有馬頼底

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有馬頼底(ありま らいてい、1933年 - )は、現代の禅僧。臨済宗相国寺派管長。初名は有馬永頼。道号及び現在の戸籍名は頼底。法諱は承黙。大龍窟とも号する。久留米藩有馬家赤松氏流)の子孫。東京市中野区出身。幼稚園時代は今上陛下のご学友であった[1]。 

目次

[編集] 来歴

[編集] エピソード

  • 能書家として知られ廉潔な人柄が人々の尊敬を集め、京都仏教会理事長として京都の伝統の保持と発展に尽くした。
  • 古都税京都のビル高層化には異議を唱え、京都の町並みの景観の保持に貢献した。
  • 文藻に恵まれ、数々の著述を残している。『禅僧が往く』 (自伝)においては念願の承天閣美術館の設立、お寺と人々を結ぶイベント「音舞台」について、日中仏教界の交流・寺院復興援助の経緯などを記している。『禅、「持たない」生き方』においては、一切の物欲を捨て去り、執着心を放下するりの境地の大切さを説いた。

[編集] 税務問題

大阪国税局の税務調査により、2009年からの3年間で約2億円の所得の申告漏れを指摘され、修正申告した[3]。所得内容は揮毫料で、使途は文化財購入で個人的な費消はしていないという。

[編集] 著書

  • 禅と茶 禅語の意味とその味わい 学習研究社 1982.11 茶の心シリーズ
  • 『茶人よ自由になれ 禅の心茶の美』主婦の友社、1985年)
  • よくわかる茶席の禅語 1-2 主婦の友社 1990-93 
  • 茶席の禅語早わかり 主婦の友社 1994.12
  • 禅茶巡礼 春秋社 1996.12
  • 禅僧の生涯 その生き方に学ぶ 春秋社 1997.9
  • 『禅と茶の湯』(春秋社、1999年)
  • 『禅僧が往く 私の履歴書』(日本経済新聞社、2004年)
  • 『自在力 見えない道を歩く』講談社、2008年)
  • 『無の道を生きる 禅の辻説法』集英社新書、2008年)
  • 必携茶席の禅語ハンドブック 日本の文化がよくわかる 里文出版 2008.11
  • 力を抜いて生きる 講談社 2009.11
  • 『禅、「持たない」生き方』三笠書房・知的生きかた文庫、2010 
  • やさしくわかる茶席の禅語 世界文化社 2010.10 茶の湯便利手帳 2
  • 明日への遺言 京都仏教会監修 丸善プラネット 2011.10

[編集] 共著

  • 『相國寺』足立巻一共著(古寺巡礼京都 2)(淡交社、1976年)
  • 鹿苑寺名宝展図録 源豊宗共編 大本山相國寺承天閣美術館 1984.9
  • 慈照寺名宝展図録 源豊宗共編 大本山相國寺承天閣美術館 1985.4
  • 光悦と寛永文化 源豊宗共編 大本山相國寺承天閣美術館 1986.11
  • 『茶の湯の銘大百科』稲畑汀子,筒井紘一共監修、淡交社、2005 
  • 『禅の心茶の心』真野響子共著 朝日新聞社 2006 
  • 『銀閣寺』久我なつみ共著 淡交社、2007
  • 『禅の逆襲 生老病死のなかの仏教』対本宗訓共著 春秋社、2010 

[編集] 脚注

  1. ^産経新聞2011年2月17日
  2. ^ 日本経済新聞出版社 有馬頼底より確認。
  3. ^ 2011年2月17日の朝日新聞朝刊39面
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