新体道
新体道(しんたいどう)は、青木宏之を創始者とする総合武道体系。身体の自然性の回復、こころの開放、能力開発、霊性開花、人々との融和、真の自由の獲得を体技の目的としている。武道の技のほかに、団体稽古に特化した稽古体系を持ち、号令術がある。そのほか一般会員向けではない技術体系も備えている。技法は空手を元として親英体道やそのほか各種武道の技法、健康法、能力開発法、指圧・整体、瞑想法を加えて体系化された。
目次 |
[編集] 科学的分析手法の武道への導入
戦後に開発されたシステムの中で特に科学的な視点を持って開発された体技である。 科学的とは反証可能性と再現性を備えていることである。 実験の結果が間違っているかということを、組み手をしてどちらが強いのかということや各種の芸術、滝行などの伝統的修行法が楽に取り組めるかどうかについて検証しました。また、人間は物質的な面と心理的な面があるので、心理的な条件を同じにして、人間の可能性を100%引き出す集中状態を作り出すために、体と心を開いて、すべてを投げ出し、無になった常態で稽古をするシステムをとった。そうすると、心の状態が動きに100%反映されるので、人間の動きを心の状態を定義する記号ととすることが出来るようになった。そうすることによって、ある一定の動作を要求するシステムにより、一定の効果(人間の心理状態)常にを再現できるようになった。また、それによって、誰にも同じ効果があるのか再現実験を行なうことが出来、技の妥当性の検証をすることができるようになった。
[編集] 思想
[編集] キリスト教との関連
日本の従来の武道が、おおむね神道的、あるいは仏教的思想を基調としているのと異なり、創始者の青木がキリスト教徒であったこともあり、新体道はキリスト教プロテスタントの思想の影響を大きく受けている。
新体道創始者・青木宏之の武道経験、宗教経験に基づいて構成された、天真思想が新体道の基盤であると言われ、「天真」を重視する。新体道創始者・青木宏之はこの天真を、ブラフマン、道(タオ)、空(くう)、無、ハギオンプネウマと同様のものであると説明する。
ただし、固有の教典などは無く、制度化された宗教思想とは異なっている。
[編集] 0化
新体道においては0化(ゼロか)を重視する。 人間が「心身の0化」(しんしんのぜろか)を果たした時、宇宙の真理・大自然・そして人々と一体化した境地となるという。0化の境地では己の意識をある状態にしただけで触れずに相手を倒す「遠当て」「真空切り・突き」「光」などの技が可能になる。そこに至るためには、それまで積み重ねてきた知識、固定観念、習慣などを全てを捨て去り、本来の自分に還ることが必要であるとしている。
[編集] 理論
[編集] 4体勢理論
新体道では人間の体勢と、それに基づく稽古体系を以下の4種に分類している。
- 開放系(開掌拳) 心身を柔らかく開放し気を発する。体を開く。
- 養気系(無想拳) 心身を柔らかく解きほぐし気の流れを開発する。開放と自護の中間
- 自護系(自強拳) 気を内に充実させ攻防をきわめる。重いものを持ってがんばるようなときの体。体を閉じる。
- 正立系(正拳) 上の三つを併せ持ちかつ超越している。
正立以外の3体勢の有利不利はジャンケンのような三すくみの関係になっており、開放をパー、養気をチョキ、自護をグーと例えて、それぞれの体勢で突いたり受けたりするときの力の強弱の説明がされることもある。
[編集] 稽古体系
[編集] 基本
新体道の三大基本は天真五相(てんしんごそう)・栄光・瞑想組手である。天真五相は青木が考え抜いた末に編み出した型、栄光は青木に天からの啓示のようにインスピレーションとして与えられた型とされる。二大基本として天真五相・栄光という場合もあるほど重視されている。
[編集] 天真五相
天真五相は、シンプルでいながら究極の効果がある型とされる。青木は師、江上茂の指示により空手道型全集・『空手道 専門家に贈る』を編集し、空手のあらゆる型を集めた。その中から攻防に役立ち、能力開発になり、健康が増進できる型を抽出し、さらに密教、神道などの行法、各種健康法、指圧などの研究成果を取り入れ天真五相を考案した。武道だけではなく弁論、演劇、音楽の練習の基礎ともなるとしている。掌をいっぱいに開き、天地と呼応するかのように大きな声で母音を発しながら行う。 ウンの世界とアの世界が四つに分化していくことを象徴する。
- 礼 無になり自分を消し、宇宙と自分の壁を取り払う。
- ウンの母音を発しながら手を無想印に組んで足をぴったり閉じられる人は親指まで閉じ閉塞立ち。意識を下
- へ下へとおろす。
首-頚椎-肩-胸椎・胸骨-腹-下腹-太腿-ふくらはぎ-足首-足の裏-大地の下-地下があると思って地下一
- 階-二階-三階-下へ下へとおろしてゆく。
- アの母音を発しながら手を後方から真上へと上げてゆく。そして心身が伸びきったまま (混沌の闇からの
- 誕生・理想の追求)修験道より
- エーの母音を発しながら八の字を描くように手を切り下げてゆく(力を凝縮した後、自分の人生や運命を切
- り開いてゆく)横に、たてに、斜めに切るという動きをすべて一度にやるつもりで切る。明鏡より
- イーの母音を発しながら左右に円を描くように斜め上方へと手を押し出してゆく(開かれた世界を自分でコント
- ロールする)観空より
- オーの母音を発しながら上から後方、前へと包み込むようにまわしてゆき、掌をすくいあげるようにする(暖
- かい心で森羅万象を包み込み、捧げる)このとき状態を後ろへ反らさず前掛になるつもりですべてを包み込む。修験道より
- ウン-最初の姿勢に戻り、深い瞑想の境地へと入ってゆく(元の無に還る)足を指先まで閉じ、手は触るか触ら
- ないかぐらいで無想印を組む。
- 礼
ここで説明したイメージは一例に過ぎない。
[編集] 栄光
アーの母音を発しながら天に伸び上がり、手を前方へと差し出しながら力の限り走ってゆく。全身全霊で宇宙の真理を求める行法である。「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くしてあなたの神を愛せよ」「おのれを愛するが如く隣人を愛せよ」というキリスト教精神を身体で表現した型だという。命名は旧約聖書のダビデ詩篇より。
[編集] 瞑想組手
- 瞑想組手ワカメ体操
- 木刀で激しく切りあっている人間が海に生えているワカメのように揺らめいていたことから考案。
- 光と戯れる
- 突いてくる相手に対し、体勢を変化させたところ、突き手の体がつられて柔らかく動いたことや、手取り組み手の際に女性が柔らかく対応してきたことなどをヒントに考案。
[編集] その他の行法
[編集] 天真柔操
激しい稽古にすぐさま入れるよう、健康体操としても有効なように設計された独自の体操。すべてが強力な武術の技にもなるという。上から下に、末端から体幹へ行うのが特徴。
[編集] 心身開発(旧名・制定補助運動)
稽古体系にはどうしても入れることができないが、体作りのために重要な運動。 体を開き遠くを指し示すことによって、意識を開き拡張し激しく動いても静かな瞑想状態に移行しエゴ、自我、力みといったものを捨て去るために行う。主観的にはもう疲れているはずなのに意識が急激に広がった瞬間に急に動けるようになるといった感覚が得られ、ランナーズハイをもっと強烈にしたような感覚に襲われる場合もある。しかし体験する感覚は個人によって大きく異なり、幻覚、幻聴など多種多様である。 新体道の稽古は自然な状態を目指すためにこの運動を行い、ある程度自然になってから、他の稽古法により研究を深めていくという稽古の組み立てで団体稽古をすることが多い。
- 開脚前進大 剣・棒付き・棒二本 斜め上方に視線を向けながら膝を左右にできる限り開き摺り足で腰から出るようにし前進する。得物を持つ時は証光
- 跳びのように膝から下の筋肉で跳ぶのではなく、体全体で遠くに跳ぶことが肝要。
- 開脚前進小 大の状態から腰を落とす。ステップ8則への基礎。
- 新体道ジャンプ・連続反り飛び
- しゃがんだ状態から前を見て、体全部を開きつづけるようにして飛ぶ。
- うさぎ跳びだと膝をすぐいためるが、足腰を鍛えるいい方法なのでこの方法に改良した。
- 瞑想ジャンプ 組み手 投げ
- しゃがんだ状態で全身でボールのように飛ぶ。一瞬で深い瞑想状態に導く。
- 新体道では自分に酔っ払って瞑想することを禁じている。
- 瞑想の中で陽澄明朗を目指すために体を使って酔っ払うことを防ぎながら瞑想する。
- 両足双蹴り前・横・補助つき
- 両足で前を蹴ったり横を同時に蹴り上げたりする。滞空時間をのばした感覚を味わうため、補助者に支えてもらう。
- 開放体正座
- 足の間をできる限り開いて座る
[編集] 青空体操・大気舞
養気体と開放体の中間にある体操。青木が50代になってから考え出した。
[編集] 呼吸法
南米で知り合った太極拳の達人との交流がヒントになり考案したという。
- 北辰呼吸法
- 包天呼吸法
[編集] ステップ8則
人間の歩き方は日常生活では無駄な部分が多いため必要な動きだけに単純化したもの。初心のうちは大きく行う。 これ以外に人間の動きを単純化した稽古体系もあったが、現在は行われていない。
- 1則 前進
- 2則 後退
- 3則 斜め前に移動
- 4則 斜め後ろに移動
- 5則 クロスステップのように前進
- 6則 クロスステップにように後退
- 7則 内回り 無意識と表層意識をつなぐ効果がある
- 8則 外回り 無意識と表層意識をつなぐ効果がある
- 錬気十法
互いに手を取って腰との連動を意識しながら行うことにより、体の末端部まで腰とつながり、相手の腰相手全体とも一体になれる。
-
-
- 掌対掌
- 鉤対鉤
- 四指対四指
- 握手
- 掌対拳
- やわらかい開掌拳対やわらかい開掌拳
- やわらかい開掌拳対やわらかい開掌拳による前進後退
- 両手の柔らかい開掌拳対やわらかい開掌拳
- 天真五相立ち組み手
- イ対オ
-
[編集] これらの技法を組み合わせたもの
[編集] 大妙
1998年(平成10年)国際学士院より、創始者・青木宏之が世界平和功労大騎士勲章を受章した際の記念パーティーにて公開。『荘子』の大妙思想より。
-
- 一部 パワー増強法 観気(観空より) 裂帛(明鏡より) 砕山(半月より) 養神 養気体天真五相
- 二部 能力開発法 大気舞い 四肢回し 四肢振り 無想拳 やわらかい前蹴り 養神
- 三部 呼吸法 瞑想法 呼吸法 十位瞑想法 養神
[編集] 新体道武術
武術本来の「殺すか殺されるか」の境地では人間は極度の緊張におかれるものであるが、力んでいては人間本来の能力が発揮できない。新体道では武術においても身体をほぐしリラックスすることで能力が一気に開発されるとする。
新体道では力んだりキメたりすることがない。筋肉を部分として機能させるのではなく、全身をひとつの呼吸で統一して動くこと。柔らかく流れるような動きで技をくり出すことが重視される。
新体道武術には空手、柔術、棒術、剣術、杖術、殺倒術がある。
新体道の型の特徴は
- 全く力を入れない
- 栄光の気持ちで。
- 不動立ちは出来るだけ腰を落とす。
それゆえ型が特徴的である。
[編集] すべてに共通する技
ほとんどの技は天真五相の応用になっている。また、すべての動きを切り込みと斬り払いに分類し、斬るという動きへの集約が、効く技につながるとする「切込み切り払い理論」がある。最終的にはすべて栄光に集約される。すべてに共通する技は以下の通りである。一言で言えば全方向に対して切るか受けるかということである。
- 上段受け
- 下段払い
- 上段本突き
- 中段本突き
- 天地斬り下ろし
- 天地斬り払い
[編集] すべてに共通する組手
ノールールでやりあうことはあまりせず、約束組手をメインに稽古をする。
- 一本組手 攻撃と防御に別れ、一定の場所を一定の方法で攻撃して、それを受けるか投げる。
- 連攻 攻撃と防御に別れ、一定の場所を一定の方法で連続して攻撃しそれを受けるか投げる。集団戦も稽古する。
[編集] 新体道空手
フットワークの使いやすい立ち方ではなく、最も動きにくい形で稽古をさせ、疲れて無心になった状態で稽古をする。その理由は、その状態を乗り越えることで、自分の限界を越えほかの稽古方法よりも早く意識が変化し突きがよく効くようになっていく、と考えているからである。この方針で、青木宏之は松涛会や楽天会において実験稽古を重ね、独立し新体道を創始した。新体道の母体となった武道である。
[編集] 拳
新体道空手の特徴の一つは拳について明確な理論が確立されていることである。 正拳は追い突きから受け突きまで手首の角度によって無限の変化がある。 無想拳(養気体)自強拳(自護体)開掌拳(開放体)正拳(正立体)にそれぞれ体を導くための印でもある。
新体道では、本土に空手が伝わったときに船越義珍は、人差し指から小指側にすべての中手骨が揃う様に掌と直角に折りたたんだ拳を指導したが、これは瓦はよく割れるわりに人間に対して効き目がないため、弟子の江上茂は中高一本拳で突くようにした、と伝えている(新体道空手でいう、正拳の追い突きと受け突きの中間)。その後、青木がさらに研究して、手首をもっとそらし(追い突き正拳)、手を開き(開掌拳)、力を抜く(無想拳)ということを思いついた。 そのときに、それぞれの拳が3すくみになっていることに気づいて、4体勢理論の元ができた。
[編集] 空手の技
- 前蹴り 蹴込み・蹴上げ(空手)
- 横蹴り 蹴込み 大きく分けて、体重を浴びせるタイプと、腰の軸を変化させてけるのに分かれる。
- 廻し蹴り 蹴込み
- 手刀 開掌およびそろえるもの両方稽古する。
- 抜き手 胸のツボを押しながら、マッサージで稽古をしたりする。
[編集] 空手の型
- 太極・小
- 太極・大
- 太極・蹴り
- 平安一・二・三・四・五段
- 鉄騎
- 慈恩
- 三戦
- 岩鶴
- 明鏡
- 観空
- 頌栄
- 天之型
- 地之型
- 遠征鎮(青木宏之作)
[編集] 新体道柔術
すべては天真五相のアエイオの手の動きを組み合わせ、ステップ8則によって入り身の方向を組み合わせることによって行われる2つの稽古の応用である。
- 怒涛
- 外無双
- 膝回し
- 花弁返し
- 一本背負落し
- 大平原
- 山嵐
- 小手返し
- 陣太鼓
[編集] 新体道剣術
[編集] 剣術の技
- 統一基本技125本
[編集] 剣術の型
- 一か条
- 二か条
- 三か条
- 四か条
- 五か条
- 六か条
- 七か条
- 八か条
- 九か条
- 三人一列 互いの気の流れに反応し、統一基本技で切り合う 一番難しい稽古である。
[編集] 新体道杖術
杖は剣としても棒としても素手のようにも使える万能性があるため、様々な動きを学ぶのに適しており、杖を使った稽古は体力的に厳しい人にも取り組みやすい。
[編集] 杖術の技
- 隻手突き
- 本手打ち
- 逆手打ち
- 返し突き
- 逆打ち本手突き
- 本手打ち突き 鳩尾をついた後に肺をえぐるやり方もある
[編集] 杖術の型
- 大志 歩きながら行うのに適している 隻手突き-逆手中段突き-本手上段打ち込み-逆手中段打ち込み-結び立ちによる上段逆手突き-本手大上段打ち下ろし
- 豊穣
- 流転
- 風連一・二・三・四・五段 大井秀樹(現首席師範)考案
[編集] 新体道棒術
新体道棒術は棒を使って意識を広げ、宇宙とつながることを目指している。棒術の特徴は両手が使えるということと、得物に最も影響されやすいという特徴がある。爽快感をもっと味わいやすい種目である。現在、中央大学や慶應大学に新体道棒術部がある。
[編集] 棒体操
初心者でも取り組め、棒と遊びながら上達できる稽古体系
- 持ち替え できるかぎり手を開き、ひじを伸ばし、体を開いて遠くを見てやる。
- ジャグラ棒 南米で棒の大道芸をやっている人が体中で棒をまわすのを見て発案
- バランス棒 体のどこでも棒を立てられるようにする。また、棒の上に棒を乗せてバランスをとったりもする。
- キャッチ棒 礼をして棒を受け渡すところからどんどん距離を開いて練習する。
- 陰陽取り
[編集] 棒の技
- 虎飜受け 二匹の虎が戯れあっている様子から
- 龍飛受け 二匹の龍が戯れあっている様子から
- 手繰り突き
- 諸手突き
- 手繰り諸手突き
- 流れ一文字受け 全方向に意識を集中する訓練にもなる
- 振り回し 準備運動にも取り入れている
- 松風打ち 意識を開く
- 牽制 意識を遠くに飛ばす
- 上段打ち 前後に意識を伸ばす訓練に有効
- 中段打ち 打ち突き
- 下段払い 上から叩き込むタイプと。地面を掃くようにするタイプがある。正式には後屈立ちで行う。
- 遊動突き一・二 クロスステップでつくタイプとクロスしないタイプ 前後の敵の鳩尾を狙う
[編集] 棒術投げ技75本
青木は自分の中の何かが前に向かって棒の技を繰り出すと、前から幻影が反撃してきてそれに対してさらに自分の影法師が今まで考えたことがないような投げ技で反撃するのを見たことから棒術の投げ技を75本思いついたという。そのうち難しい名前のない25本は青木宏之自身忘れてしまっているが、時々思い出す。 25本は技が使いにくく、短距離の突きに対して小手返しを大きくかけられるほどの体捌きが要求される。 それぞれ差し込んだ後の入り身の方向でバリエーションがある。
- 開弾き
- 翔天 牽制-上段打ち込み
- ベアークラッシュ
- 大平原 相手の攻撃に対して棒を持ち体を開く。目線が180度違う方向を向くが、イメージでは初期の方向を見ている。
- 纏落とし
- 山嵐
- 怒涛
- 大稲妻 大上段うちに対して 上から相手を押さえるようにして後の柄で斬り 後屈立ちで投げる。
- 早瀬上り
- 花弁返し
- 腿刈り
- 山彦
- 雷
- 仰ぎ返し
- 虎翻 相手がついてきたところを、相手の中の柄と先の柄を取り、虎翻受けの動作で投げる。
- 大外刈り(内・外)
[編集] 棒術の型
- 火の型(初心者用)もちろん上級者が行っても得るものは大きい すべて不動立ちで 下段払い-抜き落とし-逆龍飛受け-逆上段打ち-虎飜受け-もろ手突き
- 水の型
- 風の型 上段牽制-大上段打ち下ろし-打ち上げ-打ち下ろし-中段打ち込み-逆手中段打ち込み-松風打ち-砂かけ-手繰り突き
- モーセの棍(五段審査の型)
- 佐久川の棍 不動立ち上段打ち構え-龍飛受け-逆上段-虎翻-下段-抜き落とし-龍飛-上段-虎翻-下段-深い後屈立ちによる上段前受け-抜き落とし-上段-龍飛-右用意-下段-抜き落とし-龍飛-上段-虎翻-抜き落とし-上段-龍飛-逆上段-虎翻-持ち替え-龍飛-逆上段-虎翻-諸手突き-龍飛-上段-四方打ち-諸手突き-下段-抜き落とし-龍飛-上段-前進虎翻諸手突き*3-後退虎翻*3-騎馬立ち逆手中段-不動立ち中段-前進諸手*2-結び立ち大上段*3-騎馬立ち下段-抜き落とし-龍飛-下段-龍飛-逆上段-虎翻
- 松風
- 白樽
- 秀志(末吉を改変)
- 真常(大)
- 真常(小)
棒術の型の中で、演じて一番見栄えがする。
- 従来あるものを大井主席師範と石井師範代が改定したもの
- 花霊の棍
- 竜虎の棍
- 俊風の棍
[編集] 天真自由滝行
現代人のための健康滝行。従来の滝行のように、寒さに耐えて根性を養うという目的では行わない。、「特定の宗派による滝行法を持たない方のため、滝に安全に入れるように」との願いから創られた滝行法。 従来行われてきた滝行に比べ、儀式的要素が少なくなっている。
[編集] 瞑想
新体道は動きの中で瞑想を深めることを目的として行うものであるが、この項目のように静的な瞑想もある。動きの中の瞑想で明るく障害があっても動じない瞑想状態を学習し、静かな瞑想で深い瞑想を体験し、二つの世界を行ったり来たりしながら稽古を進める。
- 立位十位瞑想法
- 正立位(旧名:帰一正立位)
- 放光位
- 照世位
- 天頂位
- 金剛位
- 献花位
- 献身位
- 望郷位
- 浄心位
- 無想位
- その他
- 慈恩位
- 師恩位 もともとは違う名前だったが、青木宏之が江上茂と瞑想しているときにおなかの辺りから体が広がってゆく感じがした。そのときに江上茂が行っていた印だということで、師恩という名前にした。
:さまざまな印を組むが、入門しやすいように大きなものから進むに従って小さな違いを味わってゆく。天真五相の成立は「印」の研究によるところが大きい。ヨーガのように一点に気を集めるようなことや、眉間に印を向けるようなことは絶対に行わない。
- 献花印歩行
- 赤い花瞑想法
- 飛翔瞑想法
- 火の玉瞑想法
[編集] 号令術
新体道の精華の一つとされる。稽古の指揮者が、身体的所作、気・意識の操作、様々な指示、声を使ってのカウントなどを用いて新体道の特徴である団体稽古をより効果的にする方法。
その方法には催眠的手法も用いられるが、他者催眠は推奨されていない。理由は他者催眠がかかった集団は号令者の思考が被暗示者に伝播しやすく、不気味な均質性をもった集団が作られるからである。ただし自己催眠を指導することは可とされる。
[編集] 参考文献
[編集] 書籍
- 『からだは宇宙のメッセージ』青木宏之著(地湧社)1985年(昭和60年)
- 『新体道 智慧をひらく身体技法』青木宏之著(春秋社)1997年(平成9年)
- 『「新・からだ主義」宣言 「体の知恵」で心を癒す』青木宏之著(ビジネス社)1997年(平成9年)
- 『Total Stick Fighting』青木宏之著(講談社インターナショナル)2000年
- 『自然なからだ 自由なこころ』青木宏之著(春秋社)2001年(平成13年)
- 『運をつかむ瞑想法』青木宏之著(青春出版社)2004年(平成16年)
- 『からだ・自然・未来』(NPO新体道)
- 『栄光』青木宏之著(NPO新体道)
- 『光に舞う』青木宏之著(NPO新体道)
- 『灼熱の日々の記録』穂刈至高著(NPO新体道)
- 『新体道剣術-稽古の心得』青木宏之著(NPO新体道)
- 『新体道養気体-朝の体操・夕の体操』青木宏之・岡田満著(NPO新体道)
- 『からだとの対話』青木宏之著
- 『天真五相』青木宏之著(NPO新体道)
- 『空手道 専門家に贈る』江上茂著(楽天会)1970年(昭和45年)
- 『君影草』江上千代子著
- 『新体道 今世紀最大の体技の誕生』青木宏之著
[編集] WEB
月刊みんぱく 2005年4月号 http://www.minpaku.ac.jp/publication/gekkan/200504txt.html
[編集] 映像資料
- [新体道棒術] BABジャパン
- [新体道気の栄光] クエスト
- ['87新体道大博覧会] NPO新体道
- [1984筑波国際シンポジウム] NPO新体道
- [新体道天真柔操(朝の体操/夕べの体操] NPO新体道
- [大地より生まれいずるもの] NPO新体道
- [天地人呼吸法 大妙] NPO新体道
- [青木宏之剣武天真流] クエスト
[編集] 外部リンク
- NPO新体道 日本の公式サイト(大井秀樹主席師範)
- NPO天真会 創始者青木宏之が瞑想法・天真書法・天真流剣術を指導している。
- 新体道・東京西地区新体道連盟 現在国内で唯一定期的に団体で滝行を行っている。(曽根田敦志指導員)