時刻出し

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時刻出し(じこくだし)とは、テレビ局が現在の時刻を画面上に出すテロップ表示のことを指す。「テレビ時計」(-どけい)、「時刻表示」とも呼ばれることも多く、NHKでは「時報スーパー」と呼ばれる。

目次

[編集] 表示時間帯

[編集] 朝帯

  • 日本国内では一般に早朝の放送開始時から9時台にかけて表示されている局がほとんどである。いわゆるカスタム表示や天気予報テロップ(天気ループ)を表示する局が多い。
    • 早朝のワイド番組(地方局では放送開始時にも取り入れる局あり)では通常よりもやや大きめのカスタム表示や、天気予報のテロップを併用して掲示する場合がある。カスタム、天気テロップはコマーシャル中(天気に関しては天気予報コーナー中も。ただし、一部地方局などは天気予報中でも表示あり)は表示を中断し、コマーシャル中は通常版で流す。
  • 平日においては、編成の都合から、9:30頃までしか表示されない局がある一方で、10:00をまたいで表示されている局もある。NTVではわずかに中断する時間帯があるものの、早朝(遅くとも4:00)から昼帯(13:08頃)にまでなだれ込んで表示している。
  • 最近では、土曜日でも10:00またいで表示を行う局もある(IBCTBS系、~11:27)・ABS日本テレビ系、~10:29)・AABテレビ朝日系~10:57)・「めざましどようびメガ」(CX制作)のネット局(フジテレビ系、~10:42:30))。
  • OX[1]THKKTV(いずれもフジテレビ系)など朝にしか時刻出しを行っていない放送局もある。

[編集] 昼帯

  • 12時台の番組で表示されている。かつては地方局での表示が中心だったが、近年では在京キー局での表示も増えている。昼をまたぐ番組では11時台から表示する局もあればこれまで同様12時台での表示と分かれている。TBSは2007年4月20日まで「12:XX」と表示していたが同年4月23日以降「0:XX」と表示するようになった。ここでは天気ループを表示する局は少ない(昼前のニュース枠で表示する局はある)。尚、MXでも「12:XX」と表示(一時期TBSと同じフォント)していた。尚、BS11では東芝製マスターを使用している放送局で、唯一「12:XX」と表示している。また、朝日ニュースターニュースの深層」で、深夜0時の再放送でも「12:XX」と表示している。
  • 北海道中京広域圏の民放局では昼の時刻出しを全く行っていない。(但し、HTBでは日曜日を除き時刻出しを行っていた時期があり、)福岡の民放局はRKBが2009年4月13日に昼の表示を開始したので9年ぶりに表示が見られる(KBCは1990年代に時刻出ししていた、RKBは2000年3月まで表示していた)。広島の民放局もRCCが「ひるおび!」内で時刻出しを開始したため、約19年ぶりに表示が見られるようになった。
  • 通常13時前後をめどにオフとなる局が大半であるが、『ひるおび!』(TBS系・2009年3月30日~)は、放送開始直後は表示すらしていなかったが、3週目で12時台のみ表示し、6月からは10:58~14:48(途中表示オフの区間あり・金曜は12:55まで)に大きく延長された。『おもいッきりDON!1155』(日テレ系2009年3月30日~)では、番組開始当初は13:52.45まで表示を実施している放送局もあったが、キー局の日テレが画面左上にテロップを表示するようになったため、現在は多くの放送局が、本編中に表示オフとなる(日テレはテロップを表示していない時のみ表示している)。なお、RABでも番組開始から約半月の期間は、13:52.45まで表示[2]していた。
  • なお、TBS系列局のTUFKUTVでは日曜日に放送している「アッコにおまかせ!」内で時刻表示を行っている。SBS[3]など一部局ではかつて、該当枠で表示を実施していた。

[編集] 夕方帯

  • 17 - 18時台のニュース番組、報道番組、夕方ワイド番組枠を中心に表示されるが、時刻出しは本編のみで、コマーシャル中はそれを中断する局がある。ここではカスタム表示を使う局は少ないが日本テレビでの『NNN Newsリアルタイム』はカスタム表示をしている。TBSも2008年3月31日より『イブニング・ファイブ』でのカスタム表示を開始した。在京キー局ではコーナーによって天気ループを単体で表示し、時刻出しを消す場合もある。
  • NHK札幌では「まるごとニュース北海道」放送時、デジタル放送では時刻表示(18:10〜18:59)を行うが、アナログ放送では表示テロップと被ることが多いためか時刻表示を行っていない(アナログ放送は冒頭の10秒間(18:10、18:45、18:50、18:55、18:58)のみ表示。ただし、過去に「ほくほくテレビ」を放送していた時は番組開始時〜18:53までアナログ・デジタルとも表示をしていた。ワンセグは元から表示なし。)。これは道内各局別の放送でも同様である。
  • 岩手県の民放では、夕方に全局表示しており、CM中の表示オフもない(ワンセグでも時刻出しを実施)。逆に秋田県の民放でも、夕方に全局表示しているが、CM中は表示オフとなっている。
  • TBC宮城県)の場合、「サカスさん」16・17時台は時刻出しを行わず、17:50~18:44(「総力報道!THE NEWS」及び「総力報道!THE NEWS TBC」)枠のみ通常書体で時刻出しを行っている(但しCM中は表示オフ)。
  • 早いところでは+rkbHTBTSB(カスタム表示)などが15時台から実施している(いずれの局も14時或いは15時台から夕方ワイド番組を放送しているため)。
  • FBSはTHEワイドの終了によりめんたいワイドが14:55 - 19:00の放送になったため14:55:00 - 18:57:30の間表示している(2007年10月1〜5日は13:56:00、同10月8日〜2008年3月28日までは14:52:00の表示開始だった)。また、同じ福岡の+rkbも今日感テレビ内の14:55:00 - 18:44の間表示している。
  • NTVも2008年3月31日〜7月31日まで月 - 木曜に限り、14:55 - 16:53の時刻表示もあった。この時間帯はアナ☆パラの放送だった。
  • 土曜に表示している地域は少なく、現在はTVI・TeNYSBSの3局が実施している。日曜はNTVが18:00に3秒間のみ表示している。また、UXは土日とも表示している(全国ニュースのみ)。EXは年末年始に限って、土日であってもスーパーJチャンネル内での表示がある(「天気予報」のコーナーまで)。CXも年末のFNNニュース内での表示がある(OP・提供スーパー全面表示時・CM中・EDを除く)。
  • 表示する局は年々増加傾向にあるものの、RNCのように2002年2月〜3月と実施して1クールもしないうちに廃止したり、ABSのように全国ネット枠まで表示してローカルニュース枠は表示しないなど地域によって温度差もある。宮崎県のNHK・民放2局では夕方の時刻出しは行われてこなかったが、MRTが2008年9月29日より「総力報道!THE NEWS」及び「MRT THE NEWS」で時刻出しを開始した(但しCM中は時刻表示オフ)。現在4・5局体制の地域で半分以上表示がない地域は宮城県(TBCのみ)、中京広域圏(CBCで一部区間のみ)、岡山県・香川県(RSKのみ)である。
  • 在京キー局や在名局をはじめとする一部の局では、前述の通り、夕方に天気ループを表示することがあるが、この場合の天気ループは明日の天気予報のもの(あるいは今夜の天気予報)を表示させる(例:RABの場合、「リアルタイム」(月曜~木曜)・「きんこれ」(金曜)放送中は時刻と天気ループ=明日の天気を表示するのに対し「RABニュースレーダー」放送中は時刻のみ表示)。
  • 現在、夕方のニュース枠でCM中の表示を行っていない放送局

[編集] 年明けの瞬間(1月1日の0:00)

  • NHK総合;例年、「ゆく年くる年」の放送中に年明けを迎えるが、その際時刻出しが行われる。(画面上に「0:00」と時刻が表示されるもので、通常番組と同一形式)
  • TXおよびTXN加盟局;例年、「東急ジルベスターコンサート」の放送中に年明けを迎えるが、12月31日の23:58頃よりテレビ画面上に時計の文字盤(CG表示)が表示される。1月1日0:00になるとその文字盤は消え(時刻出し無しで)、「A HAPPY NEW YEAR」の文字が表示される。
  • 他局およびNHK総合以外のNHKのチャンネル;12月31日23:57辺りからカウントダウンを開始し、1月1日0:00になると「謹賀新年」「A HAPPY NEW YEAR」などといったCGやテロップを表示する。ただし、近年のNTV[4]GYTなどでは時刻出しそのものは行っていない。

[編集] その他

  • なお、スポーツ競技大会が日本時間の早朝や12時台、平日夕方に行われる場合には時刻出し表示を行わないケースもある。近年ではテレビ朝日(ANN)系でゴルフ中継の時には左上の何番ホールなどの表示と重ならないように右上に表示することもある(2009年はESPNでの表示は重なっているが、テレ朝での表示は時刻の表示に対応している。)。
  • また、ニュース速報・地震速報・気象情報(地方局中心)など各種速報テロップが表示される場合も時刻出し表示を一時消去することがある。NHKは2005年より速報テロップを時刻右に表示するようになり、時刻表示消去はしなくなった。
  • ステーションブレイク(SB枠)で一時表示オフになる放送局もあり、秋田放送(ABS)・テレビ埼玉(TVS)では全てのSB枠でこの対応を取っている。
  • 通常は一部を除き、番組終了と同時に表示オフになる放送局が多いが、NHK・秋田テレビ(AKT)・テレビ大分(TOS)などは番組終了直前に表示オフをしている(これ以外にもNHKの番組宣伝・民放局のCM入りでも対応されている)。
    • 札幌を除く北海道内のNHK各放送局では番組によっては数字が切り替わってから1秒後に表示オフになることもある。
  • SmaSTATION!!などでは異例のアナログ時計表示を行っている。
  • 更に、かつてはフジテレビで土曜深夜に放送された深夜戦隊ガリンペロでも独自フォントによる時刻表示(CM中は表示消去)がされていた。
  • NHK松山放送局では、夕方枠(17・18時台)以外にも愛媛県域ローカルニュース(平日12:15~20・20:45~21:00/土日祝日12:10~12:15・18:45~19:00)・四国ブロックニュース(平日15:07~12・23:45~23:50・月~金の祝日20:45~21:00・土日20:55~21:00)において時刻出しを行なっている。後者では他の四国3局でも松山局出しで表示されている。
  • 徳島県佐賀県のワンセグでは2009年3月まではNHK教育のみで表示を行っていたが、現在は全局表示されていない。

[編集] 表示位置

時刻表示の位置は通常左上であるが、1980年代後半ごろまでの札幌テレビ1980年代半ばから後半頃の東京放送などのJNN系列局や北海道文化放送岡山放送1990年代前半頃の北海道テレビ、並びに2006年7月31日までのびわ湖放送、現在の放送大学(実際に放送を行っているのは放送大学学園)テレビジョン放送やウェザーニュース2007年5月31日まで。これ以降は時刻表示自体を中止。また、同局は珍しい24時制での時刻出しの常時表示を実施していた。さらにTBSニュースバードも24時制である。)のように右上に表示したり、また1970年代まで(NHK1978年4月2日まで、JNN系列局などは1980年代まで。また福井テレビ1997年8月まで)は通常左下表示だった。(JNN系のRKB毎日放送は1980年代半ばから左上表示。現在、民放は全て左上表示だが、CS放送スカイ・A sports+が2007年2月まで左下に表示して以降、表示を行わなくなった。)地上デジタル放送では、主に、4:3の映像の時は黒い部分と映像部分に跨って時刻が表示されるが、中にはアナログと同じく、黒い部分には表示しないように少し右にずらしている局もある(TOS,OABなど)。詳しくは下記参照。

[編集] 歴史

[編集] 創成期〜1980年代

日本における時刻出しは、日本テレビ1956年8月に早朝放送を開始した際に、アメリカNBCテレビの報道番組『トゥデイ』を真似て『NTVニュース』で行った(当然左下表示)ことに始まる。

普通は分単位までしか表示しないが、2006年7月31日までのびわ湖放送や、かつてのJNN系列の早朝ワイド番組、岐阜放送群馬テレビなどの局の早朝のオープニング前の試験電波(テストパターン)時は秒単位まで表示することもあった(ytvではカラーバーに日付・曜日・時分秒を表示していた)。また、テレビ朝日で放送されていた『おはようテレビ朝日』やメ〜テレで放送されていた朝の番組『コケコッコー』では、番組開始から終了までCMも含めて秒単位で時刻を表示していた(前者はCM中は非表示)ほか、NHKでも1970年代末と1980年代後半に10秒間の時刻表示の際に“秒”の表示を実施していた。

[編集] 1990年代

かつては岡山放送のように朝から夕方まで12時間連続で表示していた局もあった(2004年4月以降は11時台まで。ただしニュース番組は90年代以降緊急時や番組内コーナー(『土曜一番!花やしき』『ハピふる!』)を除いて全く表示されていない。

カスタム表示の開始
通常の時刻表示と別に朝の時間帯に、より目立つ文字で表示する「カスタム表示」に見られる時刻表示のデザイン多様化は、1990年にフジテレビが、早朝の情報番組『グッドモーニングジャパン』※1の時間帯で採用したのが始まりで、番組は3ヶ月の打ち切りと共に一旦消滅する。さらに3ヶ月後の1990年10月には、TBSの『ビッグモーニング』で関東ローカルながらカスタム表示が登場し、同じく関東ローカルで『やじうまワイド』にも広がった。そして本家フジテレビも1994年放送開始の『めざましテレビ』で、大型フォントで全国ネットワーク共通時刻表示が復活し、それからは全国に広がっている(なお、「グッドモーニングジャパン」はCM中は時刻非表示だったが、「ビッグモーニング」以降、CM中は通常表示になった)。
夕方ニュース枠での表示
1991年10月、『NNNニュースプラス1』のリニューアルに合わせ日本テレビで夕方18時台の時刻表示が始まり、夕方のニュースで初めての時刻表示となる(ただし、過去にもフジテレビの『お天気チャンネル』で夕方16時台の表示が存在した。)。しばらくは他局に影響が波及することはなかったものの、その後も日本テレビは時刻表示を続け、プラス1の放送時間拡大に合わせ表示時間も拡大した。
そんな中で1997年、大きな変化が現れた。3月31日、この日から開始したフジテレビの『FNNニュース555 ザ・ヒューマン』でCM中を除く全編で時刻表示が始まった。
そうするとNHKの『首都圏ネットワーク』、テレビ朝日の『スーパーJチャンネル』でも次々に始まり、9月1日にTBSの『JNNニュースの森』でも開始され、半年もしないうちに関東地方の夕方18時台のニュース番組全てで時刻表示が始まったことになる。1998年4月13日にテレビ東京でも表示を開始した(当時は『夕方いちばん』だった。2003年10月から2005年3月までは天気表示があったため、時刻表示は中断したが、2005年4月より時刻表示を再開)。
地方局での夕方の時刻出しは2000年代に入ってから急速に普及することになるが、関東で夕方の表示が本格化するきっかけとなったフジテレビ系列は一歩、出遅れている。

[編集] 2000年代・地上デジタル放送開始

通常の時刻表示は、2004年頃までは「興和フォント」と呼ばれる独特のフォントが全国的に主流だったが、地上デジタル放送開始に伴い放送設備を更新する放送局が相次ぎ、現在はNHKのデジタル放送はセグメント文字で統一(デザインは地上デジタル、デジタルBS1・BS2、デジタルBShiでそれぞれ異なる。しかし、2007年10月1日から地上デジタルのみフォントワークス社「ロダン」の太い数字に変更された。なお、海外向けテレビ国際放送NHKワールドTV、NHKワールド・プレミアムでは現地時刻との混同を避けるため、時刻スーパーの表示は一切行われていない。)、民放は丸みを帯びたゴシック文字を中心に、様々なデザインが存在する。(ちなみに、テレビ埼玉のデジタル放送はデザインこそNHKのいずれのデジタル放送波とも異なるものの、NHKと同じくセグメント文字を採用している。)

[編集] 天気予報テロップ(天気ループ)

  • 一般には放送エリア内の各地域の天気予報、降水確率、気温予報などを出すことが多い(時刻出し表示位置の右、もしくは下に表示するが、主に前者の方が多い。)。番組内の天気予報のコーナーでは一時的に非表示にされる局もある。
  • IBCテレビの場合、月〜金の「朝ズバッ!」内と土曜「じゃじゃじゃTV」内の天気ループ双方は同一デザインである(「朝ズバッ!」天気コーナー時も天気ループはそのまま表示)。
  • テレビ朝日やじうまプラス』では2007年3月30日まで、番組終盤に天気予報テロップを一時消去し、時刻表示右に全国送出で「今日の占い」の表示をしていた。
  • 過去には『おはスタ』第2部内でも同様にTXN系列が存在する地域のエリア内と「おはスタ」をネットする独立UHF局が存在する地域のエリア内のみの天気予報を天気ループとしてネット局すべてに送出していた時期があった。
  • NHK宮崎放送局では1994年頃、地元の天気表示に全国放送用のテロップが重なったときに自動的に天気表示を消すシステムを開発した。

[編集] 時刻出しの分類(フォントの種類)

時刻出しはアナログ放送とデジタル放送では、フォントや種類が違う。なおローカルニュースを動画配信している局の場合、時刻表示もそのまま掲出される(但しIBC・TVI・YTS・MBS・BSS・HTV・TYS・TOSでは左上の時刻表示を各局ロゴで隠して配信)。さらにHD(16:9)地デジ画面で動画配信している局では(時刻表示に加え)各局ウォーターマークロゴもそのまま掲出。

[編集] 通常表示

興和フォント
一昔前までは、NHK・民放各局のほとんどのテレビ局が使用しており、主流でおなじみであった独特のフォント(NHKは2000年10月からオリジナルの丸型フォントに変更している)。
数字にしっかり特徴がある(現在主流の「東芝ゴシック」などに比べて字形が角張っている、「8」の字が上下対称、等)ので見分けやすい。
現在は地上デジタル放送移行によるデジタルマスター更新により、姿を消しつつある。ただし、既存マスターをデジタル対応に改修しただけの静岡朝日テレビ(SATV)(デジタルは東芝ゴシック)、アナログ放送マスターとは別の場所にデジタル放送単独の送出マスターを導入したテレビ大阪(TVO デジタルは非写植マール)、デジタル・アナログ統合マスターに交換した三重テレビ放送(MTV デジタルは後期丸フォント)テレビ和歌山(WTV デジタルは別フォント)などのようにアナログ放送のみ興和フォントを使い続けている局がある。
また、新たなマスターに切り替えた局の中でも日本テレビ(NTV)では興和フォントに似た独自のフォントを使っている。興和フォント使用局でもそれぞれの局によって縁の太さ等はそれぞれ違う。なお中国放送(RCC)は2000年ごろからデジタル放送によるマスター更新までは興和フォントだが文字の色はオレンジ色であった。
また、独立UHF局では13局(GTV・GYT・TVS・ctc・MX・tvk・GBS・MTV・KBS・BBC・TVN・WTV・SUN)中、とちぎテレビ(GYT デジタルは後期丸フォント)・三重テレビ・テレビ和歌山の3局が依然興和を使用している。なお、かつては北海道テレビ(HTB)でも既存マスターをデジタル対応に改修した後も引き続きアナログ放送で興和フォント(デジタルは後期丸サークルエッジ)を使用していたが、2007年5月下旬に別のフォントに変わった。
現在民放では東海3県の一部・関西地方栃木県静岡県のみでしか見ることが出来ない。また、CS放送のグリーンチャンネルでも、興和を使用しているうえノースクランブル(無料放送 一部を除く)の「アグリネット」での放送のため、現在でも全国的に興和を見ることが出来る。地方別での消滅は東北地方(最終使用日はIBCの2006年6月30日)を始め、北陸地方甲信越地方九州・沖縄地方中国・四国地方(TSCの2006年11月19日)・北海道(HTBの2007年5月23日)の順になっている。
後期丸フォント
後述の「後期丸サークルエッジ」と比べ、少し文字の太さが細いのが特徴的。
テレビ朝日(EX)、札幌テレビ(STV)、東北放送(TBC)、ミヤギテレビ(MMT)、仙台放送(OX)、秋田放送(ABS)、テレビユー福島(TUF 信越放送(SBC)と同様にサイズが一回り小さめ)、とちぎテレビ(GYT デジタルのみ)、ちばテレビ(CTC)、テレビ神奈川(tvk)、TOKYO MX(MXTV)、北日本放送(KNB)、三重テレビ放送(MTV デジタルのみ)、テレビせとうち(TSC デジタルのみ)、大分放送(OBS)、琉球放送(RBC)等が使用。
東芝・NEC製ともに2004年頃運用開始のマスターで多用されている。
また、このフォントはよく見ると2種類存在し、少し丸みを帯びたのと帯びていないものがあり(特に「5」で区別できる)、前者ではデジタル放送、後者はアナログ放送といった区別をする局もあったりするが、主に後者のほうが一般的である。
後期丸サークルエッジ
丸みを帯びた形のもので、地上デジタル放送移行により、使用する局はアナログ・デジタル共に増えつつある。大きさは局による違いがほとんど無く、ほぼ一定である。
使用している代表的な局は東海テレビ(THK 通常表示)、中京テレビ(CTV 通常表示だが、実質CM中や提供クレジットの表示中でしか表示されない)、北海道テレビ(HTB デジタルのみ)、青森朝日放送(ABA)、岩手朝日テレビ(IAT)、秋田朝日放送(AAB)、テレビユー山形(TUY)、山梨放送(YBS デジタルのみ)、テレビ山梨(UTY)、静岡第一テレビ(SDT)、テレビ信州(TSB)、長野朝日放送(abn)、新潟総合テレビ(NST)、テレビ金沢(KTK)、北陸朝日放送(HAB アナログのみ)、福井放送(FBC)、岐阜放送(GBS)、瀬戸内海放送(KSB)、南海放送(RNB、アナログのみ)、愛媛朝日テレビ(eat)、テレビ宮崎(UMK)など、NEC・パナソニック(旧松下)製デジタルマスターを導入している局で多く使われ、東芝製デジタルマスターを導入している局でも少数ながら使われている。
比較的多くの県で見られるフォントである。
非写植マール
丸文字のフォントである。大きさは少し小さめで、細い。文字も特徴的である。
テレビ東京(TX)、毎日放送(MBS)、朝日放送(ABC)、テレビ大阪(TVO デジタルのみ)、山陰放送(BSS)、テレビせとうち(TSC アナログのみ)、福岡放送(FBS)、宮崎放送(MRT)が使用。NEC製2004年頃運用開始のマスターで多用されている。
東芝製ゴシックフォント各種(ゴシックアレンジ・東芝ゴシック・東芝デジ丸)
ゴシックの種類のものである。東芝製デジタルマスターを導入している局で使われる。最近では、ゴシックアレンジ使用局が減り、少し変更を加えた東芝製のゴシックのフォント(通称:東芝ゴシック)がよく使われている傾向がある。
地方局のデジタルマスター更新で2005年頃から増え、関西テレビ(KTV[5])、北海道文化放送(uhb)、テレビ北海道(TVh)、青森放送(RAB)、IBC岩手放送テレビ岩手(TVI、通常書体はCM中のみで本編はアナログ・デジタル共に全てカスタム表示)、岩手めんこいテレビ(mit)、秋田テレビ(AKT)、さくらんぼテレビジョン(SAY)、山形テレビ(YTS)、福島テレビ(FTV)、福島放送(KFB)、長野放送(NBS)、テレビ新潟(TeNY)、新潟テレビ21(UX)、放送大学富山テレビ(BBT)、福井テレビ(FTB)、テレビ静岡(SUT デジタルのみ)、KBS京都奈良テレビ放送(TVN)、山陰中央テレビ(TSK)、山口朝日放送(yab)、四国放送(JRT)、西日本放送(RNC)、テレビ愛媛(EBC)、テレビ西日本(TNC)、TVQ九州放送(TVQ)、テレビ長崎(KTN)、長崎文化放送(NCC)、長崎国際テレビ(NIB)、熊本放送(RKK)、テレビ大分(TOS)、大分朝日放送(OAB)(TOSとOABの違いは文字の縁取りの太さ)、鹿児島放送(KKB)、沖縄テレビ(OTV)、広島高知両県の民放各局などほぼ全国で見られる。またBSデジタル放送では2007年12月に開局したBS11デジタルでも使用されている。
デジタル放送はアナログ放送と異なり丸みを帯びた独特なフォント(通称:東芝デジ丸ゴシック)で表示していることが多かったが、2006年に入ると同フォントを使用していた局のほとんどがアナログ放送と同様、東芝ゴシックに変更した。東芝ゴシックには、アナログ専用の物とデジタル専用の物がある(アナログ専用の物はやや縦長で、特に5の数字で見分けられる)。但し、KBS京都・サンテレビのようにアナログ放送でもデジタル専用フォントを使用している局もある。また、角ゴシックのものと丸ゴシックのものもある(例えば7の数字が、角ゴシックは曲線、丸ゴシックが直線)。角ゴシックはRAB・IBC・TVI・mit・放送大学・BS11など、丸ゴシックはAKT・HOMEなどが使用してる。

[編集] その他

  • その他、様々なフォントを各テレビ局が独自として使用する場合もある。縁の太さに変化をつけたり、ゴシック風にしたり、丸文字風にしたり、パソコンで使われるものとまったく同じフォント(テレビ静岡(SUT)のアナログ放送はMSゴシックの半角(デジタルは東芝ゴシック)、TBSテレビは創英角ゴシック、フジテレビは「平成角ゴシック」)、東日本放送(KHB)、中部日本放送(CBC)はデジタル・アナログともTimes New Romanにしたりと多種多様である。
  • テレビ埼玉(TVS)の地上デジタルでは、7セグメント表示(デジタル時計と同じもの)を使用しているが、ワンセグでは見ることが出来ない。
  • 中京テレビでは、2006年4月から同年8月まで、「中京テレビNewsリアルタイム」の番組内でアナログ時計による時刻表示を行っていたことがある。

[編集] カスタム表示

早朝(カラーバー時)や午前中の情報番組でよく見られるもの。(一部の局では夕方のニュース番組でも実施。局によってはCMを除く時刻出しをする番組全てにおいてカスタム表示という場合がある)民放各局によって、時刻に様々なデザインや色などが施されており、そのデザインは多種多様である。サイズは一般的には通常表示より大きめとなっている。天気テロップとセットで表示される場合が多い。
また、テレビ局によって、カスタム表示がないところもある。(存在しない局は朝の時間帯も通常表示)
カスタム表示の代表としては時刻出しとしては異例の全国に送出している『めざましテレビ』の時刻出しが代表的である。『SmaSTATION』もアナログ時計で全国送出している。テレビ岩手秋田朝日放送チューリップテレビは時刻出しをしている生放送番組(TVIは平日の『NNN Newsリアルタイム』・『ニュースプラス1いわて』、AABは『ANNニュース』を除く)でカスタム表示を行っている。また新潟放送(BSN)、テレビ高知(KUTV)、南日本放送(MBC)も時刻出しをしている全ての時間帯が青色カスタム表示である(CM中は通常書体)。秋田放送(ABS)は『ズームイン!!SUPER』の時刻出しでカスタムフォント(MS 明朝の水色、CM中は通常書体)を使用している。

また、通常フォントと大きな変更点がないカスタムフォントを使用している放送局もあり、代表的なものは青森テレビ(ATV)・東北放送(TBC)が縁の色を変更しているものをカスタムフォントとして使用している例がある。また、テレビ金沢(KTK)は一部各局が通常フォントとして使用している後期丸サークルエッジをカスタムフォントとして使用している。通常フォントは同フォントで大きさは北陸放送(MRO)の通常フォント並みに小さい。

また局のキャラクターも表示している局もあり、現在はテレビ山口(tys テレオン)のアナログのみが行っている。過去には北海道テレビ(HTB onちゃん)も行っていたが、現在は表示されていない。

NHKではおはよう日本などでのカスタム表示を一切行っていない。

[編集] 地上デジタル放送への対応

地上デジタルテレビジョン放送では、放送局が電波を送信してから各受像機に画面が表示されるまでの間に、若干の遅延(約2秒間)が発生する。さらにワンセグ放送では、3秒以上遅延することも多い。このため、従来からの時刻出しの方法では正確な時刻の伝達が難しくなっており、ほとんどの民放では時刻表示の変化をフェード、文字の回転、せり上がりなどにして、遅延による影響を最小限にとどめている。NHKではアナログと同じく従来どおりの切り替わり方(クロスカット)である。クロスカット実施局では放送局側でタイムラグ発生分の秒数を早くずらしてアナログ放送と同じタイミングの切り替わりに合わせている。これはBSデジタル放送でも同様。岐阜放送の地上デジタル放送では2007年11月までシステムの都合上表示されなかったが、2007年12月1日の新マスター移行を期に表示を開始した。またサンテレビも2008年9月30日から地上デジタル放送でも時刻表示をした(それと同時にフォントも変更されている)
ちなみに、カスタムフォント使用+切り替わり方がせり上がりの放送局においては、せり上がっている最中にカスタムフォントと通常フォントが入れ替わる(CM入りやCM開け)と瞬間的に切り替わり方がクロスカットになる。

[編集] デジタル放送における時刻表示の変化

※マークのついている局はアナログ放送でも実施されている。

ワンセグ放送では、特に地上デジタルでクロスカットの切り替えをしている放送局を中心にNHK総合の全放送局、NHK教育青森放送(「日テレNEWS24」を除く)、東北放送テレビユー福島福島テレビ(フジ送出のめざましテレビ・めざましどようび(メガ)用のカスタムフォントのみ表示)、福島放送(テレ朝送出のSmaStation用のアナログ時計のみ表示)、テレ玉信越放送テレビせとうち四国放送高知放送サガテレビ(フジ送出のめざましテレビ・めざましどようび用のカスタムフォントのみ表示)、テレビ大分は終日非表示(過去にはテレビ北海道山形放送福島中央テレビサンテレビジョン(デジタル放送自体表示なし)も終日非表示だった。逆にNHK教育、テレビ大分(「ハロー大分」のみ)は表示を行っていた。)、それ以外はハイビジョン放送に準じて表示されている。

切り替わり方がせり上がりの局では、せり上がるスピードが局毎に異なり、TNCKBCのように2秒で切り替わる局から、TOSやOABのように7秒かけて切り替わる局がある。

また、NHKで地上デジタル放送を実施している放送局では番組切り替え(または終了)の3秒前に表示が消える。しかし、「おはよう日本」では(朝と夜の)7時直前の時計の秒針が少しずつ進み、7時ちょうどにポーンという効果音が鳴る演出(いわば時報としての役目)があったが、これは7時ちょうどに7時を差す時計が出てくるだけの演出に変更になっている(正午のニュース〔12時〕の場合も同様)。これはもちろん、遅延が発生するためである。現在「NHKニュース7」は7時なったと同時に7時を示すアナログ時計方式を現行のものは2009年3月30日より使用しているが、BS2・地上デジタル、NHKワールドでは映像配信が若干遅れる(0.5~2秒 ワンセグは3~4秒)ため、7時を過ぎてからになる(地上アナログ放送でもデジタル中継回線を使用している関係から地域にもよるが、0.5~1秒の遅延が発生する)。また、通常時刻出しを行っていないワンセグでも遅れはあるが、この時のみ3番組いずれも時刻出しが行われる。

NHK総合、NHK教育のデジタル放送では7セグメント文字を使用していたが、視聴者から小さくて見づらいという声があり2007年10月1日から(一部地域ではこれより数日前から)ロダン文字(アナログ放送のような丸数字)に変更され[6]、さらに2009年5月11日より首都圏に限りアナログ放送と同じ大きさ・フォントに変更された(今後、他の地方放送局でもアナログ放送と同じ大きさ・フォントに変更される可能性がある。)。 なお、BSデジタル放送は7セグメント文字のまま変更されていないが、従来の地上デジタルよりも大きい文字となっている。

[編集] SD(従来型)画面への対応

 両端に黒或いは灰色の縦帯(サイドパネル)が入るSD(4対3)画面の場合、(16対9のHD画面に合わせて)サイドパネルに「時」をかぶせる局と、中央側へ寄せて表示させる(従来のSD画面に合わせる形でサイドパネルに表示させない)局と、サイドパネルに表示させる局の三通りある。前者では地デジTVでSD画面時に「サイドカット・セルフワイド」にした場合、時刻表示の「時」部分が切れて表示される。最後者では4:3テレビ使用時、SD画面時に「サイドカット」にした上での映像拡大の場合は時刻全体がかぶさる。 また、SDの位置からHDの位置に変更する局も存在する

ハイビジョン映像をアナログ放送にダウンコンバートした結果、レターボックス形式の放送になった場合、時刻表示の位置が16:9の画面におけるSD位置に移動する場合もある(例 北陸朝日放送青森朝日放送などにおける、16対9で製作された「歴史街道」などの番組や日本民間放送連盟(民放連)などのCM)。

サイドパネルに「時」表示がかぶさる局

NHK総合教育東京送出分[7])、BS1BS2BShi)、テレビ北海道北海道文化放送[8]青森朝日放送テレビ岩手岩手めんこいテレビ秋田放送秋田テレビ[9]秋田朝日放送山形テレビ仙台放送東日本放送福島テレビ[8]福島中央テレビ福島放送テレビユー福島日本テレビフジテレビ[10]テレビ東京信越放送長野放送テレビ信州長野朝日放送テレビ山梨北陸放送テレビ金沢福井テレビ福井放送[11]チューリップテレビ東海テレビ[8][12]メ〜テレテレビ愛知毎日放送朝日放送ABCテレビ)、関西テレビ読売テレビ奈良テレビ、テレビ和歌山、山陰放送山陰中央テレビ[8]瀬戸内海放送テレビせとうちテレビ山口南海放送[13]愛媛朝日テレビ高知放送テレビ高知RKB毎日放送福岡放送テレビ西日本九州朝日放送[14]TVQ九州放送サガテレビ長崎放送長崎文化放送長崎国際テレビ熊本放送テレビくまもと大分放送宮崎放送南日本放送BSフジBSイレブンなど。

サイドパネルに「時」表示をかぶせず(従来のSD画面に合わせて)中央側に寄せて表示する局

北海道放送札幌テレビ[15]北海道テレビIBC岩手放送岩手朝日テレビミヤギテレビTBSテレビ朝日中部日本放送中京テレビ北陸朝日放送KBS京都広島テレビ山陽放送西日本放送高知さんさんテレビテレビ長崎テレビ大分大分朝日放送など。

サイドパネルに時刻を表示する局

NHK(地方局送出のデジタル総合デジタル教育)、岡山放送[8]

[編集] 海外での表示 

  • アメリカでは、国内で東西間での時差がある関係で、ABCなどで、各時間(大西洋・東部・中部・太平洋の各標準時を東から順に表示)の表示を行っている。尚、時刻表示は12時間制で、午前は「X:XX AM(地域)」、午後は「X:XX PM(地域)」と表示している。又、日本で0時に相当する表示は、「12:XX AM(地域)」(深夜)・「12:XX PM(地域)」(昼)となっている。
  • イギリスBBCでは、左下部に「XX:XX」(例:8時30分なら「08:30」)と表示している。
  • 一部の発展途上国のテレビ局などでは、24時間式の表示を実施している。

[編集] 脚注

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  1. ^ 過去には昼帯・夜帯の表示を実施していた期間もある。
  2. ^ 現在は13:20頃まで表示
  3. ^ SBSでは1990年中頃過ぎまで表示
  4. ^ 2007年からは大晦日の夜にダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!「笑ってはいけない」シリーズを年またぎで放送の為、NNS系列局でも同様の対応を採っている。
  5. ^ a b 2009年7月14日から。それ以前はアナログが興和、地デジが後期丸フォント(切り替わりは縦回転)。
  6. ^ みなさまの声にお答えします | ご要望にお応えしました,NHKオンライン
  7. ^ 2009年5月11日にフォントが大きくなった。
  8. ^ a b c d e 2009年3月2日にSD位置から変更された。フジテレビの『めざまし~』シリーズのカスタム表示もHD位置に移動。
  9. ^ 2009年3月中旬にSD位置から変更された。
  10. ^ 2008年12月1日にSD位置から変更された。
  11. ^ ※2008年7月にSD位置から変更された。
  12. ^ ただし「伃利子の一奏一会 素敵にTalkIII」などの一部のHD制作番組ではそれ以前からCM中も含めて16:9(HD)の位置で表示していた。
  13. ^ 時刻表示の大半が黒帯部分に被さる。
  14. ^ カスタム表示はSD位置。
  15. ^ 2006年5月の試験放送時は16:9で表示していたことがある

[編集] 関連項目

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