朝永三十郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

朝永三十郎(ともなが さんじゅうろう、明治4年2月5日1871年) - 1951年9月18日)は、日本の哲学者。京都大学名誉教授西洋哲学)。京都学派を代表する人物の一人。子に、物理学者朝永振一郎

[編集] 人物

大村藩士・朝永甚次郎の子として長崎県東彼杵郡川棚町で生まれる。長崎県大村中学(第一回入学者・現長崎県立大村高等学校)、第一高等学校 (旧制)を経て、東京帝国大学で学ぶ。 同大卒業後、1907年京都帝国大学哲学科助教授、13年教授となり、西洋哲学・哲学史等を講じる。当時は、西田幾多郎田辺元らが京都帝国大学に在籍し、哲学の「京都学派」として時代を席巻していた時期であった。

寡作で知られ、著書としては『近世に於ける「我」の自覚史-新理想主義とその背景-』『ルネサンス、及び先カントの哲学』『カントの平和論』等がある。

教え子には、天野貞祐山内得立小原国芳高坂正顕等がいる。 1931年京都帝大定年退官後は、大谷大学教授を務めた。

[編集] 著書

  • 哲学綱要 宝文館, 明35.11
  • 哲学辞典 宝文館, 明38.1
  • 哲学と人生 隆文館, 明40.2
  • 人格の哲学と超人格の哲学 弘道館, 明42.9
  • 近世に於ける「我」の自覚史 新理想主義と其背景 東京宝文館, 大正5 のち角川文庫
  • 独逸思想と其背景 東京寳文館, 大正5
  • カントの平和論 改造社, 大正11
  • デカルト 岩波書店, 1925.6
  • デカルト省察録 岩波書店 1936 (大思想文庫 第9)
  • 哲学史的小品 ルソー・カント・ロッツェ 黎明書房 1948
  • 西洋近世哲学史 第1冊 ルネッサンス及び先カントの哲学 岩波書店 1949
  • 朝永博士還暦記念哲学論文集 天野貞祐編 岩波書店, 昭和6

[編集] 外部リンク

執筆の途中です この「朝永三十郎」は、哲学に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正して下さる協力者を求めています。(Portal:哲学