新潟交通佐渡

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新潟交通佐渡株式会社
Niigata Kotsu Sado Co.,Ltd.
Niigata-Kotsu-Sado 1.jpg
種類 株式会社
略称 新潟交通佐渡
本社所在地 日本の旗 日本
郵便番号:952-1315
新潟県佐渡市河原田諏訪町80(佐和田バスステーションビル内)
設立 1986年4月1日
業種 陸運業
主要株主 新潟交通 (100%)
外部リンク 新潟交通佐渡
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新潟交通佐渡(にいがたこうつうさど)は、新潟県佐渡市に本社を置き、乗合バス貸切バスタクシーの運行等を行う企業。新潟交通の地域子会社にあたり、同社の連結子会社である。

概要[編集]

貸切車

佐渡地方佐渡島内)全ての路線バスと、佐渡島の観光バス事業を担う新潟交通全額出資の子会社。本社は旧佐渡郡佐和田町の中心部、河原田にある。もともと1986年(昭和61年)に新交佐渡貸切バスとして発足、1994年に新潟交通本体から路線バス全路線の譲渡を受け、現在の規模となった。

新潟交通グループはこの他、佐和田地区を中心に島内でタクシーの運行を行う企業「佐渡タクシー株式会社」を展開していたが、業績悪化により2006年4月1日付で当社に全業務を譲渡し、2007年1月31日付で清算手続きを終え解散した。なお「佐渡タクシー」の名称は、タクシー事業部のブランド名として存続している。

営業所[編集]

  • 本社営業所
  • 相川営業所
  • 両津営業所
  • 小木営業所
  • 羽茂(はもち)営業所

相川・小木の両営業所には車両の配属はない。また郵便輸送も受託しているため、両津営業所にはバスの他に郵便用のトラックも配属されている。

現行路線[編集]

下記全路線のうち、両津地区から金井地区を経由して佐和田地区・相川地区とを結ぶ「本線」(系統番号1)のみが一般乗合バスで、それ以外の路線は全て、県と佐渡市が費用を補助して運行が維持されている(かつての廃止代替バスに該当する制度によるもの)。

両津、小木を発着する路線は佐渡汽船旅客船便と接続する。特に両津ではフェリー便の到着に合わせて、複数のバスが同時に各方面に出発することがある(タイムドトランスファー)。但し荒天などにより船便が遅れた場合には接続しない。

佐渡汽船旅客便の繁忙期(ゴールデンウィークや夏季)運行にあわせて時刻が変わる為、繁忙期用、通常用、冬季用の3種のダイヤグラムがある。赤泊は高速船「あいびす」との接続は考慮されていない。

沿線人口の少なさから運行時間帯が限定されており、朝夕の他は昼間に数本程度の運転という事例が多い。20時以降に運転される便は両津着22時のフェリー便から接続する本線と南線の最終便等きわめて少ない。

国道350号線の両津・真野間など一部の区間を除いて、殆どの路線がフリー乗降制となっている。年末年始に完全に運休になる路線もある。

なお、両津地区の拠点となる「監督署前」バス停は佐渡労働基準監督署最寄りであるが、隣に両津営業所が所在するバス停でもあり、実質は「監督署前・両津営業所」である。

本線[編集]

  • [1]:監督署前~両津埠頭~上町十字路~秋津~横山~吉井~新保~金井~泉~佐和田~窪田~五十里~沢根質場~紅葉町~海士町~相川~西警察署前~材木町~相川博物館前~佐渡版画村~佐渡金山
    • 両津・佐和田・相川など、主要地区を結ぶ。1時間に約2本運行。国道350号を経由する為、乗降客は比較的多い。またフェリーへの接続便として上りに早朝便(相川4:20→両津埠頭5:13)、下りに深夜便(両津埠頭22:07→相川23:01)も設定されている。
  • [22](小南線):両津埠頭~新穂~畑野~新町本町(真野)~羽茂~小木埠頭
    • 南線を直通する系統。定期1往復に加え、小木航路運休期間中は両津発・新潟発それぞれの初便に連絡する1往復が設定され、両津発初便対応便は小木3:55発の早朝運行。定期1往復は両津埠頭~新穂小学校前間で新穂郵便局前のみ停車する。

南線[編集]

  • [2]:佐和田~真野~畑野~新穂~両津
    • 国仲平野の南側を本線とほぼ並行する路線。1時間に約1本の間隔で運行。乗降客は比較的多いが、本線よりは少ない。

東海岸線[編集]

  • [3]:春日町~上町十字路~両津埠頭~椎崎温泉入口~住吉~野崎~河崎~真木~椎泊~両尾~羽二生~入鍬~大川~野城~水津~風島~片野尾~月布施~野浦~東強清水~赤玉~立間~豊岡~柿野浦~東鵜島~岩首~松ヶ崎~多田
    • 両津から海岸線沿いに南下する路線。1日に4往復の運行がある。片野尾から先は岩首線や前浜線に接続する多田(おおだ)まで1日に1往復(多田発6:30、両津発18:40)のみ。

内海府線[編集]

  • [4] 監督署前~両津埠頭~上町十字路~春日町~平沢~浜梅津~吉住~椿~白瀬~小松~玉崎~坊ヶ崎~和木~馬首~平松~浦川~歌見~黒姫※~虫崎~北小浦~見立~鷲崎(~鷲崎港)~藻浦入口~藻浦~二つ亀~願~大野亀~真更川~岩谷口
    • 両津から海岸線沿いに北上する路線。終点の大野亀周辺は夏場は海水浴客なども多い。
    • 1日6往復の運転のうち、大野亀へ行くのは4往復のみ。残り2往復は黒姫止まりである。大野亀行きのうち2往復は両津病院経由。鷲崎漁港経由もしくは佐和田まで延伸する便もある。
    • 大野亀~岩谷口は旧外海府線。特に真更川~岩谷口は夏季に1日2往復のみの運行で、2011年シーズンからは土日祝日のみの運行である。
    • 外海府線は過去数年間運転されなかった時期があったが2006年から復活、その後内海府線に正式に組み込まれた。

七浦海岸線[編集]

  • [6]:河原田本町~佐和田バスステーション~窪田~五十里~沢根質場~野坂~羽二生~二見~米郷~稲鯨~橘~相川→金山経由相川及び尖閣湾方面
    • 本線が山側のトンネル経由に対し、海岸沿いを通る。相川市街地では佐渡金山などの観光地を循環する。A行は7回、S行は8回運行。

前浜線[編集]

  • [7]:小木埠頭~大橋~赤岩~赤泊~多田
    • 小木から海岸線を北上。1日3本から4本の運行。

度津線[編集]

  • [8]:小木埠頭~羽茂~滝平~上川茂
    • 小木から羽茂を経由し、小佐渡山地の合間を抜ける。1日約4本の運行。

海府線[編集]

  • [9]:佐和田~窪田~五十里~沢根質場~紅葉町~海士町~相川~西警察署前~材木町~大間~千畳敷入口~上小川~尖閣湾達者~姫津~尖閣湾揚島遊園~北秋~戸地~戸中公民館前~南片辺~北片辺公民館前~後尾~北川内~北立島~入川~入崎~高下北~北田野浦~小野見~石名~小田~大倉~関~岩谷口
    • 本線相川から北上する。尖閣湾など観光地も多い。1日5往復前後。

小木線[編集]

  • [10]:佐和田~真野新町~羽茂~小木埠頭
    • 小木から羽茂を経由し、国道350号を経由して佐和田まで結ぶ。本線・南線とともに主要路線の1つである。1日に約8本の運行。真野では両津方面、佐和田では相川方面への乗り換えができる。

宿根木線[編集]

  • [11]:小木埠頭~琴浦~宿根木~深浦~沢崎灯台
    • 小木から佐渡最南端の沢崎灯台までを結ぶ。1日5往復の運行。

国仲線[編集]

  • [13]:佐和田~泉~金井~皆川~目黒町~畑野~待鶴荘前~佐渡総合高校前~新穂~下新穂~皆川~金井~泉~佐和田
    • 佐和田と畑野、新穂を結ぶ循環系統。国仲平野を直線的に通るため南線よりも所要時間は多少短い。1日1往復。

岩首線[編集]

  • [14]:佐和田~泉~金井~皆川~目黒町~畑野~長谷~小倉学校前~上小倉~出又橋~峠~紅葉山~丸山~多田~松ヶ崎~岩首~東鵜島~柿野浦
    • 国仲線畑野から小佐渡山地の脇を通り南海岸方面まで横断する。1日2本の運行。

赤泊線[編集]

  • [16]:佐和田~真野新町~上川茂~赤泊~大橋~小木埠頭
    • 小佐渡山地を横断。1日3本程度の運行。

金丸線[編集]

  • [17]:佐和田~泉~金井~金丸~落合橋~四日町~真野新町
    • 国仲平野の西側の田園地帯を通る。1日1往復の運行、区間運転が多い。

トキの森シャトル[編集]

素浜海岸線[編集]

  • 小木~素浜海岸
    • 海水浴客向けの夏季限定路線。

横宿線[編集]

  • [15]:監督署前~横山~新穂~佐渡総合高校
    • およそ20年間バスの運行が途絶えていたが、2005年に復活。学生車のみの運行。

休止路線[編集]

佐渡空港ターミナルビル

佐渡金山線[編集]

  • 相川~佐渡金山

空港線[編集]

  • 両津埠頭~佐渡空港
    • 本線・秋津バス停より分岐し、佐渡空港へ乗り入れていた。なお佐渡空港へは秋津バス停より徒歩10分弱。

乗車券[編集]

  • 新潟交通佐渡独自の回数券として、11枚綴りの「普通回数券」と、平日データイムと日曜・休日の終日利用できる割引率の高い「買物回数券」の2種を発行している。なお新潟交通佐渡の回数券は、本土側の新潟交通グループの路線では利用できない。また新潟交通グループ他社の回数券も、新潟交通佐渡管内では利用できない。
  • 土曜・日曜・祝日の連続する2日間有効の全線フリー乗車券が2000円で発売されている。
  • 新潟交通グループのバスカード、ICカード「りゅーと」はサービスエリア外のため、利用できない。

車両[編集]

新潟交通からの転籍車がほとんどだが、系列のグループ各社からの移籍車や自社発注の車両も少数ある。三菱ふそうUDトラックス(旧:日産ディーゼル)の2車種の陣容となっており、新潟交通で見られるいすゞの車両は在籍していなかったが、平成23年12月にいすゞ・キュービックLVが1台移籍した。[要出典]

路線バスは道路が狭隘であることと輸送力との兼ね合いから中型車が中心となっていて、大型車は本線や海府線など比較的利用者の多い路線で使用されている。大型車の中にはノンステップバスも1台在籍する。貸切バスは大型車が主力である。

親会社の新潟交通が取り扱う、Jリーグの対アルビレックス新潟アウェー戦会場への応援ツアーバスを親会社の新潟交通(または新潟交通観光バス)が、他の団体旅行客等の兼ね合いで確保出来ない場合、新潟交通佐渡から本土側へ観光バス車両を応援に貸し出すことがある。

新潟交通の地域子会社[編集]

外部リンク[編集]