札幌短期大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
札幌短期大学
大学設置 1950年
創立 1946年
廃止 1979年
学校種別 私立
設置者 学校法人明和学園
本部所在地 北海道札幌市中央区南8条西16丁目
学部 英文科
商業科
  第一部
  第二部
テンプレートを表示

札幌短期大学(さっぽろたんきだいがく、英語: Sapporo Junior College)は、北海道札幌市中央区南8条西16丁目に本部を置いていた日本私立大学である。1950年に設置され、1979年に廃止された。大学の略称は札短。

概要[編集]

大学全体[編集]

教育および研究[編集]

  • 英語、英語購読、英米文学などの英語科目、経済原論、簿記原理、販売管理論、商業通論、労務管理、監査論などの商業科目の他、日本文学、国文学、ドイツ語、中国語、仏語、などの語学、また哲学、林業論、民法、労働法、社会思想史、生物学など、あるいはタイプライター実習など多岐に渡って科目が展開されていた。

学風および特色[編集]

  • 入学資格認定試験制度があった。

沿革[編集]

基礎データ[編集]

所在地[編集]

  • 北海道札幌市中央区南8条西16丁目

象徴[編集]

  • 札幌短期大学のカレッジマークは右記の資料にあり[21]

教育および研究[編集]

組織[編集]

学科[注 19][編集]

  • 英文科 入学定員50名
  • 商業科
    • 第一部 入学定員は100名
    • 第二部 入学定員80名

専攻科[編集]

  • なし

別科[編集]

  • なし

取得資格について[編集]

教職課程

附属機関[編集]

  • 産業経営研究所
  • 電子計算機センター

研究[編集]

  • 『札幌短期大学論集』[26]
  • 札幌短期大学文泉学会『Literature』[27]ほか[注 20]

学生生活[編集]

部活動・クラブ活動・サークル活動[編集]

  • 札幌短期大学で活動していたクラブ活動:サークルは軽音楽部、美術部、社交ダンス部、漕艇部、ギター・マンドリン同好会、陸上競技部、ヨット部、英語研究部、経営学研究会、山岳部、卓球部、演劇部、弁論部などが活動していた。
  • 1975年7月26日、笹岡征雄教授の指導の下、当時の女子学生ら6名が日本競技連盟公認コースとして網走市市役所から大空町までの区間の42.195キロを完走し、女子初のフルマラソンとして記録された。また、日本女子マラソン発祥の地として2014年10月札幌学院大学建学記念館横に記念パネルが設置された。[29]

大学関係者と出身者[編集]

歴代学長[編集]

出身者[編集]

大学の組織[編集]

  • 札幌短期大学の同窓会は「文泉会」と称する。現在は「札幌学院大学」構内に文泉会事務局がある。

施設[編集]

キャンパス[編集]

  • 1955年10月に約1千坪の土地と木造校舎を取得し、中島池畔の旧校舎から、閑静な山鼻の新天地に移転した。買収価格の半額分の寄付金の獲得には、学生の協力が大きかった。之に拠って本学は四年制大学設置の血路を切り開いていく。

学生食堂[編集]

  • 札幌短期大学の学生食堂(学食)は当時、「北海道大学生活協同組合」が運営していた。

対外関係[編集]

系列校[編集]

卒業後の進路について[編集]

就職について[編集]

編入学・進学実績[編集]

注釈[編集]

注釈グループ[編集]

  1. ^ a b 昭和52年度より学生募集停止[4][5][注 3]
  2. ^ a b 現在の文部科学省

補足[編集]

  1. ^ うち私立短期大学132校
  2. ^ 前小樽高商校長
  3. ^ 札幌学院大学へ統合のため。
  4. ^ 短期大学名 札幌短期大学
  5. ^ 出典[7][8][9]
  6. ^ 出典[10][11]
  7. ^ 出典[14][15]
  8. ^ うち10
  9. ^ うち女9
  10. ^ うち女6
  11. ^ うち男8
  12. ^ うち133
  13. ^ うち女81
  14. ^ うち男6
  15. ^ うち男78
  16. ^ うち女30
  17. ^ うち女1
  18. ^ すべて
  19. ^ 最終募集となった1976年における体制[22][23]
  20. ^ ほか[28]も参照。

出典[編集]

参考文献[編集]

1949年短大設置申請分[編集]

教員養成機関[編集]

全国学校総覧[編集]

短期大学一覧[編集]

短期大学受験案内(晶文社)[編集]

短期大学案内(梧桐書院)[編集]

その他[編集]

関連サイト[編集]