日暮熟睡男
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日暮 熟睡男(ひぐらし ねるお)は秋本治原作の漫画およびアニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に登場する架空の警察官。テレビアニメ版での声優は牛山茂(7~135話)、今井敦(136話~)。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 人物
亀有公園前派出所に勤務する警官で作品中最強キャラの一人。2月29日生まれ。身長165cm、体重48kg(実際はかなりの肥満体なのだが、4年眠っている間に痩せてしまう)。こち亀を象徴するキャラクターで、4年に一度しか登場しない。そして21-6、41-6、49-7、62-4、81-1、100-9、123-1、144-1、145-6、2008年の週刊少年ジャンプ39号(コミック未収録)の僅か10回のみ(番外編にも1回登場しているが、それでも11回)の登場だがそのインパクトの強さからこち亀の作品内容をよく知らない人間でも「両津」とこの「日暮」は知っている者も多いほどの知名度の高さである。4年に1度しか登場しないためにその登場を終えて4年の間に初めて「こち亀」を見るビギナー読者のために再登場の際は度々、両津や部長が過去に登場したコマを見せて説明する。特にアテネの際は部長がただわかり易く説明するだけで終わった。
日暮と言う苗字の由来は、他のキャラクターの苗字も葛飾区や足立区、荒川区・千葉県松戸市等の地名から苗字を取られているように日暮里よりは、松戸市日暮が濃厚。
ものぐさで新人のころは月3回のペースで出勤していたが、だんだんエスカレートして4年に一度、夏季オリンピックが行われる年にしか目覚めない(但し、1986年(アニメ版では1999年)に無理やり起こされたり、2002年に日韓ワールドカップ開催時に両津勘吉の騒動のせいで突然起きたことがある)。そのため「オリンピック男」、「オリンピックキャラクター」という別名がある。
(派出所勤務だが登場回数が極端に少ないため、葛飾署に異動になった)。
モスクワオリンピック開始の初登場時には単に「勘がいい」だけだったのだが、後にこれが予知能力者となり、次いで念写能力を持つようになり、以降はほぼ登場ごとに能力が一つ増えていった。オリンピックの年以外にうっかり起こすと非常に機嫌が悪く、町を破壊してしまうほど暴れてしまう(一番の被害者は両津)。また、起きているときあまりに酷使された場合、眠りに入ることができなくなることもある。女性に弱く、男性に怒りを鎮めるように説得されても怒りが鎮まらないが、女性に怒りを鎮めるように説得されるとすぐに怒りを鎮める。
両津と同じニコニコ寮に住んでいるが、4年間日暮の部屋が開けられることが無い。部屋の扉は錆付き廃墟同然となっており、中ももの凄いこと(巨大な食虫植物が発生したり、三葉虫も出たりする。一度は食虫植物に食われかけていたこともある)になり登場回数を増やすごとに迫力が増している(100巻で一度改装したため別注や2000年以降はきれいな部屋である)。
趣味は化学であり、異種生物交配による新種生物製造に凝っていたことがある。
4年ごとに目覚めるため、過去4年間の社会の変化についていけない描写が多数存在する。例えば1980年に目覚めた時には中川に『私、キャンディーズのファンでして、今度コンサートに行きましょう』と言っており、既に1978年に解散していることを知らなかった。1992年に目覚めた際には、缶ジュースが110円に値上げされた事を知らずに100円で買おうとして商品が出てこず、念力で自動販売機を破壊したり、店で物を買おうとした際に消費税を上乗せした金額を請求された事に対し「この嘘つきめ!」(消費税導入は1989年)と激昂して店を念力で破壊するなど犯罪行為(窃盗罪、器物破損罪)も犯しているが、罪に問われた形跡はない。しかし、1986年に途中で無理やり起こされた時にはマラソンの中村清監督が1985年に事故死したことなど何故か睡眠中の出来事を熟知しており(1986年に日暮が無理やり起こされる前に就寝についたのは1984年)、「睡眠学習で記憶している」と言われたこともある。
別注巻では弟・起男と決闘している(ただし、弟の存在は別注だけの設定)。この回から町を破壊するエネルギー弾を発射出来るようになった(また、超サイヤ人のようにオーラが出たりする)。
アニメではオリンピックの開催されていない年に起きて暴れることがほとんどであった。
初登場は1980年(モスクワオリンピックの年)。日暮初登場の回の大原の台詞から推測するに、こち亀は1976年のモントリオールオリンピックの直後に連載が始まっており、連載4周年を迎え、オリンピックの時のみ目覚めるキャラクターをネタ的要素で1回の登場のつもりで出し、作者も次週にはすっかり忘れていた。しかし、その後も連載が続いたため、読者の要望もあって何回も出す結果になったと思われる。編集者は「4年に1回しか登場しないキャラクターはこち亀しかできない」と述べている。
なお、日暮が寝る際は天丼10人分、鰻丼10人分、焼肉20人分、寿司10人分等の大量の食事と水分を摂り、ヒゲと髪を剃り、深爪にしてからベッドに向う。これはクマムシの休眠同様4年間の空腹などに耐えるための栄養補給であり、日暮は脂肪分が多いために行うことが出来る。ちなみにこの過程を同僚の両津曰く「儀式」と呼んでいる。
[編集] 家族
- 日暮 起男(ひぐらし おきお)(声:矢尾一樹)
- 熟睡男の弟であり、兄とは正反対の4年間眠らず、一流企業に課長として勤め、世界を駆け回って何千億円の契約をまとめる超企業戦士(ハイパービジネスソルジャー)である。兄と同じく超能力も使える。
- 熟睡男が1996年夏に起床し、その後就寝した直後の同年秋、街で偶然見かけたビジネススーツ姿の人影が熟睡男そっくりだと主張する両津が、確認をとるために寮の熟睡男の部屋に訪れた。部屋は改装直後であり、布団の上でこち亀を全巻読んでいる最中の99巻で力尽きて寝ている姿が発見された。その後、両津に無理矢理起こされ、寝不足で狂暴化し、街を破壊して暴れ回る兄の怒りを鎮めるために弟の起男が立ち上がり、バトル漫画さながらの超能力バトルを繰り広げた。しかし、その最中に今日が4年に1度の眠る日(11月26日、アニメでは5月16日)だということ思い出し、戦いの最中に寝てしまうのだった。
- このキャラクターは1996年に連載1000回記念の一環として読者からのアイデアを募集し、その中から選ばれた最優秀集作品を元に原作者によって描かれた作品である。そのため設定などは本編とは一切関係の無いものとされている。その後本編において、行方不明の熟睡男を探そうとした際に両津が「起男に熟睡男の代役をやらせよう」と提案するも「あの時だけの設定だから」と却下される描写がある。
- 兄(名前不明)
- 62-4で日暮と電話をしていたが、日暮同様変わった異常な睡眠欲を持っており日暮が買った土地がバブルで価格急騰した事を告げるが電話中に眠ってしまう。
- 両親(ともに名前不明)
- 62-4で存在が確認されているが未登場。
[編集] アニメ版での日暮熟睡男
1996年アトランタオリンピックの年に初登場。たまたまアニメ版の放送開始がオリンピックイヤーだったため7話からと速い段階で初登場となった。この年から12年前も出勤していると言っていたため年齢はおそらく31歳以上だと思われる。
アニメ版では当初から超能力を使え、警察をクビにならないのは予知能力や念写能力で未解決事件となった事件、難事件を解決するためという理由になっている。
登場頻度が原作より高く、中期頃からは4年に1度というより1年1度くらい登場している。なお、オリンピックが開催されない年に登場する際は大方、年をごまかす両津に無理やり起こされ激怒する(シドニーの際は1999年に不本意に起こしてしまい、アテネの際は2003年にナンバー1ポリス決定戦の際に両津の助っ人として騙されていた)というオチがほとんどであった。そのため原作と違い彼の説明を割愛されることが多かった、アテネオリンピックの時には瞬間移動の能力を身に着けているが本人には自覚はない、それが災いし火星に行ってしまう。
[編集] 関連項目
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
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