木酢液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

木酢液(もくさくえき)とは、木材を乾留した際に生じる乾留液の上澄分のこと。外見は赤褐~暗褐色の液体。

目次

[編集] 木材乾留工業

イギリスでは1820年ごろより、木酢液の蒸留により得られた酢酸から媒染剤として酢酸ナトリウムを製造する事業が始まっている [1]

[編集] 用途

かつて木酢液は酢酸やメタノールを製造するために利用されていたが、その用途は化学合成あるいは醸造に置き換えられた。 現在は農薬、もしくは民間療法、厚生目的での利用がある。

  • 農薬
    • 動物の回避
    • 害虫対策
    • 土壌改良
  • 厚生
    • 入浴
    • 消臭
    • 殺菌

[編集] 炭窯

炭窯には、白炭、黒炭があり各地域で今も継承されている伝統窯である。入浴剤などの厚生目的には、それらの炭窯で得られた木酢液が用いられる。

[編集] 脚注

  1. ^ D. C. McClure, Kilkerran Pyroligneous Acid Works 1845 to 1945 - Ayrshire History

[編集] 関連項目