木村正人

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木村 正人(きむら まさと、1936年3月24日[1] - 2018年5月17日[2])は、日本の実業家である。コープこうべの元組合長理事。兵庫県出身。

略歴[編集]

1958年大阪経済大学卒業、1961年灘生協(現コープこうべ)に入所、1981年常勤理事、1987年常務理事、同年12月専務理事を経て、1993年組合長理事に就任。日本流通産業副社長、大阪北生活協同組合理事なども兼任した。

組合長在任時には阪神・淡路大震災が発生。行政と協力し、被災者に緊急物資の提供をいち早く実施するなど、同生協自身の復旧支援のみならず、広く被災者の救援にあたったことで社会的にも評価され、生協への強い信頼を得ることにつなげた。

脚注[編集]

  1. ^ 『現代物故者事典2018~2020』(日外アソシエーツ、2021年)p.191
  2. ^ 木村正人さん 82歳=元生活協同組合コープこうべ組合長理事 /兵庫 毎日新聞 2018年5月19日