日産ディーゼル・コンドル

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コンドル (CONDOR) は日産ディーゼル工業が製造する中型、及び小型トラックである。

目次

[編集] 概要

自社製の中型車だけではなく、小型トラックのコンドル20/30/35、コンドル10/15(2007年以降からは名称が「コンドル小型トラック」に統一)やコンドルのシャシーにアトラス20系のキャブを載せた中型トラックのコンドルS、コンドルSS(絶版)も存在する。

2002年、世界で初めて電気エネルギーの蓄積にキャパシタを用いた、パラレルハイブリッド方式の「キャパシタハイブリッド」を発表。日野自動車との間で、キャパシタハイブリッドの技術供与と、日野製ディーゼルエンジン供給の提携契約も行われた。

2004年から中型車のエンジンは日野自動車製となっている。

[編集] 歴史

[編集] 初代(1975年-1983年)

初代コンドル(後期型)
1975年
登場。エンジンはED6型(渦流室式)とFD6T(直接噴射式、ターボ付)の2種類。ターボエンジン車は「コンドルGF」と呼ばれ、パワーステアリングやクーラーを標準装備していた。パワートレインや足回りの一部を共有する中型バスも発表されている。
1979年
マイナーチェンジ。NAエンジンをED6型からFD6型に変更し、昭和54年排出ガス規制適合。キャブデザインも変更される。
1981年
マイナーチェンジ。フロント部分の「NISSAN DIESEL」のロゴが変更される。6t積クラスのコンドル6も発売された。


[編集] 2代目(1983年-1993年)

2代目コンドル(後期型)
1983年
登場。昭和58年排出ガス規制適合。
1984年
一部改良でエンジンをFE6型に変更。
1988年
マイナーチェンジ。コンドルS追加。
1989年
ABSを設定。
1990年
マイナーチェンジ。平成元年排出ガス規制適合。
1992年
アトラスのモデルチェンジに合わせでコンドルSもモデルチェンジ。

[編集] 3代目(1993年-)

1995年-1997年までのモデル
1999年-2004年までのモデル
2004年以降のモデル
1993年
登場。
1994年
4WD車を追加。
1995年
マイナーチェンジ。平成6年排出ガス規制適合。超軽量仕様のコンドルSSを追加。
1996年
CNG車追加。
1997年
PW(10トン)、ショートキャブ(コンドルZ)を追加。
1997年
マイナーチェンジ。衝撃吸収式ステアリングを採用。低床4WDも発売された。
1999年
マイナーチェンジ。平成10年排出ガス規制に適合(PW(10t)以外)。
2000年5月19日
FU6型エンジンを搭載するCNG車をマイナーチェンジ。エンジン出力を向上し、標準車に先立ち、内外装の一新が行われた。
2000年5月23日
マイナーチェンジ。先にCNG車に採用された逆台形の大型フロントグリルを採用し、車内のデザインも一新された。また、ワイドキャビン車に加えて、新たに標準キャビン車が追加され、全車にABSと運転席SRSエアバッグが装備された。
2000年12月12日
FU6型エンジンを搭載するCNG車に5速ATを採用したモデルを追加。
2002年5月21日
一部改良。フロントリッドグリル上部の塗装色をジャンピングホワイトに変更した。平成13年騒音規制適合。
2002年5月28日
CNG車を一部改良。車両重量を軽減したほか、フロントリッドグリル上部の塗装色をジャンピングホワイトに変更した。
2002年6月24日
FE6型エンジンを搭載し、世界初となるキャパシターハイブリッドトラックを追加。モーターの駆動方式はパラレル式をとった。また、大型車に利用される機械式オートマチックトランスミッションを中型車では初めて採用した。同年10月4日には最初の納車先となる日本通運八王子支店に配置された。また、翌年度の年度省エネ大賞においては最高賞となる経済産業大臣賞を受賞した。
2003年2月3日
9tクラスのPK系にエアサス車を追加。
2003年4月21日
CNG車を改良。燃料容器の容量を増大した。
2004年5月20日
マイナーチェンジ。エンジンを日野製J07E/J08E型エンジンに変更して平成15年排出ガス規制に適合し、CIも変更した。
2006年4月7日
JC08C型エンジンを搭載するCNG車のカーゴ系・塵芥系に5速オートマチックトランスミッションをオプション設定。
2006年11月7日
一部改良。新長期規制に適合。
2008年6月10日
一部改良。GVW11tの中型免許対応車を追加。


[編集] 2トン系

[編集] 初代(1981年-1991年)

1981年12月
バイソンの後継車種としてコンドル発売(H40型)。日産・アトラスの兄弟車。
1982年12月
57年排出ガス規制対応。
1983年1月
FD33Tエンジン搭載車及び保冷車新設。
1984年6月
一部改良。FD33エンジン及びエクストラパック新設。
1986年11月
マイナーチェンジ。エンジンは、SD25からTD27に、FD33からFD35にそれぞれ変更。左右のドアに「UD」マークがつく。

[編集] 2代目(1991年-1995年)

1991年10月
S41型発売(コンドル35は1992年)。輸出向けには現在も販売されている。

[編集] 3代目 コンドル20/30/35(1995年-2007年)

中期型
1995年
登場。5代目いすゞ・エルフのOEM車となる。積載量2t車は「コンドル20」、3t車は「コンドル30」、3.5t車は「コンドル35」となった。
2000年8月10日
4.3L 4HF1型エンジンを搭載するコンドル20/30のCNG車を改良。ロングボディ車の燃料容器の容量を増大し、全車の燃料容器の搭載方法変更により架装性を向上し、荷台床面地上高を低減したほか、全車に電磁式リターダが標準採用され、新たに冷凍車専用シャシが設定された。
同時に4HG1型エンジンを搭載するコンドル20の低型4WD車についても、フルスーパーローダンプに4ナンバー車が追加されたほか、エンジン搭載一の変更により荷台内寸法を増大した。また、クラッチフリーも標準採用となった。
2001年1月18日
コンドル20/30に4HG1-LPGエンジンを搭載するLPG車を追加。
2001年1月29日
一部改良。一部車種を除き、デュアルモードMTおよびABSを標準装備とした。また、3t車には規制緩和に対応した4ナンバー車を追加した。
2002年6月13日
改良を行い、環境性能を向上したほか、フロントグリルが変更され、フロントバンパーのボディ同色化が行われた。
2004年6月18日
マイナーチェンジ。フロントデザインが一新され、同時にCIが変更された。
2005年5月18日
CNG車を改良。搭載するエンジンを4.3Lエンジンから4HV1型 4.6Lエンジンに変更した。

[編集] 4代目(2007年-)

2007年1月24日
フルモデルチェンジ。引き続きエルフのOEMとなる。
2007年3月5日
標準キャブ、セミワイドキャブ車を追加。エンジンは4JJ1-TCS型を搭載する。
2007年8月9日
CNG車をフルモデルチェンジ。エンジンは旧モデルと同じ4HV1型エンジンを搭載した。
2009年5月11日
一部改良。標準幅キャブにドアサイドターンランプを追加し平成22年4月に改正される灯火器規制に対応したほか、平成27年度重量車燃費基準達成車を拡大。

[編集] 1トン系

[編集] 初代 F23型(1995年-2007年)

1995年6月
アトラスF23型車のマイナーチェンジと同時に設定される。通称「コンドル次郎」。
1997年8月
1.5トン系にQD32型を追加。A/T車設定車種が拡大される。
1999年6月
マイナーチェンジ。内外装の意匠変更のほか、搭載エンジンをガソリンエンジンをNA20SからKA20DE型に換装。運転席エアバッグがオプション設定される。
2002年8月
一部改良、全車平成12・13年騒音規制に対応化、パワーウインドウ、タコメーター等の標準装備、オートマチック車へのシフトポジションインジケーターの採用、リモートコントロールエントリーシステムのオプション設定した。 また排気ブレーキ使用時にブレーキランプが点灯されるように変更された。
2003年8月
KA20エンジンのG-LEV化がされる。
2004年8月
一部改良。QD32型エンジンを改良。装備を向上させる。

[編集] 2代目 F24型(2007年-)

2007年7月20日
フルモデルチェンジ。1.5tおよび2t車が用意され、ZD30DDTiQR20DE型エンジンを搭載する。

[編集] ラインアップ

初代・2代目

  • CM
  • CL
  • CP

3代目

  • MK
  • LK
  • PK
  • PW
  • MF(4t級4WD)
  • LF(6t級4WD)

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク

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