新宿ルイード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

新宿ルイード(しんじゅくルイード)は、1987年1月20日まで営業を続けたライブハウス[1]

概要[編集]

1972年4月18日小澤音楽事務所の社長(当時)・小澤惇が、事務所に所属するアーティストに歌う場所を提供する目的で新宿駅から徒歩1分、駅前に建つ雑居ビルの4階に「新宿ルイード」として開業した。

当初はカフェやモーニング、ランチなどのサービスを展開。新宿という土地柄も手伝ってフォークアーティストが頻繁に出演していた。

80年代になるとロックスピリッツ溢れるアーティストが出演するようになる。

やがてルイードは新人の登竜門として位置付けられ、ライブハウスからホールクラスへのステップアップにはこのルイードの反響が基準となった。

ステージに立った有名人[編集]

1972/昭和47年
菅原洋一、クールファイブ、ザ・キングトーンズ、ロス・インディオス、長谷川きよし、ブレッド&バター、りりィ、松崎しげる、RCサクセション、五輪真弓、チューリップ、ビリーバンバン、ガロ、朱里エイコ、浅川マキ、井上陽水、アリス、本田路津子、しばたはつみ、キャロル、ファニーカンパニー
1973/昭和48年
荒井由実、バズ、グラシェラ・スサーナ、高石ともや、オフコース、森田公一とトップギャラン、杉田二郎、はしだのりひこ、下田逸朗、ベッツィ&クリス、ダ・カーポ、高木麻早、バットボーイズ、山本コータロー、マイク真木、グレープ
1974/昭和49年
カルメンマキ&OZ、三上寛、NSP、小坂恭子、みなみらんぼう、甲斐バンド、とんぼちゃん
1975/昭和50年
太田裕美、イルカ、小坂明子、エルザ、南佳孝、チャンチャコ、浜田良美、谷山浩子、宮前ユキ、鳥塚しげきとホットケーキ、加橋かつみ、山平和彦、丘蒸気、及川恒平、亀渕友香、南正人、林哲司
1976/昭和51年
テレサテン、丸山圭子、ハイファイセット、森田童子、尾崎亜美、大塚博堂、もんたよしのり、佐藤公彦、海援隊、大橋純子、木生たかお、庄野真代
1977/昭和52年
アンルイス、あべ静江、豊田たづみ、ふきのとう、堀内孝雄、岸田智史、浜田省吾、ARB、石黒ケイ
1978/昭和53年
ばんばひろふみ、古井戸、日暮し、シグナル、紙ふうせん、
1979/昭和54年
シャネルズ、山下久美子、宮本典子、ヴィーナス、石川ひとみ、
1980/昭和55年
佐野元春、ザ・ロッカーズ、小柴大造&エレファント、上田知華+KARYOBIN、越美晴、子供ばんど、一風堂、ケン田村、佐藤隆、須藤薫
1981/昭和56年
アンク、豊島たづみ、杉真理、山下康世、スクウェア、岡崎友紀、ツイスト、五十嵐ひろあき、泰葉、ハウンドドック、井上和彦、あいざき進也、さとう宗幸、東京Jap、伊藤聖史、堀江淳、所ジョージ、EPO、久保田早紀、高橋真梨子、浜田金吾、香坂みゆき、山本達彦、松原みき、リバーサイド、上田正樹、白井貴子
1982/昭和57年
ブラックキャッツ、影山ヒロノブ、烏丸せつこ、時任三郎、19BOX、鮎川誠、渡辺徹、三田村邦彦、BORO、村田和人、寺島まゆみ、三原じゅん子、堀江美都子、岩崎良美、片岡鶴太郎、クリスタルズ、ザ・コースターズ、渡辺真知子、葛城ユキ、伊藤銀次、白鳥座、田中健、渋谷哲平、松村雄基、タンゴ・ヨーロッパ、スターダストレビュー、伊丹哲也&サイドバイサイド、村下孝蔵、南よしたか、NOBODY、谷山浩子
1983/昭和58年
ビートたけし、陣内孝則、三ツ矢雄二、M-BAND、山田邦子、角松敏生、美保純、爆風スランプ、アグネスチャン、河島英五、泉谷しげる、長江健二、西郷輝彦、大江千里、ジョー山中、坂上忍、バブルガム・ブラザース、GOOD-BY、飯島真理、永瀬正敏、石川ひとみ
1984/昭和59年
尾崎豊、吉川晃司、チェッカーズ、レベッカ、生沢佑一、石田エリ、麗美、Téléphone、川上麻衣子、京本政樹、シュガー、バービーボーイズ、可愛かずみ、鮎川麻弥、安部光俊、つちやかおり、中村あゆみ、クリスティー、岩城晃一、クリスタルキング、スタイリスティクス、役所広司、三ツ木清孝、
1985/昭和60年
秋野ようこ、国安わたる、四季穂、徳永英明、太田貴子、聖飢魔Ⅱ、彩恵津子、佐々木幸雄、ロマンティクス、羽賀健二、トムキャット、MALTA、島津さえこ、小山まみ、亀山洩社中、渡辺美里、石井章雄(コント赤信号)、蓑谷雅彦、長島ナオト

系列店[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ライブやろうぜ!ステージファイル 新宿RUIDO K4編”. www.livewalker.com. 2023年1月22日閲覧。

関連項目[編集]