日本カイロプラクティック登録機構
日本カイロプラクティック登録機構（にほんカイロプラクティックとうろくきこう、Japan Chiropractic Register、略称：JCR）は、日本のカイロプラクターを正確に把握して行政と連携することで、世界保健機関（WHO）が作成したガイドラインに基づくカイロプラクティックの資格化実現を目標に設立された任意団体である[1]。事務局は東京都港区西新橋に置かれている[2]。
カイロプラクター登録者の名簿を一般公開し、定期的に厚生労働省医政局医事課や関係省庁に提出してカイロプラクターの選択基準を示している[3]。
理事等[編集]
- 理事長 石破茂（衆議院議員）
- 副理事長 村上佳弘（東京カレッジ・オブ・カイロプラクティック教務部長、一般社団法人日本カイロプラクターズ協会（JAC)行政顧問）
- 理事 西村好順（弁護士、JAC顧問弁護士、元関東公安調査局局長、元富山地方検察庁検事正）
- 理事 加藤尚之（東邦大学医学部准教授）
- 理事 竹谷内克彰（日本整形外科学会認定医、JAC研究顧問）
- 名誉理事 高柳進之輔（元東邦大学医学部教授）
歴代理事長[編集]
目的[編集]
- 法制化が達成されるまでのカイロプラクターの登録業務
- カイロプラクティック業務基準の設定をするための業界の自主規制
- 日本カイロプラクティック試験委員会が実施する評価業務の認定
- 厚生労働省との交渉
- 傷害保険会社との交渉
- 安全で倫理的な実行が達成されることへの努力
登録カイロプラクターとリスト公開[編集]
登録カイロプラクターとは、日本カイロプラクティック登録機構（JCR）によるカイロプラクターの民間資格である。登録要件として、「CCE認証取得カイロプラクティック教育」、「日本カイロプラクターズ協会（JAC）承認カイロプラクティック標準化コース（CSC）」、「カイロプラクティック安全教育プログラム」（現JCR試験受験資格プログラム）のいずれかを修了する必要がある。登録試験は毎年、国際カイロプラクティック試験委員会（IBCE）の協力のもと実施している[7]。
法的に資格制度を認可する国々は、カイロプラクティック教育評議会加盟の評価機関から認証を受けた大学など教育機関の卒業とカイロプラクター資格試験合格を必要条件としている。
JCRは登録カイロプラクターの名簿を公開している[8]。
脚注[編集]
- ^ 設立主旨 - 日本カイロプラクティック登録機構
- ^ 組織紹介 日本カイロプラクティック登録機構、2022/1/4閲覧
- ^ 日本カイロプラクティック登録機構について - 日本カイロプラクティック登録機構
- ^ 組織紹介 - 日本カイロプラクティック登録機構
- ^ “JAC役員紹介::一般社団法人日本カイロプラクターズ協会(JAC)”. www.jac-chiro.org. 2021年2月10日閲覧。
- ^ JCR規則 - 第3条 目的 - 日本カイロプラクティック登録機構
- ^ EXAMINATIONS JAPAN Sample Special Purposes Examination for Chiropractic (Japanese Translation) - International Board of Chiropractic Examiners
- ^ カイロ施術者の名簿公開 - 産経新聞
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 日本カイロプラクティック登録機構
- 日本カイロプラクティック登録機構のご紹介
- カイロプラクティックの安全性と広告に関するガイドライン
- 各府省によるカイロプラクティック（カイロプラクター）の職業・産業分類
- カイロプラクティック学位の種類
- 登録カイロプラクター検索
 | この項目は、医学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（プロジェクト:医学／Portal:医学と医療）。 |