日本天然色映画
日本天然色映画株式会社(にほんてんねんしょくえいがかぶしきがいしゃ)は、過去に存在した日本の広告制作プロダクション。
「日天(ニッテン)」と略して呼ばれることもあった[1]。
現在は、株式会社ソーダコミュニケーションズ(旧株式会社リフト)として、CM制作業務を引き継いでいる。
概要[編集]
ACCのCM殿堂入り作品[2]を幾つも世に送り出し、また、杉山登志、中島哲也といったCMディレクターを輩出した。
沿革[編集]
- 1957年(昭和32年) - 伊庭長之助によって創立[3][4][5]。
- 1987年(昭和62年) - 東北新社によって買収[6]される(CM部門のみ分離独立させ、株式会社ニッテンアルティとして創立[4])。
- 1990年(平成 2年) - 日本天然色映画株式会社を、株式会社ニッテンアルティに移管[6]。
- 2009年(平成21年) - 5月1日、株式会社ニッテンアルティと株式会社サーマルが合併し、株式会社リフトとなる[7]。
- 2013年 (平成25年) - 7月1日、株式会社ソーダコミュニケーションズに社名変更。
受賞歴[編集]
- ACCの「CM殿堂」入り作品
- 第1回CM殿堂(1983年)
- 第2回CM殿堂(1984年)
- 第3回CM殿堂(1985年)
- 1976年度 - 資生堂「クリームリンス」
- 1976年度 - トヨタ自動車交通安全キャンペーン「長い道」
- 第11回CM殿堂(1998年)
- 1990年度 - フジテレビ春のキャンペーン90「天は人の上に」
脚注[編集]
- ^ ACC会報【ACCtion】102号
- ^ ACC - パーマネントコレクション CM作品集
- ^ 1958年(昭和33年)という説もある。 (伊庭長之助 とは - コトバンク デジタル版 日本人名大辞典+Plus)
- ^ a b 株式会社リフト
- ^ 会社のシンボルマークは、伊庭長之助の似顔絵だった。 (読売新聞夕刊、1991年10月8日1面「ひと図鑑」)
- ^ a b 東北新社|企業情報
- ^ 東北新社|制作関連事業