映画野郎

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『映画野郎』(えいがやろう)は、公式Facebookページとメールマガジンで展開する映画情報媒体である。

概要[編集]

男性をターゲットとする、映画情報メディア。2010年1月12日より、有料のiモードにて情報提供サービスを開始した。2007年11月から開始した、映画雑誌「映画秘宝」の公式モバイルサイト『映画秘宝クラブ』が前身。「映画秘宝」誌との提携を解消したのに伴い、編集内容・方針はそのままでサイト名を『映画野郎』へと変更した。iモード版を休止し、2012年5月からWEB(公式Facebookページ)とメールマガジン(まぐまぐ!利用)に移行した。

他映画情報サイトと比較して、コラム、新作レビュー、特集記事といった読み物コンテンツが多い。 採りあげる作品は幅広いが、男性寄りの視点が特徴。内容重視で、ミニシアター系のコアなジャンル映画も多数取り上げている。女性向け媒体がなかなか取り上げない、ホラーバイオレンスアクション、社会派、R指定作といった映画を積極的に扱っている[要出典]

コラム執筆者は映画専門ライターをほとんど使わず、異業種のスペシャリストを起用する傾向にある。

主なレビュー執筆者[編集]

じょ〜い小川原口一也KANTOMUNETAKA SHUU

主な連載コラム(以前のコラムも含む)[編集]

  • プチ鹿島の『挨拶は心の窓! 舞台挨拶おじゃまします!』(初日舞台挨拶の潜入レポート)
  • 要ゆうじの『コメディ千本ノック』(コメディ映画紹介コラム)、『汝、コメディで笑うなかれ』(日本ではあまり知られていないが、オススメのコメディアンやコメディ作品を語るコラム)
  • いいをじゅんこの『燃える!! バディ・ムービーの世界』(「バディ映画」という視点から新旧の傑作をとりあげ、ひとあじちがう映画の見方を提案するコラム)
  • とみさわ昭仁の『大災害映画祭』(ケタ外れな自然災害を描く映画専門のレビュー)
  • TAJIRIの『野郎への道 ROAD to YAROW!』(プロレスラー・TAJIRI独自の視点で「これを観ればカッコ良くなれる!」男向け映像作品を紹介)
  • 我孫子武丸の『いちゃもんや三度笠』(名作と言われる映画の見過ごせない欠点を指摘する辛口レビュー)
  • 荒島晃宏の『映画館のまわしもの』(映写技師による映画館の舞台裏コラム)
  • 新ミシェル・カーラー活動写真記『マイロー&ハイロー』(翻訳:唐橋充)(俳優・唐橋充による新作映画レビュー)
  • 小沢聖の『3D映画開拓コラム・とびだせ大作戦21』(「3D映画」に特化した新作レビュー)
  • ドラゴンソルジャーLAWの『DSL AND THE CITY〜男が語るアメリカンドラマ』(男に勧める米国TVドラマコラム)
  • 高橋ターヤンの『亜細亜未公開映画紀行』(日本未公開のアジア映画の注目作を紹介)
  • 佐藤光留の『残糞感映画批評』(格闘家の視点での名作映画コラム)
  • バラモン兄弟の『SFうじ虫秘宝館』(映画タイトルだけをみて2人が妄想を膨らませる毒舌トーク)
  • 歴ドル美甘子の『キネマDEやんす!』(歴史映画コラム)
  • 鷲巣義明の『BANZAI! ファンタスティック映画』(新作のSF、ホラー映画コラム)
  • 藤木TDCの『Vシネマ黄金伝説』(名作Vシネマコラム)
  • 大坪ケムタの『おとなのオルタナビデオ博物館』(大人ビデオコラム)
  • 赤犬ロビンの『美獣伝』(アイドル映画コラム)
  • マッスル坂井の『この肉は君のもの』(映画業界人との対談)
  • 森下くるみの『おんなはつらいよ』(ミニシアター系コラム)
  • 喜屋武ちあきの『きゃんちねま』(アニメーション映画コラム)

外部リンク[編集]