日本誕生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本誕生』(にほんたんじょう)は、1959年10月25日公開の東宝製作の特撮映画。カラー作品。東宝映画1,000本目の記念作品である。

カラー・シネスコ合成機「バーサタイル・プロセス」が初めて使用された作品で、日本映画技術賞を受賞している。 また上映時間が180分と長かった為、途中休憩が入った。

目次

[編集] あらすじ

映画はまず、伊邪那岐伊邪那美の両神の国産みを中心に日本神話の幻想的な映像から始まり、主題である日本武尊の物語に入る。

小椎命(おうすのみこと)は、その勇猛な性格を父(景行天皇)に警戒され、九州の熊曽征伐を命じられる。巧みな計略で見事熊曽を討ち取った小椎は、熊曽から日本武尊の名を与えられる。しかし大手柄を建てて都に帰った日本武尊に、天皇は休む間もなく東国の征伐を命じる。父は自分を嫌っているのか、と沈痛な気分で、途中伊勢の倭姫を訪ねた日本武尊は、一振りの剣(天叢雲剣、別名草薙の剣)を与えられて力付けられ、その剣の由来を聞く。それは神代の昔、須佐之男命八岐大蛇を退治した際に手に入れたものであった。剣は、東国でだまし討ちにあって猛火に囲まれた日本武尊の命を救う。だが、帰国途上で日本武尊は、反逆をたくらむ大伴一派の攻撃にあい、命を落とした。彼のは1羽の白鳥となって空に向かい、大伴の一味と手勢は神罰により洪水溶岩流に飲まれて全滅した。

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています

[編集] スタッフ

[編集] キャスト

[編集] 撮影こぼれ話

  • 倭姫の語りによる劇中劇として須佐之男による八岐大蛇退治が登場するが、この場面は東宝映画自慢の円谷英二による特殊撮影が活用された。
  • 湖から現われる八岐大蛇は、水底にレールを敷いて動かした。人間の入らない、全て操演で動かした怪獣は、この八岐大蛇が日本映画で初めてのものである。
  • 神罰によって大伴の軍勢が洪水や溶岩流に追われ、逃げる途中で巨大な地割れが起こって大勢の兵が落ちる場面では、人形などを使うとリアリティがないため、トラックを何台も用いて人工的に造った地面を引っ張って地割れを起こし、実際に人間を落として迫力ある場面とした。
  • 天照大神が光り輝く山上に降り立つシーンのために、日本映画で初めてFRPが撮影に使用され、山のミニチュアが造型された。

[編集] 関連項目

他の言語