日田郡

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日田郡(ひたぐん)は、大分県にあった。人口14,180人、面積396.98 km²(2003年)。

2005年(平成17年)3月21日の時点で以下の2町・3村を含んでいた。2005年3月22日市町村合併により全域が日田市に編入され消滅した。

沿革[編集]

古代[編集]

天平12年(740年)頃までに成立したとされる『豊後国風土記』において、豊後国の8つの郡のひとつとして日田郡が挙げられている。同書の日田郡の条によれば、景行天皇が巡幸した際に、この地で久津媛(ひさつひめ)という神が人と化して迎えたことから久津媛之郡と名付けられたのが訛ったものであるとされている。範囲は、概ね現在の日田市全域にあたる。

また、承平年間(931年 - 938年)に成立した『和名類聚抄』では、日高郡とされており、「比多」の訓が付されている(元和古活字本巻5)。なお安伎、伊美、来縄、田染、津守の5郷があると記されている(高山寺本巻9)が、國埼郡条にほぼ同名の郷が重出している。代わって海部郡条に記されている日田、在田、夜開、曰理、叉連、石井の6郷が日高郡に当たると推測されている[1]

近代[編集]

明治22年以前 明治22年4月1日 明治22年 - 大正15年 昭和元年 - 昭和19年 昭和20年 - 昭和29年 昭和30年 - 昭和39年 昭和40年 - 昭和63年 平成元年 - 現在 現在
豆田町 明治34年9月7日
日田町
昭和15年12月11日
日田市
日田市 日田市 日田市 日田市 日田市
隈町
西有田村 西有田村
三花村 三花村
光岡村 光岡村
朝日村 朝日村
三芳村 三芳村
高瀬村 高瀬村
東有田村 東有田村 東有田村 東有田村 昭和30年3月31日
日田市に編入
小野村 小野村 小野村 小野村
大鶴村 大鶴村 大鶴村 大鶴村
夜明村 夜明村 夜明村 夜明村
五和村 五和村 五和村 五和村
五馬村 五馬村 五馬村 五馬村 昭和30年3月31日
栄村
昭和41年4月1日
町制改称
天瀬町
平成17年3月22日
日田市に編入
馬原村 馬原村 馬原村 馬原村
中川村 中川村 中川村 中川村
大山村 大山村 大山村 大山村 大山村 昭和44年2月1日
町制
前津江村 前津江村 前津江村 前津江村 前津江村 前津江村
中津江村 中津江村 中津江村 中津江村 中津江村 中津江村
上津江村 上津江村 上津江村 上津江村 上津江村 上津江村
  • 昭和31年10月1日 玖珠郡玖珠町古後の一部を日田市に編入

脚注[編集]

  1. ^ 秋本吉郎校注、日本古典文学大系『風土記岩波書店、1958年。『豊後国風土記』頭注、357頁。なお氏は「叉連」は「殳連」に作るとする。

関連項目[編集]