南道昌寧郡
出身校 檀国大学校大学院史学科
前職 希望製作所常任理事
所属政党 無所属→民主統合党→民主党新政治民主連合 
サイン Park Wonsun signature.png
公式サイト 원순닷컴(ウォンスンドットコム)

ソウル特別市市長
当選回数 2回
任期 2011年10月27日 -
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朴元淳
各種表記
ハングル 박원순
漢字 朴元淳
発音: パク・ウォンスン
ローマ字 Park Won Soon
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朴 元淳(パク・ウォンスン、박원순1956年3月26日 - )は、大韓民国慶尚南道生まれの弁護士、社会運動家。ソウル特別市長(2011年10月27日 - )。

韓国の代表な市民運動団体である「参与連帯」の創設に関与、同連帯において執行委員及び運営委員を務めたほか、政策シンクタンク「希望製作所」理事なども務めた。参与連帯事務処長をつとめていた2000年当時に行われた第16代総選挙において落選運動を主導するなど、行動派の弁護士として知られる。2011年10月に行われたソウル市長補欠選挙に野党統一候補として立候補し当選を果たし、第35代ソウル市長に就任した。2012年2月、民主統合党(2013年5月、「民主党」に党名改称)に入党[1]。2014年6月の第6回全国同時地方選挙の一つとして行われたソウル市長選挙で再選を果たした[2]

略歴[編集]

  • 1956年 - 慶尚南道昌寧郡に生まれる。

学歴[編集]

経歴[編集]

ソウル市長補欠選挙[編集]

無償給食の是非を問うため、住民投票が8月24日に実施されたが、投票成立に必要な投票率(全有権者の3分の1)を下回って不成立(未開票)となった。無償給食反対の立場から住民投票を推し進めてきた呉世勲ソウル市長は住民投票不成立の責任をとる形で、翌々日の26日に市長を辞任したため10月26日にソウル市長補欠選挙が実施されることになった[3]

翌2012年に行われる総選挙と大統領選挙の動向を占う重要選挙として与野党とも市長選挙に向けた動きを本格させる中、市長選挙への出馬意志を明らかにした[4]。こうした中、若年層を中心とする支持率が高く市長選挙への出馬を模索していた安哲秀(アン・チョルス)融合科学技術大学院長が市長選不出馬を9月6日に表明[5]し、朴支持を明らかにした。また最大野党民主党における有力市長候補である韓明淑国務総理とも協議し野党圏単一候補を実現するためにお互いに努力することで一致した[6]

2011年10月3日、ソウル市長補欠選挙にて野党候補を一本化するための予備選挙[7]が行われた。選挙の結果、世論調査とテレビ討論で高い支持を得た朴元淳が52%以上の支持を得て、民主党候補の朴映宣(パク・ヨンソン)議員と民主労働党候補の崔圭曄(チェ・ギュヨプ)を押さえて統一候補に確定した。この結果、ソウル市長補欠選挙は与党ハンナラ党候補の羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)と進歩系野党統一候補となった朴元淳による事実上の与野党一騎打ちとなった[8]

選挙戦では無党派層の支持を得て戦いを有利に進めた[9]。そして投開票の結果、ナ候補に7.2%およそ29万票の差をつけて当選を果たした[10]。なお市長選挙で与党候補を破って当選を果たしたことで、来年の大統領選挙における有力候補と目される安哲秀ソウル院長と連携して新党を結成するのではないかとの見方が一部で広がったが、朴市長は27日に民主党孫鶴圭代表を表敬訪問した席で、これを否定した[11]

ソウル市長就任後[編集]

当選翌日の27日から市長としての業務を初め、小学校5・6年生の無償給食予算支援案に署名した[12]。市長就任後、一般職員との円卓会議やツイッターを利用した予告無しのイベント、1日3~4箇所を視察し市民から市の政策に対する意見を直接聞くなど職員や市民との触れ合いを重視する姿勢を採っている[13]。11月には市長選における公約の一つであるソウル市立大学校授業料の半額化を2012年度から実施することを表明した[14]

市長就任直後の11月7日、韓米自由貿易協定(韓米FTA)批准案の国会処理を巡って最大争点となっていた国家訴訟制度(ISD)について再検討を促す意見書を外交通商部行政安全部に提出した[15]

2012年2月23日、民主統合党に入党。同年5月1日、ソウル市庁舎前で行われた民主労働組合総連盟主催のメーデー集会に現職ソウル市長として初めて出席した[16]。また市本庁と傘下の投資・出資機関で勤務する非正規職員3000名弱のうち1050名以上を正規職に転換[17]した他、12月には第2次非正規職雇用改善対策として市庁や地下鉄駅構内で清掃業務に従事する非正規労働者3000名以上を2013年6月から正規職に転換する他、警備や駐車場管理業務に従事する非正規労働者についても5年間で段階的に正規職へ転換していく方針を明らかにした[18]

2012年4月、前年3月に発生した福島原発事故を受け、省エネクリーンエネルギーの利用拡大による2014年までに原子力発電所1基分のエネルギー削減を目指す、脱原発政策を発表した[19]

主な著書[編集]

韓国語[編集]

  • 『韓国の市民運動-プロクルステスの寝床-』当代(2002年)
  • 『村こそ学校』コムドゥンソ(2002年)
  • 『美しい世界の条件』ハンギョレ(2010年)
  • 『オリバーは世界をどのように料理するのか』イマジン(2011年)
  • 『村社会』コムドゥンソ(2002年)他
  • 『世界を変える1千の職業』ムンハクドンネ(2011年)
  • 『美しい価値事典』ウィズダムハウス(2011年)
  • 『村、生態こそ答え』コムドゥンソ(2011年)
出典:ソウル市長プロフィール(ソウル市日本語版ホームページ) 

日本語訳[編集]

  • 『韓国市民運動家のまなざし』(風土社、2003年)

脚注[編集]

  1. ^ “朴元淳ソウル市長 最大野党・民主統合党に入党”. 聯合ニュース. (2012年2月23日). http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2012/02/23/0900000000AJP20120223001300882.HTML 2012年2月26日閲覧。 
  2. ^ “「6・4地方選挙」 パク・ウォンスン、ネガティブ攻撃突き破り当選…大統領選次期走者に浮上”. ハンギョレ. (2014年6月5日). http://japan.hani.co.kr/arti/politics/17519.html 2014年6月7日閲覧。 
  3. ^ ソウル市長が辞任、10月26日に補欠選挙連合ニュース2011年8月26日11時52分配信
  4. ^ 박원순 서울시장 후보 출마 검토(朴元淳 ソウル市長候補出馬検討)ハンギョレ2011年8月31日21時47分最終入力
  5. ^ 世論調査で人気首位の安哲秀氏、ソウル市長選不出馬。連合ニュース2011年9月6日17時34分配信
  6. ^ 朴元淳氏、韓明淑元国務総理と野党候補一本化に合意KBSワールドラジオ2011年9月6日21時56分最終入力
  7. ^ 世論調査、テレビ討論(陪審員役の市民による評価)、一般市民による投票をそれぞれ実施、その結果を30%、30%、40%に分けて集計する方法で行われた。
  8. ^ 進歩陣営の統一候補決まる 無所属の朴元淳氏.KBSワールドラジオ2011年10月3日
  9. ^ “野党系の朴氏が勝利=無党派動く、政界再編も-ソウル市長選”. 時事通信. (2011年10月27日). http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2011102600492 2011年10月27日閲覧。 
  10. ^ “野党統一候補がソウル市長に 与党は基礎自治体選で圧勝”. KBSワールドラジオ. (2011年10月27日). http://rki.kbs.co.kr/japanese/news/news_Po_detail.htm?No=41187&id=Po&page=2  2011年10月28日閲覧。 
  11. ^ “朴元淳氏「第三政党の立ち上げ、考えたことがない」”. KBSワールドラジオ. (2011年10月27日). http://rki.kbs.co.kr/japanese/news/news_Po_detail.htm?No=41192&id=Po&page=1 2011年10月28日閲覧。 
  12. ^ “박원순 시장, 초등 5·6학년 무상급식 결재로 업무 시작(朴元淳市長、初等5・6学年無償給食決済で業務開始”. ハンギョレ. (2011年10月27日). http://www.hani.co.kr/arti/society/area/502834.html 2012年2月26日閲覧。 
  13. ^ “ソウル市長就任から1か月市民との触れ合い大切に”. 聯合ニュース. (2011年11月25日). http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/11/25/0200000000AJP20111125001200882.HTML 2012年2月26日閲覧。 
  14. ^ “韓国・ソウル市立大学の授業料半額 新市長「価値ある」公約実現 学生団体→全大学の半額化要求”. しんぶん赤旗. (2011年11月17日). http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-11-07/2011110706_01_1.html 2013年8月4日閲覧。 
  15. ^ “「韓米FTAの内容見直しを」=ソウル市長が意見書”. 聯合ニュース. (2011年11月7日). http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/11/07/0200000000AJP20111107001700882.HTML 2012年2月26日閲覧。 
  16. ^ “韓国:122周年メーデー、民主労総『ゼネスト闘争出征式』開催”. レイバーネット(原文チャムセサン). (2012年5月1日). http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/knews/00_2012/1335907001254Staff/view 2012年7月13日閲覧。 
  17. ^ “56살이상도 정규직화…정부지침서 ‘한발 더’(56歳以上も正規職化・・・政府指針書の‘一歩先へ’)”. ハンギョレ(本国版). (2012年3月23日). http://www.hani.co.kr/arti/society/labor/524820.html 2013年8月4日閲覧。 
  18. ^ “서울시 비정규직→정규직 전환 의미와 파급효과(ソウル市非正規職→正規職転換の意義と波及効果)”. ハンギョレ(本国版). (2012年12月5日). http://www.hani.co.kr/arti/politics/administration/564027.html 2013年8月4日閲覧。 
  19. ^ “毎日フォーラム・視点:持続可能な都市政策 韓国ソウル市長 朴元淳”. 毎日新聞. (2012年6月8日). http://mainichi.jp/feature/news/20120605org00m010035000c.html 2013年8月4日閲覧。 

外部リンク[編集]

公職
先代:
権寧奎
(行政1副市長、職務代理)
ソウル特別市長
第35代-第36代:2011 -
次代:
(現職)