最高峰クラス (オートバイ)

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最高峰クラス(さいこうほう くらす)とは、排気量別でチャンピオンが争われるシリーズ戦の最大排気量のクラスを指す。ロードレース世界選手権では「MotoGP」クラス[1]全日本ロードレース選手権では「JSB1000(JAPAN SUPER BIKE 1000)」クラス[2]となり、いずれも他のクラスと比べて最高時速や平均時速が最も速い車両となっている。

ロードレース世界選手権[編集]

予選最高速度の比較[編集]

2010年4月10日ロードレース世界選手権カタールGPロサイル)公式予選における各クラスのポールシッターが記録した最高速度を比較すると次のとおりである[3]

2011年現在の予選最高速度
クラス 排気量 最高速度 選手 車両
MotoGP 4ストローク800cc 329.1km/h ケーシー・ストーナー ドゥカティ
Moto2 4ストローク600cc 270.1km/h トニ・エリアス モリワキ
125cc 単気筒125cc 223.4km/h マルク・マルケス デルビ

過去の最高峰クラス[編集]

全日本ロードレース選手権[編集]

予選平均速度の比較[編集]

2010年4月3日、全日本ロードレース選手権筑波大会公式予選における各クラスのポールシッターが記録した平均速度は次のとおりである[4]

2011年現在の予選平均速度
クラス 排気量 最高速度 選手 車両
JSB1000 4ストローク
4気筒:600-1000cc
3気筒:750-1000cc
2気筒:850-1200cc
132.851km/h 亀谷長純 ホンダ
J-GP2 4ストローク600cc 128.187km/h 小西良輝 ホンダ
J-GP3 単気筒125cc 122.389km/h 鎌田悟 ホンダ
ST600 4ストローク
4気筒:401-600cc
2気筒600-750cc
127.964km/h 新垣敏之 ヤマハ
GP-MONO 4ストローク単気筒250cc 121.473km/h 小室旭 ハルクプロ

脚注[編集]

  1. ^ http://www.motogp.com/ja/news/2009/Aoyama+to+ride+in+premier+class+next+season
  2. ^ アーカイブされたコピー”. 2010年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年4月26日閲覧。
  3. ^ http://www.motogp.com/ja/Results+Statistics
  4. ^ http://www.mfj.or.jp/user/contents/race_result2010/road_race/2010result/rd01/jsb_opt.html

外部リンク[編集]