日野・MH

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MH日野自動車が製造するはしご車専用シャーシである。現在はしご車でトップシェアを誇っている。

目次

[編集] 概要

1991年モリタのはしご車、スーパージャイロラダーシリーズの専用シャーシとして登場した。消防車専用だけあって全車ダブルキャブで4WSオートマチックトランスミッション、空気呼吸器(空気ボンベ)を背負ったまま座れるリアシート(2代目)などを装備している。はしごは30mから40mまで対応している(同社の40m以上のはしご車はプロフィアの4軸車「FW」をベースに製作されている)。

日野とモリタの共同開発車で、フロントには日野とモリタの両方のロゴが入っている。

ヘッドライトは歴代レンジャーからの流用となっている。

[編集] 歴史

[編集] 初代(1991-2003年)

MH(前期型 川越地区消防局)

「スーパージャイロラダーMH」として1991年登場。インパネは専用設計だが、ステアリングやエアコンの操作パネルなどは日野車からの流用。今までにない直線基調のデザインが評価され、グッドデザイン賞を受賞した。エンジンはV型8気筒F17Eを搭載。トランスミッションはZF製のATで3軸車はインパネ組み込み型のボタン式、2軸車はフロア式である。乗降ステップはドア開閉に連動した空気圧による展開格納式となっている。 又、ABSも標準装備され、3軸車には4WSを採用した。


1995年CI導入に伴い、日野のシンボルマークが変更され、エンジンをF21Cに変更して平成6年排出ガス規制に適合。他の日野車とは異なり、ステアリングの形状は変更されなかった。

1998年ヘッドランプの形状が変更される。

2000年平成11年排出ガス規制に適合。

[編集] 2代目(2003年-)

MHII Max(東京消防庁 2軸型)

2003年11月、東京国際消防防災展で発表、翌年発売開始。車名をMHII Max.に変更。オートエアコンを装備し、プロフィア用の直列6気筒エンジン「P11C」を搭載して新短期規制に適合し、超低PM排出ディーゼル車(☆☆☆☆)の認定を受けた。また、LED警光灯を採用しキャビン上部とフロントバンパーへ埋め込まれた。ステアリングはプロフィアと同じタイプだが、エアバッグは装備されていない。このモデルより全車フロア式ATとなった。

2006年前面警光灯の形状を丸型から角型に変更。

2007年一部改良。エンジンをA09Cに変更して新長期排出ガス規制に適合。リアのデザインも変更された。

[編集] 派生型

2軸型
全長が短くなった分、収納ボックスが小型化されており、梯子も30mが最大で4WSは装備されない。実質的に東京消防庁仕様であるが、他に富山県小矢部市消防本部に25m型が配備されている。

※以下は現在のところ初代のみ

屈折はしご車仕様
20m以上の3節屈折梯子を装備した型。バスケットを外した屈折放水車型も存在。
大型化学車仕様
梯子装備部を積載スペースとし遠隔操作式の放水砲を装備している。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク