木型

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OH-1の実物大木型。胴体など大半の部分は木で作られている

木型(きがた)は製品の外観の検討や機能の確認のためにつくられる原型。基本的には製。モックアップ(mockup)とも言う。

木型は商品の外観デザインや使い心地、可動部の検討用に用いられる。木で作られる理由は低価格、丈夫、切削(修正)が可能と言ったところである。

玩具の原型に木型が用いられることが多かったが、小型の家電製品自動車新幹線航空機のデザイン・機能検討用にも用いられていた。

玩具の原型の場合は、木型の段階で可動部のギミックなどを再現、パーツごとの分解も可能にしておき、そのまま製品の原型とすることが多かった。微妙なカーブの修正や隙間の修正には、天然木材以外に、おがくず(木の砕片)を樹脂で固めたものなども用いられる。

旧来は職人による手作業に負うことが多かったが、近年は3Dプリンタ3Dプロッタ)の発達でCADデータをそのまま立体として成形できるようになったため、呼称はそのままでも、木材を用いず、FRP合成樹脂で代用されることが多くなっている。自動車携帯電話など、デザインが販売に大きく影響する商品においては、今でもモックアップが使われている。

携帯電話店では体験用に展示する実機を「ホットモック」と呼称している。

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