斉藤淳
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斎藤 淳(さいとう・じゅん、1969年5月29日 - )は、日本の政治学者、元衆議院議員。現在、イェール大学政治学科助教授。イェール大学Ph.D。
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[編集] 経歴
- 1988年(昭和63年)山形県立酒田東高等学校卒業、上智大学外国語学部英語学科入学。
- 1991年(平成3年)-1992年(平成4年)カリフォルニア大学サンディエゴ校に交換留学。
- 1993年(平成5年)上智大学外国語学部英語学科卒業。
- 1995年(平成7年)同大学院国際関係論専攻博士前期課程修了。
- この間、IA Prep School 平岡にて講師を務める。
- 1997年(平成9年)カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院政治学研究科入学。
- 1998年(平成10年)イェール大学大学院政治学研究科に転学。
- 2002年(平成14年)10月27日第42回衆議院議員補欠選挙(山形県第4区・民主党公認・51437票獲得)初当選。
- 候補者として高速道路無料化や農業者戸別所得補償制度の導入を主張。当選後、衆議院農林水産委員会に所属。
- 2003年(平成15年)11月9日第43回衆議院議員総選挙(山形県第3区・民主党公認・84946票獲得)落選。
- 2006年(平成18年)イェール大学大学院政治学研究科博士課程修了。Ph D取得。
- 2006年(平成18年)ウェスリアン大学客員助教授。
- 2007年(平成19年)フランクリン&マーシャルカレッジ助教授。
- 2008年(平成20年)イェール大学政治学科助教授。
[編集] 主張
『自民党長期政権の政治経済学』において斎藤は、戦後自民党政治を「逆説明責任体制」として特徴付けた。利益を獲得するための支持者集団相互間の競争が激しく、その支持集団は、いかに候補者の集票に力を持っているかについての「説明責任」を政権党に対して果たすことを求められたが、これを逆説明責任とする。
我田引鉄という言葉があるように(鉄道と政治参照)、新幹線・高速道路・空港などの経済インフラストラクチャーの選挙区への招致成功によって、自民党議員は効果的に集票活動を行うことができると考えられてきた。しかし斎藤は、実際に新幹線や高速道路などの交通インフラが供用されると、自民党の得票力が減退すると主張した。反対に、一貫して自民党得票率の高い地域では、交通インフラが未整備の地域が多いという相関関係があることを示した。また得票力の衰えだけでなく、1993年の自民党分裂に際して、自民党を離党した議員は新幹線や高速道路などの交通インフラ整備済地域選出の者が多いなど、一連の政界再編の動きとインフラ整備が相関関係を持つことを示した。
これは、新幹線など社会インフラは、完成後は公共財として投票行動や自民党議員への支援と関係なく誰でも利用できるからである。反対に、土地改良事業利権・ダム建設(土地改良事業の一つである農林水産省直轄ダム含み、業者の選定に影響力を及ぼすことができる)・減反政策などでは、単年度毎に補助金等分配金に裁量を発揮することが可能なため、(新幹線延長と異なり)自民党の集票を実現するものだと主張した。
[編集] 著作
[編集] 単著
- 『自民党長期政権の政治経済学――利益誘導政治の自己矛盾』(勁草書房, 2010年)(同著により第54回日経・経済図書文化賞を受賞)
[編集] 共著
[編集] 翻訳
[編集] 共訳
- (マーク・ラムザイヤー,フランシス・マコール・ローゼンブルース)『日本政治と合理的選択 -- 寡頭政治の制度的ダイナミクス1868‐1932』(河野勝監訳,永山博之,青木一益と共訳,勁草書房,2006年)
[編集] 関連項目
[編集] 参考資料
[編集] 外部リンク
- JUN SAITO (公式ページ)
- 斉藤淳 (junsaito0529) - Twitter
- SYNODOS JOURNAL 斉藤淳 比較政治経済学