旅立ちの日に

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旅立ちの日にたびだちのひに)は1991年(稀に1992年に作られたとされている[誰?]が原曲は1991年に作られ同年に初演)、埼玉県秩父市立影森中学校の教員によって作られた合唱曲卒業ソング作詞は当時の校長小嶋登作曲は音楽教諭の坂本浩美(現・高橋浩美)。編曲は多くの合唱曲を手掛けている松井孝夫。今では、原曲の変ロ長調の他にハ長調など、たくさんの調で歌われている。

仰げば尊し』や『巣立ちの歌』、『贈る言葉』などから代わり、小中高の卒業式において全国で最も広く歌われている卒業式のとなった[要出典]。その影響力の強さからテレビ番組情報ライブ EZ!TV)でも取り上げられ、2007年にはSMAPCM曲として歌った。ただし、CDとしては発売されず、音楽配信のみとなっている。

目次

[編集] 曲の誕生について

当時校長だった小嶋(作詞)は、荒れていた学校を矯正して歌声の響く学校にすることを目指し、合唱の機会を増やした。最初こそ生徒は抵抗したが、音楽科教諭の坂本(現・高橋)と共に、粘り強く努力を続けた結果、歌う楽しさによって、学校は明るくなった。そしてその集大成として『旅立ちの日に』が生まれた。

「歌声の響く学校」を目指して3年目、坂本は「卒業する生徒たちのために、何か記念になる、世界にひとつしかないものを残したい」との思いから、作詞を小嶋校長に依頼した。校長の小嶋は自らが退職するその年に歌詞を書いた。坂本はその歌詞を受け取ると胸にかかえるようにして音楽室に向かい、15分後にはメロディーが出来上がっていた。1991年2月下旬のことであった。最初はたった一度きり、「3年生を送る会」で教職員たちから卒業生に向けて歌うための、サプライズ曲のはずであった。

しかしその後、この曲は歌い継がれ、しばらくは、その学校だけの合唱曲であったが、まわりの小中学校でも使われだしたことで、1998年頃までには普及が拡大し、現在では全国の学校で歌われている。今までの卒業式の歌とは違い、親しみやすい歌詞が共感されている。当初は先生方が歌ったが、その翌年からは生徒が歌うようになり現在に至る。松井編曲のものには、混声三部版、混声四部版、女声三部版、同声二部版がある。


2009年現在、作詞をした小嶋は影森中学校校長を最後に定年退職で現役教員の立場を引退し、作曲を手掛けた坂本(高橋)は結婚出産を経て、02年から自らの希望もあって埼玉県立秩父養護学校(現在の埼玉県立秩父特別支援学校)に赴任し教職を続けている。

[編集] 備考

  • 秩父市は功績を称え、作詞作曲した2人に「ふるさと文化賞」を贈った。また秩父市では毎日午前12時と午後5時に市内の防災放送で音楽を鳴らしているが、2009年3月1日より12時の曲としてこの曲が採用されている。
  • 原曲および混声三部版・混声四部版は変ロ長調。同声二部版は変ロ長調またはハ長調、女声三部版はハ長調である。混声三部版・同声二部版はサビ以外で各パートの動きが分かれるところはないが、混声四部版・女声三部版ではサビ以外にも各パートの動きが分かれるところがある。また、混声四部版のサビには「オー」のオブリガートもある。
  • 芹洋子2005年3月24日に発売した同名のシングルカバーしたものが収録されている。こちらはイ長調である。
  • フォークデュオの「トワ・エ・モワ」が2006年1月18日に発売したアルバムに収録されている。
  • フジテレビ系列情報番組『情報ライブEZ!TV』で取り上げられ、反響を呼びDVDブック化された。
  • 『EZ!TV』で取り上げられたあと、2006年3月、日本テレビ系列情報番組THE・サンデー』などでも取り上げられた。
  • ダークダックスが2006年10月4日に発売したアルバム「遼遠(りょうえん)・謡遥(ようよう)・半世紀」にカバーしたものが収録されており、以降リサイタルでのレパートリーとしている。
  • 外川陽子2007年2月14日に発売したシングル「Together」にカバーしたものが収録されている。調はト長調である。
  • 2007年3月15日に日本テレビ系列情報番組『ズームイン!!SUPER』のコーナー「バードウォッチング」で認知度を調べた結果95%であった。ちなみにその日は影森中学校の卒業式であった。
  • 2007年4月1日放送の『笑っていいとも!増刊号』で放送された月曜日の放送終了後のトーク香取慎吾が歌い始めると一緒に歌う客もいるほど広く浸透している。
  • 井上あずみが2007年12月19日に発売したアルバム「出会いと旅立ちの歌」でカバー。コンサートで歌うこともある。
  • MARIA2008年2月6日にリリースした『ゆらり桜空…』のカップリング曲としてカバー。編曲は明石昌夫で、原曲のイメージは壊さない程度にややロック調になっている。
  • 2008年3月5日にredballoonの通算5枚目のシングルとしてリリースされた。
  • 中国人女性歌手のジェイド・インが2008年2月発売のインディーズ・デビューアルバム『七彩音色〜なないろねいろ〜Prologue』でカバー。
  • 2008年3月31日放送の『SMAP×SMAP08春の豪華スペシャル!!!』で、SMAPが子どもたちの混声合唱団とともに歌った。
  • 秋川雅史が2008年4月2日に発売したアルバム『千の風になって〜一期一会〜』でカバー。
  • 中孝介が2008年4月9日に発売した『』のカップリング曲としてカバー。
  • 2009年には東京ディズニーシーのCMソングとして使われている。

[編集] 参考文献

[編集] 関連項目

[編集] 関連リンク