日本曹達

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日本曹達株式会社
Nippon Soda Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 4041
略称 日曹、NISSO
本社所在地 郵便番号:100-8165
東京都千代田区大手町二丁目2番1号
新大手町ビル
設立 1920年2月
業種 化学
事業内容 化学品
代表者 杵渕 裕(代表取締役社長)
資本金 291億円6,669万円(2008年3月末現在)
売上高 連結:1575億6100万円
単独:928億8100万円(2008年3月)
従業員数 連結:2,389名
単体:1,281名(2008年3月31日現在)
決算期 3月
主要株主 三井物産3.9%
損害保険ジャパン2.9%
関係する人物 中野友禮(創立者)
外部リンク http://www.nippon-soda.co.jp/
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日本曹達株式会社(にほんソーダ、英文名:Nippon Soda Co., Ltd.)は、東京都千代田区に本社がある日本の化学会社。略称は「日曹」(にっそう)。かつては日曹コンツェルンの中核企業であった。

事業内容[編集]

農業化学品、医薬中間体、電子材料等の高付加価値有機・無機化学製品及び各種工業薬品等の製造・販売を行う。

クロールアルカリ事業 
カセイソーダ、塩素、塩酸、カリ製品、青化製品 他
機能性化学品事業 
半導体フォトレジスト材料、染料製品、特殊樹脂 他
アグリビジネス・飼料添加物事業 
殺菌剤、殺虫・殺ダニ剤、除草剤、飼料添加物 他
環境化学品事業 
水処理剤、殺菌消毒剤、光触媒、PCB無害化処理 他
医薬品事業 
医薬中間体、製剤用添加剤 他

事業所[編集]

  • 本社:東京
  • 支店:大阪
  • 営業所:札幌、仙台、東京、名古屋、信越、高岡、松山、福岡
  • 工場:二本木(上越市中郷区)、高岡、水島(倉敷市)、千葉(市原市
  • 研究所:小田原、千葉、各工場生産技術研究所
  • 海外:ニューヨーク、セントルイス、デュッセルドルフ、サンパウロ、上海

沿革[編集]

  • 1913年(大正2年) 創立者中野友禮、電解法ソーダの特許を取得。
  • 1920年(大正9年) 日本曹達株式会社設立、資本金75万円。二本木工場(新潟県上越市中郷区)の操業開始。
  • 1949年(昭和24年) 東京証券取引所大阪証券取引所に株式上場。
  • 1960年(昭和35年) マーティン・マリエッタ社と合弁で、日曹マスタービルダーズを設立。
  • 1963年(昭和38年) 日曹油化工業株式会社を設立。
  • 1969年(昭和44年) 日曹化成株式会社(千葉県市原市)を設立。
  • 1970年(昭和45年) 福島県耶麻郡の日曹金属会津工場でカドミウム公害が深刻化。
  • 1999年(平成11年) 日曹化成株式会社を合併(同社千葉工場となる)。日曹油化工業株式会社株式の全部を、丸善石油化学株式会社に譲渡。

関連会社[編集]

その他[編集]

日曹コンツェルン[編集]

重化学工業から発達した昭和の新興財閥の一つに数えられた。1940年(昭和15年)には傘下企業が42社まで増え、日曹コンツェルンと呼ばれた。その後、第二次世界大戦後GHQの指定する15社に数えられ、財閥解体された。

ウサギの社章[編集]

日本曹達の社章は、雪像の「雪うさぎ」を、6つの頂点を持つ環で囲んだもので、古くからの重工業企業としては童心のあるデザインである。囲みは創業地・新潟県が雪国であるがゆえに六角形を呈する結晶と、6つの社是とを重ねて象徴したものという。

元は1920年の創業初期、二本木工場で「製品に付けるマーク」も議題に含めた会議中、会議室に白い野ウサギが突然飛び込んできて、また駆け去るというハプニングがあったことから、これに絡めて考案されたものと伝えられる。更に、白いウサギのイメージを、創業当初の主力製品であった「苛性ソーダ」「さらし粉」の高純度を象徴する純白性に重ねたものともいう。

ヌメリとりキッチンハイターの開発[編集]

日本曹達が花王と共同で開発したキッチン排水口用ヌメリとり剤は、「キッチンハイター®除菌ヌメリとり」の商品名で花王から販売されている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]