木津川計
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木津川 計(きづがわ けい、1935年 - )は雑誌『上方芸能』の編集者。作家。立命館大学元教授。本名は坂本凡夫 (さかもと つねお) 。高知市生まれ。
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[編集] 経歴
- 高知県立高知丸の内高等学校卒業
- 1964年大阪市立大学文学部卒業
- 1968年—雑誌『上方落語をきく会』創刊。1999年まで編集長を務める。
- 1974年—雑誌の名称を『上方芸能』へと変更。
- 1986年—立命館大学産業社会学部教授
- 2001年—立命館大学特別任用教授
- 2006年—立命館大学退職
- 2004年—民放連盟賞中央審査委員会審査委員長
[編集] 人物
- ペンネームの由来は『気いつかうばっかり』、『人々と出会う「きっかけ」』。怪我をした際に、周囲から『傷だらけ』とも言われたという。かつては、木津計(気い付けい)としていたが、押し付けと命令口調に気がつき変更、現在では若気の至りとしている。
- 広島市への原子爆弾投下のあった8月6日を選んで学生結婚を行い、友人の「8月6日を再び繰返すな」という悲劇と祝辞を捉えた言葉に上方文化のユーモアを感じたとしている。
- 大学教員としては、京都・大阪・神戸の『都市格』や九鬼周造などについてユーモアを交えて講義する。ときには上方落語を披露して学生の拍手で講義が終了することがあった。
- 太宰治が「<文化>にルビをつけるとしたら、はにかみである」と残した言葉を学生に問いかけている。
- 関西弁(大阪弁)とその洒落を大切にしている。菊池寛が死去したときに「ああ、ついにクチキカン」と大阪の市民が惜しんで残した言葉を現在に伝えている。
- NHKラジオ「木津川計のラジオエッセイ」に出演。
- NHK朝の連続テレビ小説『芋たこなんきん』で木津川をモデルとした畑山耕三(『上方文化』の出版社の社長)を平泉成が演じた。
- ジャーナリストの萩原遼は実弟。
[編集] 役職一覧
- 文化庁芸術祭賞選考委員
- 文化庁国際芸術交流支援事業審査委員会副主査、芸術選奨文部科学大臣賞選考委員会主査
- 雑誌『上方芸能』代表・発行人
- 和歌山大学経済学部客員教授
- 兵庫県川西市生涯学習短期大学学長
- 「一人語りの長谷川伸劇場」主宰
- 大阪創造都市市民会議発起人
[編集] 賞罰
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『文化の街へ』大月書店,1981年
- 『上方の笑い』講談社,1984年,ISBN 4061457160
- 『含羞(がんしゅう)都市へ』神戸新聞出版センター,1986年,ISBN 4875214480
- 『生活文化の視座』日本生活協同組合連合会,1988年
- 『可哀相なお父さんに捧げる哀歌—熱狂の時代と父権の歴史 』法律文化社,1991年,ISBN 4589016095
- 『花曜日の薔薇色—エッセイアンソロジー』『上方芸能』編集部,1992年,ISBN 4888530033
- 『人間と文化』岩波書店,1992年,ISBN 4000036602
- 『大阪の曲がり角』東方出版,1992年,ISBN 4885912296
- 『「趣味」の社会学—豊かな趣味人の復権へ』日本経済新聞社,1995年05,ISBN 4532161541
- 『生き甲斐のゆくえ—「定年から大往生へ」』かもがわ出版,1997年,ISBN 4876993270
- 『優しさとしての文化』かもがわ出版,2002年
- 『上方芸能と文化』日本放送出版協会,2006年,ISBN 4140842059

