新山梨環状道路

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地域高規格道路

新山梨環状道路

新山梨環状道路
総距離 約43 km
開通年 2004年(西部区間)
2009年(南部区間)
起点 甲斐市
主な
経由都市
南アルプス市中央市甲府市
終点 甲斐市
接続する
主な道路
記法
中央自動車道
国道52号甲西道路
国道358号
Template(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路

新山梨環状道路(しんやまなしかんじょうどうろ)は、甲府都市圏を取り囲む全長約43km環状道路であり、地域高規格道路の計画路線に指定されている。

東西南北の4つの区間に分かれており、そのうち西部区間と南部区間の2区間(18.6km)において供用が開始されている。現在東側区間と北部区間の一部の事業が着手されており、残る区間も環境アセスメントの問題により着手は行われていないが、大まかなルートは決定している[1]

概要[編集]

甲府盆地内の道路は甲府市を中心に放射線状になっており、これらの道路はいずれも幅員が狭いことから各所で慢性的な渋滞が発生している。これまで甲府バイパスなどの整備を行なってきたが自動車社会の進展がそれを上回り、国母交差点や向町2交差点など生活道路との交差点では慢性的な渋滞が発生し、甲府盆地を通過する自動車までも時間的損失を受ける状態になっている。そこで甲府の市街地を迂回する環状道路を建設し、渋滞の緩和を図ることになった。

南部区間は当初から4車線を前提にした設計となっているが、山梨県内では新規に作られるバイパス道路についても甲府山梨道路甲西道路大月バイパスを見てもわかる基本2車線が多い(但し甲西道路は西部区間、もとい中部横断自動車道と並行していることを考慮したい)。近年ではアルプス通り城東バイパス甲府市道愛宕町下条線のように4車線を前提としたバイパス道路が作られたり、甲府バイパス竜王バイパスなどの国道20号バイパスや国道52号美術館通り国道139号富士見バイパスなど拡幅工事によって4車線化している道路もあるが、ランプを備えた4車線道路は高速自動車国道を除くと新山梨環状道路南部区間のみとなっている。また、南部区間の距離標は、始点からの距離のほかに経緯度も併せて表記されている。

西部区間[編集]

中部横断自動車道双葉JCTから南アルプスI.Cまでの区間として暫定2車線2004年3月20日に全線開通した。当該区間は高速自動車国道のため有料道路となっている。

南部区間とは南アルプスI.Cで接続されているが、計画中の北部区間とは直接接続されていない。西部区間と北部区間の交互利用は中部横断自動車道を通っている甲西道路国道20号を利用するか双葉JCTからやや韮崎寄りに計画されている中央自動車道甲斐ICを利用することになる。

南部区間[編集]

Japanese Route Sign Number 1.svgJapanese Route Sign Number 2.svg
山梨県道12号標識
Japanese Route Sign Number 2.svgJapanese Route Sign Number 9.svg
山梨県道29号標識
次の路線にて構成されている。
1989年に事業が開始され、2009年3月14日に全線開通した。計画上は完成4車線であるが、建設費抑止と交通量の観点から[要出典]連続立体交差構造で建設されている南アルプスIC - 玉穂東ランプ[2]のうち、南アルプスICから若草ランプまでと玉穂中央ランプから玉穂東ランプまではそれぞれ暫定2車線として、玉穂東ランプから西下条ランプは平面4車線として当初は供用を開始した[1]。その後、南アルプスIC - 若草ランプは4車線化工事が完了し、2012年12月13日に完成4車線として供用を開始した[3]

道路規格[編集]

  • 種級区分:第1種第3級[4]
  • 設計速度:80km/h

ランプ[編集]

  • 路線名の特記がないものは市道
施設名 接続路線名 起点から
(km)
所在地
県道12号韮崎南アルプス中央線
南アルプスI.C 中部横断自動車道 0.0 南アルプス市
若草ランプ 県道118号南アルプス甲斐線 2.0
釜無川大橋(全長480m)
田富西ランプ 県道3号甲府市川三郷線(昭和通り) 3.1 中央市
田富東ランプ 県道3号甲府市川三郷線
玉穂西ランプ
玉穂中央ランプ 県道29号甲府中央右左口線
玉穂東ランプ 側道部
西下条ランプ 国道358号 8.8 甲府市
東部区間(一部事業中)

東部区間[編集]

国道140号標識

南部区間との接続点となる西下条ランプ付近から、笛吹市旧石和町)の甲府バイパス国道20号広瀬交差点付近)を結ぶ区間。都市計画決定はされていないが、概ねのルートや構造などを示す概略計画は決定されており、2006年(平成18年)度から、環境影響評価を実施している。このうち西下条ランプから落合西ランプまでの区間が2013年(平成25年)度から、残る区間も2014年(平成26年)度から工事着手。2020年(平成32年)までに整備する予定である[5]

道路規格[編集]

  • 種級区分:第1種第3級[6]
  • 設計速度:80km/h

ランプ[編集]

  • 路線名の特記がないものは市道
施設名 接続路線名 起点から
(km)
所在地
南部区間
西下条ランプ 国道358号 0.0 甲府市
落合西ランプ(仮称)[7] 県道113号甲府精進湖線[5]
落合東ランプ(仮称)[7] (連絡道路)
東油川ランプ(仮称)[7] 国道140号 3.4 笛吹市
小石和ランプ(仮称)[7] 県道22号甲府笛吹線[5]
広瀬ランプ(仮称)[7] 勝沼バイパス国道20号[5]
北部区間(計画中)

北部区間[編集]

国道20号標識

東部区間との接続点となる甲府バイパス(国道20号広瀬交差点付近)から甲府山梨道路起点桜井ランプを経由し、甲府市街の北部山麓を東西にトンネルで結び双葉バイパス(国道20号)交点である甲斐市宇津谷までの区間で、国道20号のバイパスとして計画されている。概略計画が策定され、2006年(平成18年)3月に環境アセスメント現地調査を開始している。

環境破壊文化財保護の観点から一部住民の大きな反対を受けていることから、委員会やアンケートの結果などを踏まえ、当初計画を変更しトンネル区間を増やすなどの対策を行なっており、甲府市東部の山梨英和大学付近から武田神社付近の塚原町地区、及び同所付近から甲府市北西部の山宮町付近まで2本の長大トンネル(それぞれ延長は4キロメートル超)が掘削される計画である。また、西部区間との接続に配慮し、中央自動車道との交点にインターチェンジ(甲斐IC[8]:仮称)を設置することが検討されている。

道路規格[編集]

  • 種級区分:第3種第1級[9]
  • 設計速度:80km/h
  • 車線数:4(完成4車線)

ランプ[編集]

  • 路線名の特記がないものは市道
施設名 接続路線名 起点から
(km)
所在地
広瀬ランプ(仮称)[7] 甲府バイパス国道20号 0.0 笛吹市
和戸ランプ(仮称)[7] 国道411号城東バイパス 甲府市
桜井ランプ 甲府山梨道路国道140号山梨県道6号甲府韮崎線
名称未定トンネル:(全長4930m)
塚原ランプ(仮称)[10] 山梨県道31号甲府山梨線山梨県道5号甲府南アルプス線(延伸予定部) 甲府市
名称未定トンネル:(全長4130m)
牛句ランプ(仮称)[10] 山梨県道7号甲府昇仙峡線 甲府市および甲斐市
名称未定トンネル:(全長620m)
甲斐I.C(仮称) 中央自動車道、茅ケ岳広域農道 甲斐市
双葉ランプ(仮称) 双葉バイパス国道20号

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 新山梨環状道路パンフレット (PDF)”. 山梨県県土整備部高速道路推進室. 2013年1月6日閲覧。
  2. ^ 新山梨環状道路南部区間ランプ”. 山梨県県土整備部新環状・西関東道路建設事務所. 2013年1月6日閲覧。
  3. ^ 新山梨環状道路南部区間”. 山梨県県土整備部高速道路推進室. 2013年1月6日閲覧。
  4. ^ 山梨県 新山梨環状道路・南部区間
  5. ^ a b c d 平成24年度公共事業事前評価調書 国道橋りょう改築事業(国補) (PDF)”. 山梨県土整備総務課. 2013年9月3日閲覧。
  6. ^ 山梨県 新山梨環状道路・東側区間
  7. ^ a b c d e f g [http://www.pref.yamanashi.jp/toshikei/documents/siryou11.pdf 都市計画道路甲府外郭環状道路東区間 に係る環境影響評価補正評価書] (PDF)”. 山梨県. 2014年8月23日閲覧。
  8. ^ 国土交通省 山梨県 新山梨環状道路・北部区間 (PDF)
  9. ^ 山梨県 新山梨環状道路・北部区間
  10. ^ a b 新山梨環状道路・北部区間 (PDF)  山梨県庁