旧笹川家住宅

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Japanese Map symbol (Museum) w.svg 旧笹川家住宅
施設情報
正式名称 重要文化財旧笹川家住宅[1]
事業主体 新潟市
管理運営 新潟市(南区役所 地域課)
所在地 950-1261
新潟県新潟市南区味方216番地
位置 北緯37度46分35.0秒
東経139度0分36.0秒
座標: 北緯37度46分35.0秒 東経139度0分36.0秒
プロジェクト:GLAM
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旧笹川家住宅(きゅう ささがわけじゅうたく)は、新潟県新潟市南区味方に所在する歴史的建造物。通称笹川邸。1万4000平方メートルの敷地を有し、主屋など11棟の建造物と土地が国の重要文化財に指定されている。

新潟市を管理団体としており、管理業務は南区地域課が行っている。

概要[編集]

江戸時代初期の慶安2年(1649年)から明治維新1868年)まで9代にわたって村上藩味方組8カ村の大庄官を続けた笹川家の旧宅である。

笹川家は、もともと甲斐の武田家の出といわれ、武田氏の滅亡後、信州笹川村(現在の長野県飯山市)を経てこの地に移住してきたのだとされる。土蔵裏手の墓地には、武田姓の墓碑が何基か残してある。

敷地内には日本庭園が開け、一隅に「椎落葉掃き悠久の人住めり」と高浜虚子の句碑がある。

1953年昭和28年)、柳宗悦浜田庄司らとともに笹川家を訪れたイギリスの陶芸家バーナード・リーチは「わたしのこれまでに見たうちで最も魅力ある家屋の一つ」と、この家の印象を手記に書き残している。

指定文化財[編集]

以下の11棟と土地が国の重要文化財に指定されている。

  • 主屋(表座敷及び台所)
  • 居室部
  • 表門
  • 文庫
  • 雑蔵
  • 奥土蔵
  • 米蔵
  • 飯米蔵
  • 三戸前口土蔵
  • 井戸小屋
  • 外便所
  • 土地 14,252.24m²(堀、土塁、板塀、裏門、庭塀を含む)

主屋、居室部、表門、文庫、雑蔵、奥土蔵は1954年(昭和29年)3月20日付で国の重要文化財に指定され、他の5棟と土地は1978年(昭和53年)5月31日付および1991年平成3年)5月31日付で追加指定された。主屋は1826年(文政9年)、居室部は1821年(文政4年)、表門は1799年(寛政11年)の建立であり、他の付属建物は江戸時代末期から明治時代の建立である。

観覧料[編集]

近隣に所在する新潟市曽我・平澤記念館との一体的な運営が行われている。観覧料は両施設とも同一額で、どちらか一方の観覧料を支払えば、当日中に両施設とも観覧することができる。

  • 一般(15歳以上) 500円
  • 小・中学生 300円
  • 20人以上の団体には割引が適用される。
    • 一般 400円
    • 小・中学生 200円

参考文献[編集]

  • 『郷土資料事典』新潟県・観光と旅(人文社)
  • 鈴木嘉吉監修・宮澤智士執筆『日本の民家』(万有ガイドシリーズ)、(小学館、1985年)

交通[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 重要文化財旧笹川家住宅条例 - 新潟市 例規 - 2013年1月24日閲覧。但し条例の本文では「重要文化財」を省き、単に「旧笹川家住宅」と表記している。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]