新津車両製作所
| 新津車両製作所 | |
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新津車両製作所
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| 鉄道事業者 | 東日本旅客鉄道 |
| 帰属組織 | 新潟支社 |
| 整備済み車両略号 | NT |
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この表について
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新津車両製作所(にいつしゃりょうせいさくしょ、英称:Niitsu Rolling Stock Plant)は、新潟県新潟市秋葉区(旧・新津市)南町にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道車両製造工場である。新潟支社の所管。
鉄道事業者の傘下にある日本の鉄道車両メーカーとしては、他に総合車両製作所(JR東日本[1])、近畿車輛(近畿日本鉄道)、日本車輌製造(東海旅客鉄道(JR東海))、および軌道向け車両を製造するアルナ車両(阪急阪神ホールディングス)が存在するが、西武鉄道直営の西武所沢車両工場が1999年(平成11年)に車両製造を終了して以降は、当所が日本で唯一の鉄道事業者直営による鉄道車両製造工場となっている。自社生産を続けている理由は、車両調達コストを抑えることと車両生産の技術を高めることである[2]。
当所で整備された車両に記される略号は、NiiTsu から取った「NT」である。
目次 |
概要 [編集]
旧国鉄新津工場[3]にその歴史が始まる。
車両の計画から設計、製造、運用、保守、廃車後のリサイクルに至る「車両トータルマネジメントの実現」を目標に、1994年(平成6年)10月、それまで車両の改造・修繕・保守を行っていた新津車両所を電車の新造工場に改組転換し、当時の東急車輛製造(現・総合車両製作所)からの技術供与により電車の製造を開始した。設立当初は東急車輛製造で製造している車両を当所でも生産する方式だったが、技術力の強化を目的に209系950番台(現・E231系900番台)では設計段階から東急車輛製造と共同で製造を手掛けた。
なお、東日本トランスポーテック[4]に製造工程の一部を委託している。
素材となるステンレス板を加工するところから生産を行い、台車も当所で製造している。またCAD・CAMやロボットを活用した効率性の高い生産を行っており、稼働日の生産量は1日1両、年間生産能力は250両におよぶ。
さらに、当所とJR東日本東京・横浜・八王子・大宮・千葉の各支社、東京総合車両センター、長野総合車両センター、各車両センター・電車区、提携先の総合車両製作所とは、専用回線による情報ネットワークが構築されており、社内各部門とネットワーク環境下で設計情報などを共有しながら設計・製造を行うことが可能である。
2012年(平成25年)3月1日現在の累計生産両数は、4,019両である。2013年2月7日には製造車両数4,000両を達成した[5]。
この工場で落成した車両の車内ステッカーに表記されている「新津車両製作所」の文字は、JR東日本初代会長・山下勇の筆をそのまま用いている。
2008年(平成20年)10月にNHK教育テレビジョンで放送された『あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑』において、当所で働く社員の仕事が紹介された。また、2009年(平成21年)8月4日にNHK総合テレビジョンおよびNHKワールド・プレミアムで放送された『生中継 ふるさと一番!』でも当所が紹介された。
車両製作所へ転換する以前の車両新造 [編集]
転換前は車両の改造・修繕が主な業務であった新津車両所であるが、例外的に107系の製造も行っていた。これは新津車両製作所の発足に先駆けて社員の技術向上を目的としたもので、以後の基礎となっているものも多い。
その後、東急車輛製造横浜製作所(現・総合車両製作所横浜事業所)の近くにある大船工場では205系500番台、901系、209系、E217系のそれぞれ一部車両の製造を手掛けており、当所の発足に至っている。
製造車両 [編集]
1995年(平成7年)5月から製造された209系の浦和電車区第36編成(クハ209-37以下10両で組成)が竣工第1号の車両である。車両工場として操業を開始して以来、主に首都圏で使用する新系列車両のうち、通勤形・一般形電車を製造している。
また、JR東日本の車両以外にもE231系を基本とした相模鉄道10000系と東京都交通局(都営地下鉄)新宿線用10-300形や、E233系を基本とした相模鉄道11000系、小田急電鉄4000形の一部の製造も担当している。なお、新幹線車両や在来線特急用車両の生産実績はない。
完成後自社車両は信越本線新津 - 新潟間で数往復の試運転(公式試運転)を実施する。この公式試運転実施日を落成日としている。
車両輸送 [編集]
落成した車両は最寄りの新津駅から自社車両の場合、専用の装備を施した自社所有のEF64形1000番台(1030 - 1032号機)またはEF81形0番台(134・140・141・151号機)の牽引により配給列車扱いで配置区所へ輸送される。自社の車両を自社の機関車で輸送するため、鉄道車両メーカーなどが日本貨物鉄道(JR貨物)を利用する甲種輸送とは異なる。
また、自社以外の車両(相鉄10000系や都営10-300形など)や本所で製造した車両へ新造時に組み込む2階建てグリーン車(後述)はJR貨物による甲種輸送扱いの貨物列車として輸送される。
自社向け [編集]
JR東日本 209系・E217系・E231系・E233系・E531系を製造。
なおE217系・E231系・E233系・E531系の2階建てグリーン車は当所では製造していない。車体構造が異なるので製造ラインを別に用意しなければならず、生産効率が下がるためである。
他社向け [編集]
東京都交通局 10-300形 - 10-450F - 10-470Fの中間車18両(3編成)を製造。
小田急電鉄 2代目4000形 - 4056Fの全車両(10両)と4063Fのうち6両を製造。
脚注 [編集]
- ^ 2012年(平成24年)4月2日に東急車輛製造(東京急行電鉄)より鉄道車両部門を事業譲受した。東急車輛製造株式会社の鉄道車両製造事業の経営権取得について (PDF, 2011年10月27日 東日本旅客鉄道)。事業譲受前は同事業会社は「新東急車輛株式会社」の商号(鉄道車両新会社の商号について (PDF, 2012年3月6日 東日本旅客鉄道))。
- ^ 【レポート】日本で唯一の鉄道会社直営車両生産工場「新津車両製作所」に潜入 マイコミジャーナル、2008年10月23日。
- ^ 旧国鉄新津工場 - 新潟市秋葉区HP
- ^ 2012年(平成24年)4月1日に新潟交通機械の機械設備部門に係わる事業をJR東日本メカトロニクス(JREM)に、車両部門に係わる事業を東日本トランスポーテックにそれぞれ移管・統合し、新潟交通機械より継承。JR東日本グループ事業の再編成について (PDF, 2012年2月28日 東日本旅客鉄道)
- ^ 鉄道車両の生産台数が4000両に JR東日本新津車両製作所 - 新潟日報 2013年2月7日
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
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