日本PTA全国協議会
| 日本PTA全国協議会 | |
|---|---|
| 団体種類 | 社団法人 |
| 設立 | 1952年 |
| 所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂7-5-38 |
| 起源 | 日本父母と先生の会全国協議会 |
| 活動地域 | |
| ウェブサイト | http://www.nippon-pta.or.jp/ |
社団法人日本PTA全国協議会(にほんピーティーエーぜんこくきょうぎかい)は、健全な青少年の育成を目指す、全国のPTA(保護者と教職員による教育団体)の協議会組織。PTAではなく「地域本部」を持つ杉並区立和田中学校(藤原和博、代田昭久)を除く。略称は日P。
目次 |
[編集] 概要
第二次世界大戦後、アメリカの占領下で、アメリカの第一次教育使節団の報告書による勧告を元に日本独自の検討を加えて誕生した、PTA活動の全国連絡協議会で、公益法人という位置づけになっている。日本PTA全国協議会からすれば、完全な小中学校での週五日間授業の実現と、健全な校外生活、少年非行の防止、家庭教育、児童虐待やいじめなどの防止と予防のためとされる活動を行っているがその科学的効果測定はされていない。青少年に好ましくない雑誌・テレビ報道、テレビの俗悪番組と主張する意見表明などである。しかし親世代が「見せた方が良い」と思われるものについても、PTAによる「見せたくない」ランキングに入ることがあり、その点から政治的な圧力の存在や完全には意見を統一できない事実の存在も示唆されている。[誰?]「いかなる存在にも光と闇が同居している」という金言は例外なく当組織にも当てはまると言えよう。
[編集] 有名なアンケート
日本PTA全国協議会は独自に、毎年小学5年生・中学2年生およびその保護者に対し「テレビ番組に関する小中学生と親の意識調査」と称するアンケートを行い、テレビ番組について以下のようなランキング[1]を発表している。
[編集] 子どもに見せたくない番組
「子どもに見せたくない番組」とは、日本PTA全国協議会が会員を対象にアンケートしている企画の一つ。記入する紙には、初めからいくつかの番組が載せられており(例:『ロンドンハーツ』、『めちゃ²イケてるッ!』など)、毎年上位にランクインされる番組は『ロンドンハーツ』、『めちゃ²イケてるッ!』、『クレヨンしんちゃん』、『志村けんのバカ殿様』など。2004~2011年まで『ロンドンハーツ』が8年連続で1位となっている。元の名前は「ワースト番組」だった。[2]
- 「ワースト番組」にはかつて『8時だョ!全員集合』が毎年のように1位を独占した。しかし、『オレたちひょうきん族』が同時間枠で放送開始されてからは「子どもに見せたくない番組」1位を争うことになった。
- また、アニメで初のランクインは『ルパン三世』だった。ルパンだけではなく、『おぼっちゃまくん』等がランクインされている。
- 1980年代まではドラマがランクインされる事はなかったが、野島伸司脚本などのグロテスクな表現ドラマが高視聴率をマークするようになった1994年以降、「子どもに見せたくない番組」になってから『女王の教室』・『14才の母』や『ライフ』、『火曜サスペンス劇場』などのようにドラマもランクインされるようになった。
- 一時期、志村けんの番組(『志村けんのバカ殿様』等)が上位に来ることが多い時期もあった。パイ投げやスイカの早食い、寿司を握る前に気合入れでつばを手に噴く等、食べ物を粗末にするシーンが多いことが主な原因のようである。『志村けんのバカ殿様』は見せたくない番組の常連である一方、『天才!志村どうぶつ園』は子どもに見せたい番組にランクインされている。
- クイズ番組でのランクインは、おバカタレントの台頭を理由に『ヘキサゴンIIクイズパレード』がランクインしている(理由は不明であるが「子供に見せたい番組」にもランクインされている)。
- 子供番組では『ピラメキーノ』が子供番組でありながら、2010年度のランキングで並み居るゴールデン番組を差し置いて、第7位にランクインしている。
[編集] 子どもに見せたい番組
「子どもに見せたい番組」とは、日本PTA全国協議会が会員を対象にアンケートしている企画の一つ。小学5年生の保護者、中学2年生の保護者ともに第1位は2002年、2003年は『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』、小学5年生保護者の第1位は2004年・2006年は『どうぶつ奇想天外』、中学2年生保護者の第1位は2004年は『プロジェクトX』、2006年は『世界一受けたい授業』、2005年は小学5年生保護者、中学2年生保護者ともに『1リットルの涙』で、2007年度は小学5年生保護者、中学2年生保護者ともに『世界一受けたい授業』である。日本民間放送連盟による「青少年に見てもらいたい番組」の常連である『ちびまる子ちゃん』、『サザエさん』、などのアニメはTOP10には入らないことが多い。もとの名前は「PTA推薦番組」だった。
- まんが日本昔ばなしは中期以降タイトルバックが出る直前に「PTA推薦番組」というテロップを流して放送していた。
- 過去にはアニメも日本PTA全国協議会の推薦番組に挙げられた例は多い。『世界名作劇場』枠の各作品は、その典型である。
[編集] 子どもの好きな番組
「子どもの好きな番組」とは、日本PTA全国協議会がメンバーを対象にアンケートしている企画の一つ。小学3・4・5・6年生の第1位は1998年と1999年は、『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』、小学5年生、中学2年生とも第1位は2002年は、『学校へ行こう!』(但し下品なコーナーもあり見せたくない番組にもランクインする事もあった。)、2003年は『トリビアの泉』である。2004年は『どうぶつ奇想天外』が小学5年生1位に、『はねるのトびら』が中学2年生1位となった。
[編集] その他のアンケート
ほか、「子どもに読んで欲しくない本」「子どもの好きな本」「子どもに読ませたくない雑誌」「子どもに見せて欲しい映画」「子どもに遊ばせたくないゲーム」「子どもの好きなゲーム」と題したランク付けを行っている。
[編集] 問題点
PTAや親が「子どもに見せたくない番組」を子供に見せないよう強制することで、周りの人との話題についていけず、孤立あるいはいじめの原因になる事が問題視されている。「子どもに読んで欲しくない本」や「子どもに遊ばせたくないゲーム」などでも、同様の問題が発生している。
そのため、偏った見方で「子どもに見せたくない番組」を指定することは、別の立場からの批判を招きやすく、偏ったレッテルを貼る観点そのものが批判されるばかりでなく、一方的な見方からの批判に対して、他の見方を無視していると批判されることも多いことから指定は避けるべき、という見解も存在する 。
また、PTAの強い地域、弱い地域による学力格差が公表されていない。結果、各都道府県ならびに各区市町村の教育委員会との学力格差解消に対しての見解には、相当の認識差が発生している。また、子どもの能力の一要素である学力も結構であるが、最も憂慮するべき点は人としての心のありようであり、その点についても当時の有害指定番組を見て育った人間がどのような人物となったかなどの公的な追跡調査、科学的裏付けは一切されていない。つまり、規制の効果は定かではないことに注意されたい。「寧ろ70年代からの規制により子どもに鬱屈な心情を与え、その結果がこの現在(2011年)に現れている」とする実際に目に見える現象学的な指摘も存在する。
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
- 民間情報教育局
- 低俗番組
- 放送倫理・番組向上機構 (BPO)
- 民間放送教育協会
- 日本教職員組合