日産・テラノレグラス

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日産・テラノレグラス
JLR50/JRR50/JLUR50/JTR50型
フロント スターファイア
概要
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1996年8月 - 2002年8月(生産終了)
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアSUV
エンジン位置 フロント
駆動方式 後輪駆動/パートタイム4WD/オールモード4X4
パワートレイン
エンジン QD32ETi 3,153cc 直列4気筒OHV ICターボディーゼル
ZD30DDTi 2,953cc 直列4気筒DOHC ICターボディーゼル
VG33E 3,274cc V型6気筒OHC
最高出力 3,153cc 150PS/3,600rpm
2,953cc 170PS/3,600rpm
3,274cc 170PS/4,800rpm
最大トルク 3,153cc 34.0kgm/2,000rpm
2,953cc 36.0kgm/1,800rpm
3,274cc 27.1kgm/2,800rpm
変速機 4速AT
前:ストラット式
後:5リンクコイルリジッド式
前:ストラット式
後:5リンクコイルリジッド式
車両寸法
ホイールベース 2,700mm
全長 4,670mm(背面タイヤ装着車は+155mm)
全幅 1,840mm
全高 1,730mm(ルーフスポイラー装着車は+60mm)
車両重量 1,840-1,930kg
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テラノ レグラスTERRANO REGULUS)は、日産自動車がかつて生産・販売していたSUVである。

概要[編集]

2代目テラノの上位車で、インフィニティ・QX4の日本版として1996年8月に登場。全車ワイドボディでガソリンモデルとディーゼルモデルの二本立て。グレードは当初3体制でガソリン、ディーゼルにそれぞれにオールモード4X4を搭載するRS-RリミテッドとRS-R、パートタイム4WD仕様のRが設定される。オーテックジャパンの手による特別仕様車「スターファイア」も設定。

歴史 JR50型系(1996年 - 2002年)[編集]

  • 1996年8月27日 - 発売[1]。搭載するエンジンは直列4気筒OHV QD32ETi型インタークーラー付ディーゼルターボエンジン、およびV型6気筒OHC VG33E型の2機種。取り扱いチャネルはモーター店
  • 1997年
    • 9月9日 - 一部改良[2]。廉価グレードのRをオールモード4X4化。RS-RリミテッドとRS-Rにキセノンヘッドランプを装備。RS-Rリミテッドには本革セレクション[注釈 1]も装備(RS-Rにもオプション設定)。
    • 9月10日 - オーテックジャパンの手によるキャンピングカー「フィールドベース」を発売[3]
  • 1999年2月8日 - マイナーチェンジを実施[4]。内装の意匠変更に加え、QD32ETi型に替わり直列4気筒DOHC4バルブ ZD30DDTi型インタークーラー付ディーゼルターボエンジン搭載車を設定。さらにVG33E型搭載車に2WDを追加。RS-Rを「RS-R SV」に改める一方で、廉価グレードのRは廃止。併せて、日産店との併売化[注釈 2]
  • 2001年9月 - 一部改良。2WD車を廃止した。
  • 2002年8月 - 日本国内向け生産・販売終了。海外向けは2004年にQX56としてモデルチェンジが行われている。

車名の由来[編集]

  • 「テラノ」は、ラテン語で「地球」を意味するTERRAと語感を強める接尾語NOの合成語。「地球のすべての道を自由に駆け巡るクルマ」の意味。
  • 「レグラス」は、百獣の王ライオンを表す星座である「獅子座」のα星REGULUSに由来する。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 本革シート、革巻きステアリングホイール&シフトノブのセット。
  2. ^ 逆に従来日産店扱いのテラノもモーター店との併売になった。

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]