斉藤始

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斉藤始(さいとう はじめ)は、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』及び『宇宙戦艦ヤマト2』の登場人物。演じた声優ささきいさお。実写映画版『SPACE BATTLESHIP ヤマト』での俳優は池内博之。名前は、新撰組斎藤一に由来する。

概要[編集]

『さらば』では、地球防衛軍第12太陽系外周空母機動部隊所属空間騎兵隊第1機甲師団中隊長として、『ヤマト2』では第11番惑星基地の守備隊長として登場する。テレザート星上陸作戦やデスラー艦での白兵戦、都市帝国突入で獅子奮迅の活躍をした。

柔道空手レスリングその他あわせて23段の武道の達人。粗野で言葉の荒い大食いのバンカラ男だが、気風が良く、部下の信頼も厚い。

『ヤマト2』では、武将然とした雰囲気に加えて三枚目なキャラが強調され、佐渡酒造と豪快に酒を飲みあうなどのコメディタッチのシーンで重宝された(カットされたシーンでは、無重力状態で森雪に抱きつこうとして、雪に投げ飛ばされるシーンがある)。

なお、彼の苗字は「藤」が正しい表記であるが、ゲーム版のみ「藤」の表記になっている[1]

さらば宇宙戦艦ヤマト[編集]

乗船時は佐渡酒造がスカウトしたと言っていたが、実際はヤマトの行動を見守っていた藤堂平九郎の命令で、部下30名を率いてヤマトに乗艦した。最期は都市帝国の動力炉に真田志郎とともに残り、動力炉に爆弾をセットする真田を援護し、全身に銃弾を浴びいわゆる弁慶の立往生のまま壮絶な戦死を遂げた。

宇宙戦艦ヤマト2[編集]

第11番惑星基地が、コズモダード・ナスカ提督率いる白色彗星帝国前衛艦隊に奇襲攻撃を受け、部下の大半を失ったところをヤマトに救出され乗り込むことになる。初めて戦いに敗れたという屈折した心理や軍種の違いからくるギャップにより空間騎兵とヤマトクルーの間にはトラブルが耐えなかったが、戦いの中で次第に打ち解ける。

バルゼー艦隊との決戦前に、第11番惑星の探査命令を発令[2]した古代進に対して男気を感じていた。要塞都市突入の際、動力炉爆破のために1人で残る際、年下の古代のことを兄貴のように思っていたと告げる[3]までになっていた。

最期は、片手で機関銃を撃ちながら起爆装置を動力炉にセットし、自ら起爆スイッチを入れて爆破させた。

SPACE BATTLESHIP ヤマト[編集]

イスカンダルへの航海に空間騎兵隊員として搭乗。艦内では白兵戦担当兼MPとして部下と共に活動していた。「きっつぃよなぁ」が口癖で当初古代とは別段仲がよかったわけではなく、ガミラス兵に乗り移られた際に麻酔銃[4]で気絶させられ、その後に打ち解けた。

ブラックタイガー隊員や部下と共にガミラス強行着陸を行い、航海の目的である放射能除去装置を手に入れるも部下は全滅、最後は敵中枢を爆破しようとする真田に単身同行して事実上特攻し、『さらば』とほぼ同様の壮絶な戦死を遂げた。

地球に母を残してきており、出征にあたり母から八幡様のお守りを持たされていた。母から「弾が避けていく」と通信で言われた際は笑い飛ばしていたが、いざ砲台の如くガミラス兵を足止めする段になってはお守りを取り出し弾が当たらぬ様に祈っていた。

脚注[編集]

  1. ^ 「斉藤」と「斎藤」は似ているが厳密には別の苗字である(「渡辺」と「渡邊」のような関係ではない)。
  2. ^ 実際は戦死した斉藤の部下や同僚の慰霊のためであった。
  3. ^ 『さらば』においては、斉藤によるこのような発言は無く、代わりに、斉藤と共に死地に赴く際の真田志郎による「実の弟のように思っていた」旨の台詞がある。これは真田が古代の兄・古代守と親友であったことに端を発した台詞である。
  4. ^ 正確には防衛軍人が携行するコスモガンの威力を調節し麻痺レベルに設定したもの。

外部リンク[編集]