昏酔強盗罪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
昏酔強盗罪
Scale of justice 2.svg
法律・条文 刑法239条
保護法益 所有権その他の本権
主体
客体
実行行為 人を昏酔させて財物を盗取
主観 故意犯
結果 結果犯、侵害犯
実行の着手 -
既遂時期 財物の占有を取得した時点
法定刑 5年以上の有期懲役
未遂・予備 未遂罪(243条)、予備罪(237条)
テンプレートを表示

昏酔強盗罪(こんすいごうとうざい)は刑法239条で定められた罪。人の意識作用に障害を生じさせ、反抗できない状態に陥れて財物を盗取することを内容とする。

昏睡強盗罪は誤記。

強盗罪構成要件では捕捉しきれない行為に強盗罪の規定を適用するために設けられた規定の一つであり、同趣旨の規定として事後強盗罪(238条)がある。両者を併せて「準強盗罪」とよばれ、強盗として論じられる。すなわち、法定刑強盗致死傷罪等の適用において強盗罪と同様に扱われる。

なお、ドイツ刑法では規定がなく、解釈上、暴行による強盗罪とされ、強盗罪として処罰されている。